2018年3月31日 公開

【0歳-6歳】年齢別おすすめ絵本の選び方と読み聞かせのポイント

0歳からはじめられる絵本の読み聞かせには、子育てを豊かにするメリットがたくさんあります。さまざまな話を読むことで、子どもの想像力は高まり、親子のコミュニケーションが広がるでしょう。数千冊の絵本を読み聞かせてきた筆者が、年齢別の絵本の選び方と読み聞かせのポイントをご紹介します。

絵本の選び方

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ESB Professional / Shutterstock.com
絵本選びに悩んでいるパパママは多いでしょう。困ったときは、まずロングセラーの中から好みの作者の絵本を選んでみてはいかがでしょうか。自分が子どものときに好きだった絵本を選ぶのもひとつの方法です。
また、絵本選びにはぜひ図書館を活用してください。司書に子どもの年齢や興味を伝えて、おすすめの絵本を推薦してもらうこともできますし、お話し会に親子で参加するのも楽しいですよ。

年齢が上がるにしたがって、子どもの興味に合わせた作品を選ぶこともポイントです。そのため、子どもの『好き』をしっかり把握してあげてください。自分で意見を言えるくらいの年齢になったら「どんな絵本がいい?」と聞いてあげることも大切です。

また、絵本に表示されている対象年齢は参考にはなりますが、絶対ではありません。対象年齢にこだわり過ぎずに、子どもが面白いと感じる本を読んであげてください。

【0歳】おすすめの絵本

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本) | 林 明子 |本 | 通販 | Amazon (91270)

タイトル:おつきさま こんばんは
著者:林 明子(作)
出版社:福音館書店
筆者は、0歳の読み聞かせにはロングセラーの中から、我が子に読んであげたいと感じた本を選ぶのをおすすめしています。長く読み継がれている赤ちゃん絵本は、シンプルで優しい気持ちになれるものが多いです。「おつきさまこんばんは」のような夜の絵本を寝る前の習慣にすれば、後々の生活リズムを作るのにも役立ちますよ。
ロングセラーだけではなく、何か新しい絵本を読んであげたいというパパママもいますよね。そういう方に手に取ってもらいたいのが、東京大学あかちゃんラボが制作した「あかちゃんが選んだあかちゃんのための絵本」シリーズです。同ラボで行なった、世界初の赤ちゃんの好みを知る実験を元に作られた絵本です。Chiik!の記事では、絵本の内容や実験の様子を紹介しています。
その他、0歳児にぴったりな絵本として、こちらの記事の中で紹介しているものもぜひ参考にしてくださいね。

【1歳】おすすめの絵本

言葉を話しはじめた1歳児にオススメなのが、同じ言葉の繰り返しが多い絵本です。子どもは繰り返しが大好きなので、子どもが満足するまで付き合ってあげましょう。子どもが声に出したくなる言葉を繰り返す絵本は、『親子で一緒に声に出して読みたい!繰り返す言葉が楽しい絵本4選』をチェックしてくださいね。
ファースト絵本にも適している「だるまさんシリーズ」も、言葉が出始めて、感情が豊かになってきた1歳児にオススメです。だるまさんのコミカルなイラストとついつい口に出したくなる言葉は、発話を促してくれるでしょう。
また、1歳児は、見るものすべてに興味を示しはじめる時期でもあります。そんな1歳児の好奇心を満たす絵本もぜひ読み聞かせリストに入れてみてはいかがでしょう?きっと気に入ってくれ、何度も読んでほしいとせがんでくるはずです。

【2~3歳】おすすめの絵本

この頃の子どもは、ちょうどイヤイヤ期真っ盛り。イヤイヤ期は、どうしても「あれダメ、これダメ」と言ってしまうことが多くなる時期です。パパママが怒ってばかりでは、子どものイヤイヤもパワーアップするばかり……。そこで、絵本の読み聞かせで穏やかな気持ちでしつけをしてみましょう。

『2歳の子におすすめ!しつけに役立つ絵本4選』では、あいさつやありがとうの大切さを伝えてくれる絵本、歯みがきやトイレトレーニングに役立つ本を紹介しています。
『3歳の子にオススメ!しつけに役立つ絵本4選』では、友達とのコミュニケーションや生活の基本となるお風呂やお片付けについて教えてくれる絵本を紹介しています。
また、2歳3歳は、段々いろいろなものが食べられるようになる年齢ですね。そんな子どもたちにオススメなのが、加古里子さんの「からすのパンやさん」とその続編です。物語の世界だからこその楽しい食べ物が登場します。食わず嫌いだったものにも手が伸びるかもしれませんよ。

【4~5歳】おすすめの絵本

小学校入学前に数や図形、生き物の名前などを覚えてほしいという方には、自然と知育につながる絵本がオススメです。人気シリーズの「100かいだてのいえ」は、楽しみながら1~100までの数や地上、地下、海の生き物について知ることができます。

「100かいだてのいえ」シリーズについては、『知育の宝庫!「100かいだてのいえ」で数や図形、動物に慣れ親しもう』で確認してくださいね。

【6歳以上】おすすめの絵本

どんどん知識も増えて会話も豊かになる6歳児。絵本では少々物足りない、と感じてしまうこともあるかもしれませんね。そんな場合は、「おしりたんてい」シリーズを読み聞かせてみてはいかがでしょうか?主人公の顔の形がおしりのおしりたんていと助手のブラウンと一緒に、迷路や暗号を解きながら事件を解決していきます。絵をしっかり見ていないと大人でもわからない謎解きも……。もちろん、謎解きだけではなくストーリーも魅力的です。

「おしりたんてい」シリーズには幼年童話もあるので、絵本から幼年童話への移行もサポートしてくれます。
また、『6歳児におすすめ!発想を広げる冒険絵本5選』では、想像力豊かな6歳児の冒険心を刺激する、ハラハラドキドキな絵本を紹介しています。絵本の中の不思議な世界に、きっと子どもは夢中になることでしょう。

絵本を読み聞かせる際のポイント

パパママと子どもにとって、絵本の読み聞かせが楽しい時間であることが大切です。大げさな演技をして読むことはありません。穏やかな気持ちで、文章のリズムを感じながら読んでみましょう。

まだ小さい子どもだと、ときには本を投げたり破ったりしてしまうことがあるかもしれません。そのときは怒らないで「絵本も大好きなおもちゃのように大切にしてね」と伝えましょう。

読み聞かせを笑顔あふれる素敵な時間にすることで、子どもが本を好きになる可能性が高くなります。記事の中で紹介した絵本の選び方を参考に、親子ともに楽しい絵本タイムを過ごしてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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LOA LOA  カナダ在住のフリーライター。Web媒体で子育てや語学学習についての記事を多数執筆。8歳の息子が0歳のときからはじめた絵本の読み聞かせは、今では私たちの生活になくてはならないものになっています。これまでに息子と読んだ絵本や児童書は、日本語、英語、フランス語を合わせて数千冊。息子が笑顔になる絵本を見つけるのが喜びです。