2020年06月30日 公開

学習・知育・アート感覚を伸ばす工作12選!雨の日や室内遊びに最適

雨の日や暑すぎる日など外遊びができないときは、工作の出番です!今回は特別な材料不要の簡単便利なものや学習・知育に役立つ工作など、おすすめの工作12選をご紹介します。お天気が悪い日でもおうちで存分に楽しめるようにどんな工作があるかぜひチェックしてみてくださいね。

雨の日や暑すぎる日など外遊びができないときは、工作の出番です!今回は特別な材料不要の簡単便利なものや学習・知育に役立つ工作など、おすすめの工作12選をご紹介します。お天気が悪い日でもおうちで存分に楽しめるようにどんな工作があるかぜひチェックしてみてくださいね。

雨の日あるある!「子どもがテレビ漬けになりがち…」と悩むパパママ

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買い出し不要!廃材&紙コップで作れる工作

雨の日の過ごし方として、工作はとても優秀です。「作る」から「遊ぶ」までがひとつの流れになっているので、作り始めてしまえば後はスムーズ。といっても雨の日は、その材料を買いに行くのが面倒ですよね……。

でも、大丈夫!ゴミになる前の廃材(空き箱や牛乳パックや雑誌など)、または紙コップやビニール袋などの家にあるもので、気軽にササっと工作ができちゃいますよ。

おすすめの工作記事3選

同じ紙コップの工作でも、
・繰り返し遊びが好きな年齢なら「もこもこおばけ」
・ただの工作だけじゃ物足りない年齢なら「動く紙コップのおもちゃ」

というふうに、発達や興味に合わせて工作内容を選ぶと良いですね。

他にも「今週のテーマは紙コップ!」と決めて紙コップ工作を極めたり、牛乳パックで作れるおもちゃを作って&遊んで&比較して、どれが一番好きだったかを家族で話し合うのも楽しいと思います。

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廃材工作は凝ったものを作ることも、即席のおもちゃを作ることにも長けています。たとえば、廃材を使った「パズル」を作るとして、

・自分でペイントしてから本格的なパズルを作る方法
・空き箱の絵柄を利用して、今すぐ遊べるパズルを作る方法

など、目的別に作って楽しめますよ!

廃材工作おすすめ記事2選

アートや色彩感覚を磨こう!

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色を「意識して」工作を作ると、なんとなく色を選んで作るよりも色彩感覚を磨けます。

たとえば、虹色に塗ってみると決めます。虹色に塗るためには、何色を使うかな?どんな順番で塗ると虹色に見えるかな?などを「意識する」という方法です。

またここで紹介する手作りおもちゃは、色を選ぶだけでなく、

・スピナーでその色を混ぜる(回すと混ざったように見える)
→何色になるか?を予想してから回してみる

・同じ格子編みバッグを作るにしても、選ぶ色で印象がずいぶん変わる
→寒色系・暖色系、ビビッドカラー、パステルカラーなどで変えてみる

など、色やその関係性を「意識する」ことで気づく発見があります。

色彩感覚が磨ける工作記事3選

色以外にも「素材を意識する」ことで、子どもの世界が広がります。つまり「使う素材で作品の見え方・感じ方が変わる」ということを発見するのです。

折り紙で作るのか、フェルトで作るのか、色鉛筆で塗るのか絵の具で塗るのか?

「同じ色なのに素材の違いで感じ方が違う」というのは、大人にとっては当たり前でも、子どもにとってはまだ未知の世界。

新しいアート感覚の発掘につながりますよ!

学習・知育系工作で遊んで学ぼう!

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理科的な知識、算数・数の意味や必要性などは、子どもにとって理論で説明されても??となりやすいもの。つまらない、面白くないと感じてしまったら、なかなか頭に入っていきませんよね。

「あれ!?」「なんで?」「へぇ」「そうなんだ!」「おもしろい!」と、疑問→発見の流れで好奇心の種は、子どもの学習への興味の芽となって、芽吹きます。

空気の不思議、磁石の働き、虫の生態、季節やカレンダーを使った生活など、家庭学習や知育として役立てられる工作をご紹介します。

工作の前後に図鑑や学習教材を使って、その分野の知識を合わせて学習しておくと、さらに深く学べるでしょう。

知的好奇心を育む工作記事4選

現代っ子には、空気や磁石などを利用した電気を使わないおもちゃが、逆に新鮮に感じるかもしれませんね。

工作の工夫として、
・磁石の追いかけっこ工作「警察と泥棒」を「サメと魚」「2台の車」などに変えてみる
・動くイモムシの工作を「葉っぱとイモムシ」から、「雲と龍」などに変えて作る

なども、オリジナリティが出て良いですね。

また、万年カレンダーは一度作ってしまえば、毎日使えます。段ボールの代わりにホワイトボードやコルクボードを利用したりと、使う素材にこだわってインテリアになじませるのもオススメです。

思い立ったら吉日!さっそく作ってみよう。

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wavebreakmedia / Shutterstock.com

工作は「面白そう!」と思ったときが作りどき。「また今度ね」では、お子さんの興味が薄れてしまったり面倒くさくなったりしてしまうかもしれません。

雨の日の工作用に廃材を少しストックしておいたり、今度雨が降ったらこれを作ってみようと普段から準備しておくとスムーズに始められます。

また、工作の本を、1冊リビングに置いておくのも良いアイデア。次はどんな工作を作りたいかな?と親子で本をめくってリストアップしておくと、雨の日の楽しみが増えますね。

コミュニケーションを図りながら、工作を生活に取り入れてみてくださいね。

おすすめ工作ブックをピックアップ!

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa