英国で暮らし始めて5年。 異文化に囲まれる毎日で感じているのは、乳幼児・学童期に受けた英語教育や、世界で通用する生活習慣の大切さです。「海外で働いて今思う」シリーズ、今回の記事では筆者の実体験を元に、3〜10歳のお子さんにオススメしたい英語教育をご紹介していきます。
「ことば」としての英語を身に付けよう
もう1つは「ことば」としての英語です。 日々の生活に溶け込んだ英語は、実際に使わない限り、中々身につけることはできません。日本にいながらこの英語力を磨くには、英語が「科目」になる前、幼稚園から小学校中学年くらいまでが決め手なのではと思います。
今回は筆者の子どもの頃に受けた英語教育から、海外生活で「ためになった!」4つの方法をご紹介します。筆者がこの教育を主に受けた年齢を参考までに見出しに記しましたが、特に何歳からでなければはじめられないというものはありません。ぜひ思い立ったときに気軽に取り組んでみてくださいね。
①ビデオは英語or字幕で!(3・4歳〜)
英語を身近にするのにぴったり!
現在は通販やオンデマンドで手軽に英語の映像作品が手に入りますし、英語圏のDVD・Blu-rayは日本のものより安価です。毎日の生活に取り入れやすいという意味でも、ぜひ試していただきたいアイデアです。
②フォニックスは早期習得が鍵(6・7歳〜)
口真似からでも効果は絶大
筆者が英国人に言われることのトップ2は「日本人の発音じゃないね」と「英語がうまいね」です。帰国子女ではないので決して流暢ではありませんが、それでも褒めてもらえるのは、このフォニックス訓練があったからだと思います。英語への不安感が1つ減るだけでも、大きな自信につながっています。
フォニックスは筋トレ!
③ネイティブの方と遊ぶ(5歳〜)
英語で遊ぶ、英語で伝える
ネイティブの方とのコミュニケーションでは、本場の英語に慣れることができるのはもちろん、 自分の意見や感情を英語で伝える機会を作ることができます。また、ゲームを通して英語に接していたので、他のならいごとより楽しみにしていた思い出があります。海外で暮らし始めた当初、「あの頃出来ていたのだから大人になってもできるはず」と、自分を奮い立たせていた大切な思い出です。
信頼の置ける方を探しましょう

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④ナーサリーライムで遊ぶ(3歳〜)
Barney I Love You Song – YouTube
能動的に英語で遊ぶ
一方、通常のビデオ鑑賞と異なるのは、一緒に歌って一緒に踊るという要素が加わること。また、歌詞の自由度が高いのも特徴です。先の「Hickory Dickory Dock」は時間を変えることでゲームのようにもなりますし、ネズミを別の動物に変えていくバージョンもあります。今は有料・無料を問わず子ども向けの動画サービスが豊富にありますので、お子さんの興味に合った歌を見つけて、一緒に遊んであげましょう。
Hickory Dickory Dock | Super Simple Songs – YouTube
テンポが良くて覚えやすいイギリスのナーサリーライムを歌おう! – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –

「毎日少しずつ」が大きな成果に
遊んだり、真似をしたり、一生懸命話してみたり……毎日少しずつ、さまざまな形で英語に触れることで、日本にいながら「ことば」としての英語が身に付いていきます。バランスの良い英語力を伸ばすために、1つからでも試してみてください。
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