2019年1月22日 公開

小学校受験を検討しはじめたらまずどうする?「『お受験』はじめました!」Vol.36

新年度を迎えるにあたり、「小学校受験」という言葉が頭に浮かんできているパパママもいるかもしれませんね。本連載「『お受験』はじめました!」を振り返りながら、受験を検討しはじめたらまず何をするべきかをまとめました。

お子さまは今、何歳ですか?

なんとなく気になる「小学校受験」―。

お受験が頭に浮かんだら、とりあえず何からはじめたら良いでしょう?

まず子どもの現在の年齢からできることを考えていきます。

年少・年中であれば、基本的な生活態度から整えて行くと良いでしょう。年長であれば塾に行くか行かないかを考えないと対策が間に合わなくなります。

年長の場合は受験まで1年を切っていることをお忘れなく。小学校の多くが秋に試験を実施します。わが家は年長の春から受験対策をはじめたのでおよそ半年強の道のりでしたが、非常に短い方だったようです。さらに塾に行ってなかったので情報がなく苦労した点も多かったです。

なぜ小学校を受験させたいのかを考える

子どもの教育を考えた上で。学校選びというのは当然ながら重要なポイントになります。子どもにとって多くの時間を過ごす場所であり、勉強だけではなく友人関係や社会のルールなども学ぶ場所です。

受験をすることが目的ではなく、受験はわが子が6年間通う学校を選ぶためのひとつの手段。受験で入れる小学校や地元の小学校を含めて、わが子にとって本当にいい場所を見つけてあげられるといいですね。

まずは情報収集!

1:子どもを通わせたい学校は?私立小学校を調べる

受験をして入学する「私立小学校」。ひとことで私立小学校といえども千差万別です。男女共学・別学、宗教の有無、教育の特色等それぞれ異なります。

まずはどんな学校があるのかを情報として把握すると良いでしょう。

東京都の場合は、東京都私学財団のWEBサイトで都内の私立小学校を一覧で見ることができます。それぞれの学校がどんな子どもを求めているのか、試験はどのような形式でいつごろ行われるのかも掲載されているので、気になる学校があればチェックしてみてください。
どんな小学校に入れたいか、志望校を選ぶポイントなどをまとめたこちらの記事もぜひ参考として読んでみてください。

2:国立小学校を調べる

教育内容や費用の安さから非常に人気の高い国立小学校ですが、居住地域によって受験できる学校が制限されることを知らない人が案外多いです。たとえば東京都内には6校の国立小学校がありますが、それぞれ受験可能な居住地域が異なります。

ちなみに都内在住で全部の国立小学校を受けられる人はいません。

また、各校の教育内容がWEBサイトで公開されています。公開されている内容は研究結果としてのレポートになっているので非常に読み応えがあります。

私立小学校のWEBサイトに出ている教育内容に比べて厚みのある報告となっているので、時間をかけて読んでみると小学校教育に関する勉強になるはずです。

こちらの記事にも詳しく書きました。

3:塾の説明会があれば参加してみる

入塾する・しないは関係なく、塾の説明会に参加してみることをおすすめします。

わが家は結果として入塾はしなかったのですが(というより満席で入塾できなかった……)、現在の小学校受験の概要を知ることができ大変有意義でした。

いくつかの塾の説明会に伺うことで、自宅でどのように対策するかを決めるきっかけにもなりました。

受験に向けて、いざ行動!

1:学校説明会などのイベントに足を運んで見る

たとえばまだ子どもが年少であったとしても、お受験を検討しているなら説明会や学校イベントには参加してみてください。

学校のWEBサイトを見ていると春頃から学校説明会の告知が出されます。気になる学校があればどんどん参加してみると良いと思います。

説明会に参加すると名前を書かされて回収されることも多々あったのですが、学校側では来校する回数をカウントしているようでした。実際に面接でもどのくらい学校に足を運んでいたのか確認する質問も受け、熱意を図るバロメーターにしていると感じました。

また、学校説明会で話される内容やスライドは公式の情報ですべて正しいものです。ネット上にゆきかう情報はあくまでもその人の感想であり、正確かどうかの担保はありません。在校生の親が学校のことを話してくれるイベントを用意するなど、受験希望者に向けてさまざまな取り組みをしている学校もあります。

受験する・しないは後で決めるとして、学校説明会や運動会・学芸会などの公開行事への参加は逃さないようにしましょう。

説明会の時に注意することなど以下の記事も参考にしてください。

2:参加方法をチェックする

説明会や公開行事などのイベントの見学には、事前申し込みが必要な学校もあります。その場合、WEBでの申し込みになることがほとんどですが、人気校の場合は一瞬で満席になってしまいます。

事前に情報をしっかりチェックして「気づいたときには終わっていた」という状況にならないようにしましょう。

3:模試を受ける

塾主催の模試は塾生でなくても受けられることが多いです。できれば母集団を変えて、さまざまな角度でわが子の実力を図るべく複数の模試を受けてみると良いと思います。冷静に現状を判断する材料になります。

模試を受けるときのポイントなどは以下の記事も参考にしてください。

ノートを用意する

via photo by author

わからないことだらけの小学校受験。WEBで集めた情報も、説明会やイベント、塾などで聞いた話も、どれもお受験を目指す親子にとって大切な内容であるはず。そんな情報をまとめておくためのノートを用意してください。

ママミーヤはB6サイズのリングノートを用意して、学校説明会で校長先生がお話されたことや公開行事での学校全体の印象など細かくメモを取りました。そして、いつでも持ち歩いてました。まとめた情報を電車の中など移動中も読み返すためです。

後日、このメモが願書で志望動機などを書くときなどに非常に役立ちます。情報が分散しないようにできるだけ1冊のノートにまとめて書くようにすると、振り返るときに役立ちます。

ママミーヤは約半年で計4冊のノートを書きあげました。

その「めんどくさい」が子どもを合格から遠ざける

小学校受験は親の受験とも言われています。学校説明会や公開行事、塾や模試の送り迎えなど親の出番がとても多いです。

また、子どもは情報をチェックできないので必要な情報は親がチェックをする必要があります。正直、公開行事への申込みのときなどパソコンの前に張り付いて何度もトライしたり、その日時のチェックなども非常に面倒でした。

しかし、合格して入学したあとも学校に伺う機会が非常に多いのが私立・国立の小学校です。子どものための手続き関係を「面倒くさい」と感じる人は向いていないかもしれません。

ひとまず、小学校受験が気になったら情報収集に動いてください。学校の公式WEBサイトや学校説明会で出される情報は間違いなく信頼できる情報です。どんな学校があるのかを知り、わが子が小学生になったときにどんな環境で学ばせたいかのイメージを固めていってください。

合格までの道のりをどうやって描いていくか、どんな関門があるか、本連載でもたびたび書いています。最初から読むのもいい勉強にきっとなるはずです……(笑)

次回もお楽しみに!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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ママミーヤ ママミーヤ  フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!