2017年6月28日 公開

まるわかり!モンテッソーリ教育に強くなる【人気記事まとめ】

これまでChiik!でさまざまな角度から紹介してきたモンテッソーリ教育。人気記事をピックアップしてまとめました。これでモンテッソーリ教育の概要やおうちでの取り入れ方がまるわかり!内容を詳しく知りたい場合は過去の各記事へどうぞ!

そもそもモンテッソーリ教育とは?

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Oksana Kuzmina / Shutterstock.com
世界中に広く知れ渡っているモンテッソーリ教育(メソッド)。幼児教育や知育に関心を持つと、必ずといっていいほど、どこかで出会う有名な教育法です。

モンテッソーリ教育では、子どもが生まれ持つ「成長する力」を信じて、のびのびと活動することを援助します。親や先生が子どもたちに対して何かを教え込むわけではありません。あくまで遊びの中で発達を促す点が、国や世代を超えて受け入れられている理由かもしれませんね。

モンテッソーリ教育のはじまりは、創設者のマリア・モンテッソーリがイタリアの精神科医として働く中で、知的障害のある子どもたちと関わりを持ったことにあります。

「手先の運動が、子どもたちの知能レベルの向上に良いのではないか?」

そう考えたモンテッソーリは、積極的に指先を使った取り組みを導入し、独自の教育法を展開していったのです。

モンテッソーリの教育方法について

モンテッソーリは、子どもたちに身に付けていってほしい事柄を、次の5つの分野にわけて整理しました。

1.日常生活の練習
2.感覚教育
3.言語教育
4.算数教育
5.文化教育

親の視点で考えても、どれも幼児期に大切な分野ではないでしょうか。

モンテッソーリ教育では、この5分野のもと、子どもの自立心を大切にし、自発的に考える力を養っていくために、オリジナルのカリキュラムや教具が用意しています。

魅力あふれる教具のかずかず

モンテッソーリ教育の柱となるのが「教具」。

上に紹介した5分野の教育に合わせて考案された教具には、次のような特徴があります。

・手先の動きを活発にするもの
・思考力をつけるもの
・日常生活に役立つもの
・五感に働きかけるもの  など

教具と言うと堅苦しいですが、これらを使って勉強するというよりも、子どもたちの興味に合わせて自由に遊べるおもちゃと考えてください。遊びながらも、形や数の概念を身に付けたり、音や手触りで感覚を磨くことができる、そんなことを目的としています。

モンテッソーリの教具は、モンテッソーリ幼稚園や保育園でなくても、多くの一般的な園で取り入れられています。もしかしたら、子どもたちも知らず知らずのうちにモンテッソーリのエッセンスに触れているかもしれませんね。

教具は一般家庭でも購入が可能ですし、アレンジをしてママが手作りすることもできますよ。

モンテッソーリが大事にしたのは「本物志向」

モンテッソーリは、子どもの時期から本物へ触れることの大切さを説いています。
例えば子どもが「料理をやってみたい」と言った時のモンテッソーリ流対応は……

「子どもがせっかく興味を持ったのだから、本物の包丁で本物のにんじんを切らせてあげよう!」

となります。

もちろん、大人の十分なサポートがあってこそ成立するものです。楽しさや面白さだけではなく、リアルな日常生活が持つ危険性まで学ぶのがモンテッソーリ流ということです。

その証拠に、モンテッソーリ教育の園の多くは、陶器の食器を使っています。手触りや重さを知り、落としたりぶつけたりすれば割れることもある。そういうことを実生活の中で体験し、知識として身に付けていくことが大切なのですね。

もっとモンテッソーリ教育を知りたい人のための書籍

モンテッソーリ教育について興味がわいてきたら、書籍からも学んでみてはいかがでしょうか。

とはいえ、関連本が山のようにあり、どれを選んでよいか迷ってしまいますよね。教職者が読むような詳しい専門書もありますが、まずははじめて子育てをする親を対象にしたわかりやすい書籍から読むのがよいでしょう。おすすめを厳選した以下の記事を参考にしてください。

実際におうちで始めてみよう!

モンテッソーリ教育は、幼稚園や保育園でしか受けられないものではありません。エッセンスを家庭での子育てに取り入れることも、案外簡単なのです!

「敏感期」を逃さず、おうちでできる実践例

モンテッソーリは、子どもの興味は本人なりの適切な時期にやってくると考えました。
これを「敏感期」と呼びます。

例えば、
・運動発達の敏感期
・感覚の敏感期
・話しことばの敏感期
・秩序の敏感期
・小さい物への敏感期

などがあり、どれも1歳~3歳までの間に該当します。

例えば1歳の子どもが、階段の昇り降りに興味深々で、ずっと繰り返して遊んでいるというシーンを見たり聞いたりした経験はありませんか? これは、この1歳児に訪れた「運動発達の敏感期」であり、この時期にさまざまな動きを繰り返すことで身体の機能を発達させていきます。

1歳から3歳というと、子どもはおうちで過ごす時間も多いですよね。ぜひ育児に積極的にモンテッソーリ教育を取り入れ、子どもたちの能力を伸ばしてあげるお手伝いをしてあげてください。

自立した子どもを育てるために

あなたはどうしてモンテッソーリ教育が気になるのでしょうか?

・魅力的な教具をたくさん揃えたモンテッソーリ園で子どもを育てたい
・伝統ある教育法で、子どもの持つ能力を伸ばしたい
・遊びの中にうまく学びを取り入れていきたい

いろんな理由があるかもしれませんね。

モンテッソーリ教育の大きな目的は、自立的な子を育てることです。
言葉、物の大きさや色、生活習慣……人間として成長していくうえで欠かせないそれらの事柄を感覚として身に付け、自ら考えていく力を養っていくことです。

専門の園に通うのもひとつの方法ですし、家庭の子育てで実践してみるのもOK。エッセンスを理解して、それぞれの生活スタイルにあった形で取り入れていけるといいですね。

ぜひ、Chiik!で紹介した記事を参考にしてみてください!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

山葵菜コウ 山葵菜コウ  関西在住の1男1女年子の母。教育や学び、子育てにアンテナがぴーん!大学は初等教育・教育学を専攻。身につけた知識や思想を子育てに活かせるように日々奮闘しています。