2018年12月08日 公開

年越しの準備は何をする?年末年始の過ごし方を紹介

年末年始は何かと慌ただしく過ぎます。それでも気持ちよく新年を迎えるために、年越しの準備はしっかり整えたいもの。今回は子どもに伝えたい年越し準備や、年末年始の過ごし方を紹介します。簡単な作業は子どもにも手伝ってもらい、一緒に年越し準備を進めましょう。

年末年始は何かと慌ただしく過ぎます。それでも気持ちよく新年を迎えるために、年越しの準備はしっかり整えたいもの。今回は子どもに伝えたい年越し準備や、年末年始の過ごし方を紹介します。簡単な作業は子どもにも手伝ってもらい、一緒に年越し準備を進めましょう。

大掃除は28日までに済ませる

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年越し準備といえば、大掃除です。大掃除は12月13日からはじめ、28日までに終わらせる慣わしとなっています。昔からの風習を大切にする意味でも、年末のバタバタを避ける意味でも、早めに取り掛かるようにしましょう。

大掃除には新年を気持ちよく迎えるためのお清めの意味があります。普段は手入れしない場所の掃除は、子どもにとっては意外とおもしろいもの。衛生感覚や自立心を育てるためにも、大掃除はぜひ子どもと一緒に取り組んでみてください。

正月飾りの意味を伝えよう

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年越し準備では正月飾りも欠かせません。正月飾りにはそれぞれ、新しい年に幸せを運ぶ年神様を迎え入れる意味があります。昔のように大きなものは飾れなくても構いません。今では数百円程度で購入できる正月飾りもあるため、子どもに意味を教えながら準備を進めましょう。

①門松……年神様が家を探すときの目印として置きます。
②しめ飾り……年神様を受け入れるために清められた場所という印です。
③鏡餅……神様に奉げるものです。新年に家にやってきた神様の居場所になります。

大晦日の過ごし方は?

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年越し準備を整えたらいよいよ大晦日がやってきます。大晦日には親戚の集まりなどがありますが、小さな子どもがいる場合は子どもの生活リズムを優先しましょう。無理に夜更かしをさせず、規則正しい生活で元気に新年の朝を迎えられることが大切です。

また、新年への祈りや無病息災の意味を込めた年越しそばですが、お子さまによってはアレルギーの心配があります。安全のためにも、1歳未満のうちは避けたほうが無難。家族で1年を振り返る時間を楽しむことを重視します。

元旦はおせち料理にお年玉!

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日本のお正月といえば、やっぱりおせち料理です。昔とは違い、手作りにこだわらなくても気軽に豪華なおせちを購入できるようになりました。数の子には「子孫繁栄」、黒豆には「健康」など一つひとつの料理に願いが込められています。子どもの好物は多くありませんが、日本の文化として一緒に楽しみましょう。

また、元旦には子どもが楽しみにしているお年玉もあります。「まずは新年の挨拶」「必ず両手で受け取る」など、お年玉のマナーについても話し合っておくと良いかもしれません。お礼をしっかり伝え、子どもらしく元気にもらえるといいですね。

年越し準備を整えて気持ちのいい新年を

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あっという間に過ぎる年末年始ですが、季節の過ごし方や文化を子どもに教えるのにはとてもいい機会です。年越しの準備は、ぜひ子どもと楽しみながら計画的に進めましょう。

なお小さな子どもがいる家庭では、病院や薬のチェックも忘れてはいけません。年末年始は休診になるため、普段から飲む薬の量や休日当番医について確認が必要です。年越し準備と合わせて用意し、心穏やかな新年を迎えてください。

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この記事のライター