夏の風物詩「朝顔(アサガオ)」。水やりや観察日記だけではなく、もっと意図的にアサガオで遊んでみませんか?色水遊びや押し花、リース作りなど、子どものドキドキ・ワクワクが広がる、アサガオの4つの楽しみ方をご紹介します。自由研究にもおすすめの題材ですよ!
「アサガオ」との関わりは知育にうってつけ!
暑い夏、毎日のようにカラフルで大きな花を見せてくれる「アサガオ」。種から育てると、成長過程を観察できたり、毎日の水やりを通して植物の命を感じたりと、子どもが自然に触れ合う貴重なきっかけとなります。
今回は、さらにもう1歩踏み込んで、「咲いたアサガオを使ってどう遊ぶ?」がテーマです!遊びが入り口だと、わが家の男の子兄弟たちも大喜び!楽しみながらもアサガオの不思議に迫ることができました。
*観察と栽培のポイントは、下記の記事をご覧ください!特に、最後の種をプレゼントするという項目が筆者は好きで、昨年、息子たちは大事に育てたアサガオの種を敬老の日、祖父母にプレゼントしました。
あさがお観察で子どもの考える力を伸ばす!栽培のポイントは?
咲いたお花で色水遊びをしよう!
作り方
できた色水は、光にかざしてみたり、ジュース屋さんごっこをしたり、お絵描きや布&紙染めなど、いろいろ試してみてくださいね!
色素が薄いのか、絵も布もあまりはっきりした表現にはなりませんでしたが、作った水で遊ぶ工程が子どもたちは面白かったようです。
咲いたアサガオを【押し花】で思い出に残そう!
作り方
1:切り取ったアサガオを、和紙などに挟みます。
2:その和紙をクリアファイルに入れて、上から固いものでこすります(力を入れすぎるとつぶれてしまうので、トントンと上から叩くようなイメージで!) 。
3:クリアファイルから出して和紙を開いたら……、アサガオの色と模様を形どった作品の完成です!
よく乾かして、しおりにしたり、絵葉書にしたりと、活用できたらいいですね!これに手描きで葉っぱを加えるだけでも、とても本格的な仕上がりになりましたよ。
アサガオは何時に咲く?早起きして観察日記をつけよう
アサガオは、日没時刻の8~10時間後に咲くといわれています。7月だと朝5時ごろ、8月だと朝4時45分ごろでしょうか。3~4時に起きると、アサガオが開く様子を観察できますよ。
朝4時に起きるなんて…!!と、普段なら思うのですが、夏休みは時間に余裕があるので、試してみたわが家。「明日は特別に早起きするよ!」というと、旅行前のような興奮に包まれて眠りについた息子たちでした。
アサガオの観察日記
朝4時30分に起床した息子たち。お花が咲くまで1時間もじっと見ていられないため、とりあえず現状を確認したら、お散歩に出掛けます。いつもの道を歩きながら、アサガオを探して歩きました。
他所のお庭や道端で、だんだん開きはじめるアサガオの姿には感動!家に帰ると、先ほどよりも開いたお花を確認できました。
そこから、実験をしたくなった息子たち。以下の方法を試してみました。
・翌日咲きそうなつぼみをアルミホイルでくるんで光をシャットアウト
・一晩中、家の中に置く
・逆に何時にしぼむのかをクイズのように毎日当てっこする
アサガオのバイオリズムに興味を持ってくれ、楽しみながら、観察できました。お花が次々に咲くので、実験のしがいもありますね!
アサガオのツルで【クリスマスリース】を作ろう!
こちらは、小学校1年生の息子が学校の課題として取り組んだものなのですが、アサガオでリースが作れるとは!!筆者も驚きでした。
【作り方】
枯れてしまったツルを適宜切り取り、不要な葉っぱや種の皮を取り除きます。ぐるっとまるめたら、数カ所とめて、飾りをつけて完成です。これなら毎年楽しめそう!と、わが家の年中行事に加わりました。
咲かすだけじゃない!夏休みはアサガオで遊ぼう!
アサガオの観察は一般的ですが、ただ見る、絵を描くだけではどうしても退屈してしまうのが子どもというものです(筆者自身もあまり面白くなかった記憶があり……)。
そこで、こんな風に「遊び」の要素を入れると……??
手を動かして頭を使い、ワクワク感や達成感とともに、アサガオに向き合うとことができ、観察が本当に面白いものになりました。
ご自宅でアサガオを育てる機会があれば、ぜひやってみてくださいね!