知育玩具として、長く愛され親しまれているレゴ。おうち遊びに取り入れている家庭も多いのではないでしょうか。わが家もレゴ歴5年目。日々上達し、表現のバリエーションが増える子どもたちを見て、「やってよかった」「これがきっかけかもしれない」と感じたことをまとめました。
まずは遊ぶ環境を整えよう!
やりたいと思ったら手が届く、欲しいと思ったパーツがすぐ探せる。
これが、子どもにとってストレスが少なく夢中で遊べる環境のようです。また、周囲を片づけて、作業スペースを確保することも大切です。
作品は飾って、家族で会話しよう
誰かに見てもらえるとうれしいものですし、ひとつのアートとして展示されていると、子どもにとっても励みになるようです。「お、何を作ったの?」「ダイナミックだね~」など、息子は作品を通してパパとの会話が増えました。
ただし、ノンルールの展示にはデメリットもあります。最初は、ただ単に片付けが面倒という理由で、何でもかんでも飾るようになってしまっため、今は展示期間を決め、週末などにすべて崩し、ケースに戻すルールを作っています。
レゴ作品を写真やフォトブックで残そう
撮り貯めた写真を眺めるだけでも楽しいですが、過去の作品を振り返ると、ずいぶん上達したなぁという実感が持てますよ。日常を記録しているフォトブックを作る際も、レゴ作品を盛り込むようにしています。
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いろいろな人とレゴで遊ぼう
そこでおすすめは、普段遊ばない人と一緒にレゴで遊ぶことです。経験上、子どもは完成した作品以上に、他のひとが作っているときの手つきから、パーツの使い方や組み立て方を学んでいることが多いようです。
筆者がやった取り組みは、レゴ遊びが得意なパパや祖父母にレゴ遊びの相手を依頼すること。また、児童館などでレゴで遊んでいる小学生を見つけると、未就学児の息子たちと一緒に、よく仲間に入れてもらいました。
大人が作るレゴ作品は憧れそのもので、ちょっと大きなお兄ちゃんの作品は、手の届くとてもよいモデルのようです。お友だちのおうちに遊びに行った際も、自宅にもあるパーツが違う使われ方をしていることに驚いて、その後の作品にはいつもとは違う広がりがあったりと、ずいぶん刺激を受けているようでした。
他のおもちゃとレゴを融合させよう
人形や電車に合わせてサイズを調整したり、手元のパーツで工夫して何かをこしらえたりすることは、目先が変わって新たな楽しみにつながります。目的がはっきりするので、自由に作るときよりも、子どもたちの集中力が高いようです。
黄色は卵、赤はシャケ、緑は野菜……などと設定して、おままごと遊びの道具になることも。万能なレゴは、日々の遊びでも大活躍しています。
子どもの感動体験を作品で表現しよう
ところが、ある日パパと遊覧船に乗ったところ、帰宅後にとても精巧なレゴ作品を作るようになったのです。博物館で恐竜や乗り物の展示を見たあとも、同じようなことがあり、本物を見たり触れたりする機会が、制作に及ぼすインパクトを実感しました。
作りたいものがあれば、本物を見に行ってインスピレーションを得ること、逆にとっておきの体験をした後にそれをレゴで表現してみるのもおすすめです。
一見の価値あり!レゴスクールを体験してみよう
筆者は、体験レッスンだけお邪魔したのですが、目から鱗なことがたくさんありました。例えば、幼稚園の年中クラスでもレゴデュプロを使っていたのです。
親としては、細かい作業をさせると脳が発達するのかな?と、できるだけ早くからクラシックレゴを与えたい気持ちになっていましたが、構造の観察にはシンプルで大きなパーツが適しているとうかがい、大いに納得。
また、一見ただ自由に作らせているようで、ディスカッションや考える時間も設けられているレッスンでは、子どもたちのアイデアを広げる仕掛けがたくさんありました。
レゴをもっと活用したい!とお考えのパパママには、体験だけでも価値があると感じますので受講をおすすめします。
レゴ®スクール|レゴ社公式 スクールサイト|LEGO®school
夢中になるレゴランドに遊びに行こう
わが家が何度か行っている東京・お台場のレゴランド。特におすすめなのは、大量のレゴを使えるスペースと、レゴビルダーによる制作コーナーです。かっこいい講師からのアドバイスや誉め言葉は、本当に小さなことでも心に刻まれているようでした。
楽しさ無限!レゴの世界を楽しもう
筆者自身は、あまりレゴでの制作が得意でないため、レゴが得意な人や作品集、レゴ関連施設など、モデルやヒントになるものに意識して子どもたちを出会わせるようにしています。「自分が苦手でも大丈夫!」ということを皆さんにお伝えしたいです。