幼児からの英語教育が注目され、さまざまな教材が各メーカーから発売されています。たくさんありすぎてどの教材がいいか分からない方のために、各教材10種類の詳細をまとめました。使うメリットや種類、選び方のポイントも併せてご紹介します。
幼児向け英語教材を使うメリット
費用がリーズナブル
自宅で好きな時間に取り組める
遊びながら英語力が身につく
成長してしまうと、どうしてもお勉強になってしまいがちですが、幼児教育のメリットは勉強ではなく楽しんで学べることです。遊んでいるうちに自然に英語力が身につきますよ。
幼児向け英語教材の種類
CD
掛け流しには、英語を収録したCDが一番役立ちます。CDはお家だけでなく、車の中や旅行先のホテルといった外出先、どこでも流すことができるので、掛け流しのためには必要なアイテムですね。
DVD
テキスト・ブックレット
教材によっては、付属のタッチペンを当てると単語やフレーズを聞くことができ、音声でネイティブの発音を学べるようになっています。
幼児向け英語教材の選び方のポイント
目的を明確にする
・英語に苦手意識を持たないでほしい
・バイリンガルになってほしい
・親子で海外で暮らしたい
・AI時代に困らないような、グローバル人材になってほしい
英語教材を学ぶ目的をはっきりさせておきましょう。どんな教材も、飽きたり面倒になったりする時期が必ずきます。そんなときも理由や目的があると、英語教育を続けやすくなりますよ。
子どもの適正に合った教材を選ぶ
どれがお子さまに合っているかは、お子さまとパパママがサンプルやお試しを通して教材内容を確認し、じっくり考えてくださいね。のちほど、編集部おすすめ10選を詳しく説明します。お子さまの適正に合っているかどうか、参考にしてみてください。
できれば新品を使用する
特に「ディズニー英語システム」は2019年からリニューアルされました。映像が綺麗・絵本の絵柄が変わった・絵本の読み聞かせ機能がついたなど、旧版より最新版のほうがオススメです。
また、教材によっては、定期的にコンサートなどのイベントを開催しています。イベントの参加は自由ですが、ネイティブの話す英語を目の前にしたり、同じ教材を使う友達と触れ合うことで、より興味がわき、モチベーションも維持できるでしょう。
幼児向け英語教材おすすめ&人気10選
DWE「ディズニー英語システム」
幼児英語セット教材市場において、売上シェアランキングNo.1。バイリンガルを目指すパパママたちが必ず検討する教材です。身近なディズニーの仲間たちと映像や絵本・おもちゃなどを通して英語を学んでいきます。
初めての人には、無料サンプルをプレゼントしています。さらにじっくり教材を検討したい人には、システムを実際におうちで試すことができる「わくわく無料体験」がおすすめ。家族みんなで一番リラックスできる自宅で「ディズニー英語システム」を試してみましょう。
ベネッセ「ワールドワイドキッズ」(WWK、WKE)
ベネッセの幼児向けハイレベル英語教材の「ワールドワイドキッズ(Worldwide Kids)」、略して「WWK/WKE」を紹介します。
教材は全て英語で、同年代のネイティブと同等の語彙数=約6,000語の英単語と触れ合えます。メインのキャラクターMimiたちと楽しく学べることや、発音教材としてフォニックスが取り入れられているのも特徴です。
特にフォニックスは、2019年4月からリニューアル。フォニックス専用の教材が作られ、学びやすくなりました。
無料教材体験サービスは「おうちで英語たいけん」「英語たいけんイベント」「電話相談サービス」「教材レンタル」の4種類から選べます。どのサービスを選んでも、詳細なコースガイドがついているので、じっくり体験することができます。
ベネッセ「こどもちゃれんじEnglish」
「こどもちゃれんじEnglish」は、ベネッセが展開するもう一つの幼児向け英語教材です。特徴は2カ月に1回、年齢に合った教材が自動的に届けられるところと、続けやすいリーズナブルな料金設定です。
すでにこどもちゃれんじを受講していれば、割引価格になり月換算1,440円~(年一括払い)はじめることができるため、こどもちゃれんじ受講者に人気です。
おなじみの「しまじろう」をはじめとした「こどもちゃれんじ」のキャラクターたちが登場し、歌とリズム・玩具で自然に英語が身につきますよ。
七田式教育「7+BILINGUAL」
セブンプラス・バイリンガルは、「たった35日で子どもが英語を話し始める」がキャッチフレーズの七田式教育を取り入れた幼児用英語教材です。
1日7分で20の英会話フレーズをインプット。「400%学習法」でフレーズを完全暗記を35日繰り返すことで、英語が身につきます。楽しんで聴きたくなるストーリーと、イラスト集やぬりえといった子どもが楽しんで英語に取り組めるよう工夫がされています。
七田式教育「さわこの一日・英語版(リニューアル版)」
「さわこの一日・英語版」は、1日10~20分間、英語CDを掛け流すことで、日常英会話を身につける教材です。
しちだでは、「0〜3歳までが言語習得の黄金期」としています。この時期に「さわこの一日」に取り組めば、CDを聞かせるだけで自然に英語が身につきます。
テキストには英語も書かれているので、文字が読めるお子さまなら、アルファベットや単語も習得できますよ。
全家研「ポピーKids English」
ポピーKids English(ポピーキッズイングリッシュ)は、月刊ポピーでおなじみの新学社が作った、幼児期〜小学校低学年向けの家庭用英語学習教材です。
小学校の授業で英語が始まる前に、英語入門として備えたいというニーズに応えた教材になっています。レベルは1〜3まであり、お子さまの理解度に沿った教材で英語を学ぶことができます。
アルク「こどもえいご おまかせパック」
キクタンや1000時間ヒアリングマラソンなどでおなじみのアルクが、子ども向けに開発した英語教材セットです。
胎児から始められる「エンジェルコース」と、生後8カ月〜6歳までを対象とした「アルクのabc DVDボックス」をセットにしたもの。セットで購入したほうが安くなります。
エンジェルコースはCDで英語のシャワーを浴びることができる教材です。英語を習得するというよりは、英語に慣れるのを目的としています。まるでBGMのように日常的に英語をかけ流すことで、「英語を聞く耳」を育てていきます。
アルクのabc DVDボックスは、その名の通りDVDを視聴する教材です。英語の音声と意味をつなげることを目的に、歌とダンス、キャラクターたちとの会話で構成されています。アルファベットのコーナーでは、フォニックスを取り入れているので、文字から読むこともできるようになります。
エンジェルコースもDVDボックスも、日本語は一切ありません。まるで、英語圏の子ども番組を見ているような雰囲気が味わえます。
児童英語研究所「パルキッズ」
パルキッズは「小学生で英検準2級合格」を目標とした幼児用英語教材です。
毎日行うことは、90分のかけ流しと5分のオンラインレッスンのみ。
オンラインレッスンは、手持ちのパソコンやタブレットなどがあればすぐに始められます。短時間でも毎日レッスンがあることによって、家庭学習でも子どものやる気を引き出すことができます。
英語の内容は、日常会話が中心。ファンタジーより、なじみのある親子間の日常会話にすることで、子どもの英語の引き出しを多く増やします。
ジャストシステム「スマイルゼミ」(幼児コースはすまいるぜみ)
小学生コースのスマイルゼミに、幼児向けの「すまいるぜみ」が誕生しました。使い方・学び方はタブレットのサポートがあり、パパママが忙しい時でもお子さまが一人でペンを持って取り組めます。パパママはお子さまのがんばりを一緒に確認しましょう。
英語だけでなく、ひらがな、カタカナ、ことば、ちえ、かずといった、全10分野の学びがタブレット1台につまっていますよ。英語だけじゃなく、小学校の勉強を先取りしたい方におすすめです。
いずみ書房「トーキングリピーターDX」
最後に紹介する「トーキングリピーターDX」は、カードを差し込むと英語が流れる電子玩具です。
カードをスライドする操作が難しいという声を聞き、差し込むだけになったそう。まさに子どもの行動を分析して開発された教材です。カードの内容によって、流れる英語・レベルが違ってきます。
まずは、入門編ケンブリッジ英検のヤングラーナーズ(初級)に対応したカード「BBCオズモのリピートカード」を同時購入で始めるのがオススメですよ。
英語教材を活用して効率よく学習時間を確保しよう!
英語教育を始める時期は、英語教育について考え出した今がチャンスです。まずは、体験談や先ほど紹介した教材を比較し、サンプルやお試し期間を使って、各社の教材を試してみてくださいね。