2019年3月29日 公開

整理収納アドバイザーが教える整理のコツ!親子で一緒にお片付け

普段、何気なくやっている部屋の片づけや整理整頓。気づけば、毎日片づけをして、子どもに対しても「片づけなさい」と怒ってばかり……なんてこと、ありませんか?実は、整理整頓にも、理論やコツがあるんです。「整理」について、その理論や具体的な実践方法をご紹介します。

整理収納アドバイザーから

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筆者は「家の中を何とかスッキリさせたい!」と整理収納アドバイザー2級の資格を取得。学んでいけばいくほど、新しい気付きが得られ、すぐに実践できる内容ばかりで、本当に良かったです。

今回は、この【整理】の重要性・考え方・取り組み方等について、ご紹介します。

【整理】に対する正しい認識を持とう

Aleksey Nikiforov / Shutterstock.com

現代は消費社会。「ないものは買う、欲しいものは買う」という意識で生活をしていれば、モノを積極的に増やそうという気持ちはなくても、家の中は自然とモノであふれていきます。

「必要なものがすべてそろっていること」は、心の安心につながりますが、一方で家の中が片づいていないこと、モノがあふれていることで、心がザワザワ・イライラすることってありませんか?

片づけができない自分を責めてしまったり、片づけようともしない子どもを怒ってしまったりして、余計に悪循環に陥りがちですよね。片づけができないのではなく、自分や子どもが日々【整理】できる量以上のモノが家の中にあふれているからではないでしょうか。

モノがあふれる現代では、「モノを大切にする」という意識自体が薄れてしまっています。それは子どもも同じ。飽きたらすぐに、次のおもちゃを欲しがるといった傾向がありますよね。

【整理】できていない状態が当たり前になると、心の中の整理の仕方も、わからなくなってしまうかもしれません。

まずは【整理】に対して正しい認識を持ち、親子で取り組んでみましょう!

【整理】とは、一体どういうこと?

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【整理】とは、どういうことを指すのでしょうか?
当たり前のように使っていると、本当の意味を考えることもないですよね。 筆者自身、【整理】はモノをきれいに整えて、どこかにしまうことと捉えていました。

【整理】において一番重要なことは、「不必要なモノを取り除くこと」なんです。

家の中が散らかるのは、原因があります。その最も大きな原因が、「不必要なモノ」が家に溢あふれているからー、なんですよね。

「不必要なモノ」を取り除くために、「必要か、不必要かを区別すること」 。

それが【整理】の基本となる考え方です。 言葉にすると簡単ですが、たくさんのモノに囲まれているほうが安心できるという心理状態になったり、いつか使うかもしれないという思いに縛られたりと、なかなか難しかったりしますよね。

でも、それができれば、家の中にモノがあふれて散らかる状態には、なりづらくなります。

【整理】の前に考えるべき4つのポイント

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では、家の中の不必要なモノをやみくもに処分してしまえばよいかというと、そうではありません。【整理】を進めるために、大事なことをまずは考えてみましょう。

それが、以下の4つのポイントになります。

1:どうして片付かないのだろう?散らかる原因となる問題点は何か?

2:どんな状態が理想か?

3:【整理】をすると、どんな効果が得られるか?

4:散らかりにくく、片づけやすくするにはどうしたらよいか?


普段、意識しないポイントに目を向け、問題意識をもって現状をよく見てみると、解決策が出やすくなるんです。

散らかり方がひどくなればなるほど、片付けるのが嫌になってきます。一方、家の中がキレイで、モノが少なくて散らからない状態で生活をすると、それが快適に感じ、人間の心理としてその状態を長く保っておきたいと思うので、継続できるのです。

自ら片づける子どもになるには?

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子どものおもちゃを【整理】する際には、ぜひ子どもと一緒に考えてみてください。
1:どうして〇〇くん・〇〇ちゃんのおもちゃは、いつも床に散らばったままなんだろうね?

2:おもちゃがどうなっていたら、次の日すぐに楽しく遊べるかな?

3:おもちゃが散らかってないと、どんな気持ち?

4:〇〇くん・〇〇ちゃんは、どんなお片付けだったら自分ですぐにできそう?
といったように、かみ砕いた質問の仕方をすることで、子どもなりに考えてくれるはずです。

まだ小さいからわからないだろうと決めつけるのではなく、その年齢なりの思考力、理解力で、自分自身で原因や理想の状態を認識することが大切です。

その理想の状態を環境として作り上げることで、子どもが自ら片付けできるようになりますよ。

具体的な手順で、子どものおもちゃを【整理】してみよう

それでは、実際に子どものおもちゃを【整理】してみましょう! 以下の5つの手順で進めていきます。

1:整理したい対象のおもちゃエリアを決める(例:子ども部屋)

2:広いスペースを用意し、そのエリアにあるおもちゃをすべて一カ所に出す

via photo by author

3:必要か、不必要かを区別する

一つずつおもちゃを手に取り、スペースの左側に「半年以内に遊んだおもちゃ、これから遊ぶ予定のおもちゃ」を置き、右側に「半年以上遊んでいないおもちゃ」を置く。

明らかにゴミと思えるものは、ごみ箱に捨てる(親がゴミだと思っても、子どもにはそうでないものも多々あるので、子どもに決めさせましょう)。

4:右側にあるモノを再度一つずつ手に取り、また遊ぶだろうと思われるものは左側に移す
明らかに遊ばないものは、子どもの了解を得て処分するか、誰かに譲る。

遊んでいないけれど、処分する気になれないもの(思い出の作品など)は、ひとまとめに段ボール箱等に入れて別の場所に保管する。

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5:左側にあるものをできる限り、種類別、用途別に分けて配置する。

子どもの判断はそのときの気分によって変わりやすいので、子どもの意見を尊重しつつ、親の判断を加味させながら(年齢不相応なおもちゃは外すなど)手順を進めるとよいかもしれません。

子どもはできるだけおもちゃを減らしたくないはず……。ですので、「このおもちゃは赤ちゃんが遊ぶものだよね。もう〇歳のお兄ちゃんになったから、もっと赤ちゃんに遊んでもらおうか?」「このおもちゃでいっぱい遊んだね。でも新しいおもちゃも増えたから、これはありがとうと伝えて、バイバイしようか」 など、子どもの気持ちに寄り添った声がけをしながら進めると、子どもも納得しやすいでしょう。

また、処分する、譲ると決めたものでも、後になってどうしても「あのおもちゃでまた遊びたい!」と気が変わることもあるので、一定期間別の場所に保管し、本人の気が変わらない場合は、処分しましょう。

【整理】の効果とは?

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最後に、一般的にいわれている【整理】がもたらす効果は、3つあります。

1:時間的効果

整理されていれば、管理できる量なので、探し物に時間を使わなくなり、その時間を有効活用することができます。

子どもがよく「ママ、○○どこにある?」と聞いてきませんか?そのたびに一緒になって探さなければいけないし、「自分でちゃんと片づけなさい」とついイライラした気持ちになってしまいますよね。心にも余裕ができ、子どもとの時間を豊かなものにすることができます。

2:経済的効果

必要なものがすぐに見つかり、全体量が把握できていれば、無駄に買ってしまったり、二度買ってしまったりということがなくなりますよね。整理されていると、部屋の中での無駄な移動がなくなり、家事労力も軽減させることができます。

3:精神的効果

家の中が散らかっている状態は大人だけでなく、子どもにも精神的に悪影響を及ぼしかねません。整理されている状態に身を置くと気持ちが落ち着き、家族に対しても優しい気持ちで過ごすことができるでしょう。

【整理】は、とても気持ちいい!

実際に【整理】を進めてみることで、上記の3つの効果を体感できることがあると思います。まずはどこか小さなエリアに絞って、親子で【整理】に取り組んでみましょう!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

nanaoshio nanaoshio  2人姉妹のママ。大学卒業後IT企業に勤務しながら2人姉妹を出産。バタバタのワーママ生活をから一転、夫の海外赴任に帯同するために退職。シンガポールで子育てしながら、皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます。