2019年1月9日 公開

親子留学では何ができる?留学先での過ごし方や人気エリア

親子留学をしてみたいけれど、実際どのような体験ができるのか疑問に思う方も多いはず。留学中の過ごし方や人気のエリア、留学前にしておきたい準備など、親子留学の基礎知識についてまとめてみました。子どもには国際的な視野を持ってほしいと思うパパママは必見です。

親子留学について

「海外留学」と言えば、外国に興味をもった学生が現地で生きた英語を学ぶという印象がある方も多いでしょう。では幼少期に子連れで行う「親子留学」とは、どのように違うのでしょうか?

プチ親子留学とは?

親子留学とは、幼少期の間に子どもに海外生活を体験させるためのもの。子どもに海外経験をさせることをメインに、心配なので子どもに親が同伴する「子ども中心」のケースもあれば、保護者が海外生活を体験することをメインにして、子どもを一緒に連れていくというスタンスの「親中心」のケースもあります。どちらに重きを置いて留学するのかは、家庭によってさまざまです。

数年かけて行うような一般的な留学とは異なり、1週間~1カ月程度を目安に短期間留学することが多く、「プチ親子留学」とも呼ばれています。つまり長期の語学留学とは異なり、特別な語学力が必要になるわけではありません。幼稚園や小学校の、夏休みのような長期休暇を利用して行う人が大半です。

異文化に触れることも魅力

プチ親子留学はほとんどの場合、幼少期のうちに子どもに英語と触れる機会を与えることが大きな目的です。しかし、親子留学の魅力はそれだけではありません。海外旅行とは異なり、こちらは現地での滞在先にホームステイを選ぶ家族が多いのも特徴です。

ホテル住まいではなく、先生の自宅に滞在するなど、実際に海外生活を体験して生きた英会話を学ぶことや、文化の違いを知り、違いを楽しむことに重点が置かれています。語学学校への参加や特別なプログラムに参加することで、現地の人々とたくさん触れ合える点が、純粋な旅行とは異なる魅力です。

子どもには託児所・学校、ナニーサービスもある

親が現地の語学学校に通うことをメインの目的にしたプチ親子留学の場合、留学中、子どもはどのような生活をしているのだろうかと不安に思う方もいるかもしれません。このとき子どもは託児所や学校、ナニーサービス(ベビーシッター)などを利用することも可能です。

留学前にやるべきこと

せっかくの留学のチャンスを最大限に活かすため、留学前にやっておくと安心なことをまとめてみました。資料請求はもちろん、準備をしっかりして、充実した親子留学にしましょう。

英語学習

親の最優先は、ひとつでも多くの単語を使えるように勉強しておくことです。現地での生活に不自由がないよう、できる限りの語学の準備が必要になります。子どももある程度の年齢であれば、挨拶やお礼の伝え方など日常会話に必要なフレーズを使えるようにしておくと安心です。

海外で使えるお金の準備

海外では犯罪予防のためにも、現金をあまり持ち歩かないようにすることがポイントです。海外で使えるクレジットカードの準備や、海外専用のトラベルプリペイドカードを用意しておきましょう。

海外で使える携帯電話の準備

携帯電話については現地調達するか、日本で使用している携帯電話を海外でも使用できるように、プランの変更あるいは機種変更をしておきましょう。日中子どもと離れた生活をする場合は、特に欠かせません。

留学先の国についての情報確認

最も重要なポイントが、留学先の国についての情報確認です。現在の治安はもちろん、日本人に対する感情や、その国の歴史的背景も知っておくのがベター。もちろん観光地や物価も忘れずにチェックしておきます。

体調管理

日本の医療は手厚く、その医療技術は世界的に見てもトップレベルに入ります。留学前には体調を万全にし、少しでも気になることがある場合は早めに治療しておくことをおすすめします。内科だけでなく歯科にも足を運んでおくと安心です。

ビザの取得

子どもが留学のメインで、親が保護者として同伴する長期滞在の場合、子どもは学生ビザを取得する必要があります。また子どもは幼稚園などに通園、親は語学学校などに通う場合、1週間~3ヵ月程度の短期間コースであれば、ビザ不要の国が多いようです。取得方法がわからないときは、ビザ手配サービスなどを使うのも一案です。

留学の目的は

せっかくの親子留学、身に付けたいスキルなど何か留学で得る目的を立て、目標を明確にしておきましょう。なかには現地でレッスンや講習会に参加して、資格を取得する方もいます。1週間~1カ月程度でのプチ留学では、アロマセラピストやフラワーアレンジメント、料理、お菓子、ダイビングなどの資格取得が人気です。

現地の子どもと触れ合ってコミュニケーション能力を身に付けるほか、簡単な会話ができるようになる、ホームステイで現地の人の生活を学ぶなど、子どもにも親とは別の目的を作っておきます。時間が限られているなかそうすることで、親子そろって充実した留学生活を送りやすくなるはずです。

親子留学の種類、プログラム、費用

ひと口に「親子留学」といっても、いくつかの種類に分かれます。子どもの年齢やどのように過ごすかで内容が異なるため、確認しておきましょう。

・子どもが6歳未満
子どもがまだ小さい場合は、親が語学学校へ行っている間、子どもは託児所やナニーサービス(ベビーシッター)を利用するというのが一般的です。

・子どもが6歳以上
子どもが6歳以上であれば、親が語学学校に行き、子どもは現地の幼稚園や小学校に参加して授業を受けられるようになります。現地の生徒たちとコミュニケーションをとるうちに、経験を通して英語学習へ興味を持つ機会となるかもしれません。親も子どもも、日本とは異なる環境で過ごすことで、語学力を磨いたり英語力を身に付けられるなどのメリットがあります。

・子どもが12歳以上
親子ともに語学学校へ通うことができます。しかし1週間~2週間程度のプチ親子留学であれば、子どもは正式な学校よりも、プログラム的な語学研修などに参加するほうが楽しめそうです。

プログラムは大きく分けて2種類

プログラムは、親子留学を単発のものと捉えるタイプと、将来留学することを踏まえたタイプの2種類に分かれます。前者では、現地での学校に体験留学したり、自然やアクティビティを楽しんだりすることがメインです。

一方後者では、のちのち本格留学するための下見としての意味合いがあります。前者の内容に加えて進学候補にしている学校の見学など、教育環境の確認などが含まれるでしょう。

留学費用は?

留学費用は、留学先に選ぶ国や期間によって異なります。どのような施設でどのような授業を受けるのか、滞在先がホームステイなのか、コンドミニアムのような施設を利用するのかによっても千差万別。同時に、その国の物価によっても大きく違ってきます。物価の安い国に行けば費用負担は減らせますし、反対に物価が高い国では費用も高くなりがちです。

親子留学で用意するべき費用は、大きく以下の3つあります。

・2人分の授業料
・家賃
・その他必要経費(渡航費や保険料、食費、通信費、娯楽費など)

これらのほかに、予備のお金を計算して留学資金を準備しましょう。

親子留学に人気のエリアは?

比較的、留学費用がリーズナブルなフィリピンやマレーシアも最近、注目されていますが、留学先を選ぶときは、その国の治安や日本人に対する感情、留学生に対する受け入れ体制などを考慮しましょう。ここでは人気の留学先をご紹介します。どこへ行こうか迷っている方は参考にしてみてください。

治安も環境も◎:オーストラリア&ニュージーランド

比較的治安が良く安定しているうえに、自然環境も豊かでアクティビティも楽しめるとして人気のエリアです。親子留学先として人気が高く、留学生に対してサポート体制が整っているところも魅力。南半球なので日本とは季節が真逆です。

旅行先としても人気:ハワイ

アメリカのなかでも治安が比較的良いため、旅行先としても人気のハワイ。親子留学でもよく選ばれています。日本語の通じる施設や日本人スタッフがいる病院も多く、万が一のときに安心です。

フランス語を勉強したい方に:カナダ

雄大な自然や夏場に過ごしやすい点で、おすすめなのがカナダです。治安も落ち着いているため、親子留学先として人気があります。英語圏とフランス語圏があるため、フランス語を学びたい方にもぴったりでしょう。

時差が少なく費用も抑えられる:シンガポール

アジア圏のなかで、治安が良い国として人気があるのがシンガポールです。教育水準も高く、費用が比較的控えめに済むことも人気の理由。日本との時差が少なく、時差ボケしにくいという特徴もあります。

国内留学&国内英語ホームステイ

外国人との生活で異文化交流を経験し、語学力を磨きたいけれど、海外へ行くには非常に勇気がいる……。そんな方に適しているのが、国内留学・国内英語ホームステイです。国内留学は、合宿型の語学学校が開催しているプログラムに参加すると体験できます。

一方、国内英語ホームステイとはその名の通り、日本在住の外国人宅にホームステイすることです。ホームステイの斡旋会社を通して受け入れ先を探してもらい、一般家庭にホームステイするものや、日本の米軍基地に住んでいるアメリカ人宅にホームステイするものもあります。このとき安全のためにも、ホストファミリーに関してきちんと調査及び審査をしている斡旋会社を選ぶことが大切です。

親子留学で異文化交流体験を

長期留学よりもチャレンジしやすいプチ親子留学。一緒に留学することで、それぞれが違った刺激を受けて親子で成長できます。留学体験を通じて視野が広がり、英語や日本以外の国に興味を持つきっかけを子どもに与えてあげられるかもしれません。お子さんの幼稚園や小学校などの長期休暇を有効に活用して、親子留学にチャレンジしてみませんか?
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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コバヤシ トモコ コバヤシ トモコ  奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー