2020年01月08日 公開

親子留学ならオーストラリアがおすすめ!その理由や費用も紹介!

治安がよく、温暖で、外国人でも居心地がいい多国籍国家であるオーストラリアは、親子留学に最適です。オーストラリア親子留学のメリットやデメリット、親子留学にかかる費用、人気の都市などを詳しくご紹介します。

治安がよく、温暖で、外国人でも居心地がいい多国籍国家であるオーストラリアは、親子留学に最適です。オーストラリア親子留学のメリットやデメリット、親子留学にかかる費用、人気の都市などを詳しくご紹介します。

オーストラリアが親子留学におすすめの理由とは?

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親子留学の滞在先に求めるものは何でしょうか?英語が学べるということはもちろんですが、お母さんとお子さんでの親子留学の場合は特に、親子で安心して過ごせるということも大きいのではないでしょうか。短期留学の成功の秘訣は、楽しめること。心から楽しんでいれば、自然と英語での会話も弾み、より高い英語力が身につきます。また、「楽しかった」という思い出が、お子さんの将来の英語学習のモチベーションをぐっと高めてくれるはずです。

その点、オーストラリアは犯罪率が低く、治安がいいのが特徴。一年中、気候が温暖で過ごしやすく、自然豊かで、都市部は発達しているので利便性も申し分ありません。日本との時差はわずか2時間と、タイムラグを気にせず留学生活に入れるのも短期留学では大きなメリットに。日本からのオーストラリアの各主要都市へのフライト時間も10時間以内なので、お子さん連れでも移動しやすいのがポイントです。

オーストラリア親子留学のメリットは?

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Fh Photo / shutterstock.com
先進国であるオーストラリアは教育レベルが高く、留学生の受入れにも熱心。3カ月以内なら観光ビザで滞在できるだけでなく、学生ビザで就労ができるなど、留学生が滞在しやすいように配慮されています。また、親御さんが日本の小学校などで英語を教えることのできる児童英語教師資格の取得を目指している場合、オーストラリアには比較的費用を抑えて資格取得ができる学校があることも大きなメリットといえます。

そして、さまざまな人種が住む多国籍国家なので、外国人でも居心地がいいというのが、多くの若者たちや親子にオーストリア留学が選ばれている理由のひとつ。日本人であることや、ネイティブの英語が話せないことで差別を受けることがほとんどないので、学校以外でものびのびと英語が学べます。ヨーロピアンにも人気の留学先なので、世界各国から集まった留学生たちと交流することができますよ。

街は清潔で、東京に比べると人の数がずっと少ないため、子連れでも歩きやすいはず。ゆったりとした気持ちで英語が学べる環境です。

オーストラリア親子留学のデメリットは?

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しいてデメリットをあげるとすれば、オーストラリアは物価が高いこと。滞在費などの費用面では、欧米に比べるとやや安いくらいで、特別に安く抑えられるわけではありません。そして、条件が揃っている分、イギリスやアメリカの人気都市と同じように、日本人の留学生は多めです。意識していないと、授業以外では日本人同士で集まって、日本語ばかり話してしまうということにもなりかねません(ただ、日本人留学生同士のおつきあいも、新しい出会いとなって楽しい場合もあります)。

また、基本的に高い生活の質を保てますが、ときにシャワーの時間制限があるかもしれません。街は便利ですが、日本に比べるとお店の営業時間は短いと感じるでしょう。忘れてはいけないのが紫外線対策。日本より日差しが強いため、お子さまの日焼け止めクリームは肌に合うものを必ず持っていきましょう。

肝心の英語は、学校ではきれいな英語を教えてくれますが、街ではオーストラリアならではの言い回しや訛りを感じる場面があると思います。ただ、どこの国であってもその国ならではの英語の文化があるので、それほど意識する必要はないでしょう。

オーストラリア親子留学の相場は?費用はどれくらい?

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オーストラリア親子留学の費用は、フライト代・学費・滞在費など総額で以下が目安。フライト代や遊興費、滞在中の親子の過ごし方、滞在先などの違いで差がつきます。

オーストラリア親子留学にかかる総額の目安

1カ月 50~110万円
3カ月 140~240万円
6カ月 240~420万円
1年 400~600万円

オーストラリア親子留学でおすすめの都市

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オーストラリアは日本の約20倍の面積を持つ広大な国であり、都市によって気候や自然環境も大きく変わります。なかでも親子留学におすすめしたい都市をいくつかご紹介しましょう。

シドニー

オーストラリア最大の人口を持つシドニーは、留学先としても人気の都市。オーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州に位置し、帆のようなデザインのシドニー オペラハウスがシンボルとして有名な、都会的で開かれた港町です。ビーチサイドには世界レベルのレストランやショップが立ち並び、オーストラリア最大級の動物園タロンガ・ズーも市内から車で約12分と、都会の利便性とオーストラリアの自然を両方満喫できます。

ブリスベン

ブリスベンはオーストラリア東部、クイーンズランド州(略号:QLD)に位置するオーストラリア第3の都市。都会的な高層ビルの前に煌めく人工ビーチ、街を見下ろす大観覧車のホイール・オブ・ブリスベン、大道芸や生演奏が楽しめるクイーンストリート・モール、オーストラリア最大のコアラ園、ローンパイン・コアラ・サンクチュアリなどがあり、親子で観光やシティライフを楽しみながら英語が学べます

パース

オーストラリアの西海岸に位置するパースは、世界で最も美しい街といわれることもある、都市と自然が融合した街です。オーストリアで最も晴天の多い街としても知られ、おしゃれなカフェが並ぶコテスロー・ビーチで泳いだり、世界最大級のキングス・パークを散策したり、アボリジニの歴史に触れるツアーに参加したりと、ここならではの魅力を楽しみながらゆったりと学べる環境です。

メルボルン

機関車好きのお子様との親子留学なら、英国・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」の「世界一住みやすい都市」に何度も選出されているメルボルンはいかがでしょうか。郊外で世界最古の蒸気機関車“パッフィンビリー”に乗車することができます。大人も子どもも、窓から足を出してスリルある乗車が楽しめるのが特徴で、トーマスの機関車に乗れるプランも。メルボルンから車で1時間半ほどに位置するフィリップ島では、野生のリトルペンギンに出会うこともできますよ。

ゴールドコースト

オーストラリア観光の人気No.1といえばゴールドコースト。オーストラリア東海岸のブリスベンの南に位置し、白い砂浜と碧い海が美しいサーファーズ・パラダイス・ビーチ、幻想的な青く輝く土ボタルが見られるスプリングブルック国立公園、動物園や遊園地が一体となったドリーム・ワールドやシー・ワールド、映画の世界観を体感できるワーナーブラザーズ・ムービーワールドなど、子どもが喜ぶスポットも盛りだくさん親子で忘れられない楽しい思い出をたくさん作りながら英語が学べます。

ケアンズ

英語学習とともに一生に一度は見ておきたい絶景を楽しむなら、オーストラリア北東部のケアンズへ。宇宙からでも見えると言われる世界最大のサンゴ礁地帯、グレート・バリア・リーフで、色とりどりのサンゴ礁や魚たちに出会えます。恐竜たちが生息した約1億3000年前に形成されたという世界最古の熱帯雨林キュランダで、コアラと触れ合えるレインフォレステーション・ネイチャーパークや、「世界の車窓から」でおなじみの観光鉄道を楽しむこともできます。

オーストラリア親子留学の滞在先は?

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数多くの留学生が英語を学ぶオーストラリアでは、滞在のバリエーションも豊富。留学のスタイルや目的によって、さまざまな滞在先を選べます。

最も一般的なのはホームステイ。地元の人々と生活をともにすることで、ホストファミリーと心を通わせ合い、現地の文化を肌で学べることがメリットです。英語学習は日中に励み、朝晩はホームステイ先に気を使わずに親子でのんびり過ごしたいという人にはホテルもおすすめ。お子様の食事が心配な場合にも、キッチン付きのコンドミニアムなら安心です。オーストラリアではコンドミニアムのことをホリデーアパートメントと呼ぶことが多く、掃除やシーツ交換などのサービスを受けながら快適に過ごせます。海外生活に慣れている人は、よりリラックスして生活できるでしょう。

オーストラリア親子留学の過ごし方は?

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親は語学学校、子どもは幼稚園に通う

オーストラリアの親子留学では、親御さんが語学学校に通っている間、お子様が3歳~のプリスクールやチャイルドケアセンターなどに通うスタイルが基本です。チャイルドケアはロングデイケアと呼ばれる、昼食のほかにモーニングティーとアフターヌーンティーがつく夕方までのプログラムが一般的で、日本の保育園のような感覚。現地の子どもたちと一緒に遊びながら、お片づけやなどの生活習慣やアルファベット、物の名前などを学べます。プリスクールは日本の幼稚園と同じ感覚で、保育時間は朝から15時頃まで。こちらも集団生活を通してコミュニケーション能力の向上が図られます。

きょうだいで一緒に留学する場合などは、保育士の有資格者の家庭で少人数の保育を担うファミリーデイケアも選択できます。小学生のお子様なら、現地の小学校に通うことも可能。またお子様が6歳以上など、学校の規定に達した年齢で、現地の学校に通うには英語力に心配があるということであれば、親子で語学学校に通うこともできます。

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サーフィン、ヨガ、スキューバなどアクティビティを楽しむ

学校の後は親子で、またはときには保護者だけで、さまざまなアクティビティが楽しめます。美しい海や自然に囲まれたオーストラリアでは、サーフィンやスキューバ、ヨガなどが特に人気。学校の勉強だけでなく、アクティビティを通して、自然な英語を学ぶこともできます。

世界遺産などの観光

学校の後や休日には、ぜひ親子で観光に出かけましょう。オーストラリアでは各主要都市に1日で満喫できる世界遺産が豊富にあります。親子で学びながら記憶に残る旅を楽しむのも、親子留学の目的のひとつです。

オーストラリア親子留学で必要なビザの種類

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オーストラリア親子留学で必要なビザは、留学期間やスタイルによって異なります。3カ月以上の長期になると、学生ビザが必要になるので注意しましょう。

    

   

    親子とも学校に通う場合 親のみ通う場合 子ども(6歳以上)のみ通う場合
3カ月以内 観光ビザ 観光ビザ 観光ビザ
3カ月以上 学生ビザ 学生ビザ ガーディアンビザ
観光ビザ 扶養家族扱い 学生ビザ

親子で学校に通う場合

親子ともに学校に通う場合、留学の期間が3カ月以内なら、親子ともに観光ビザでOKです。3カ月以上なら、親は学生ビザ、子どもは観光ビザが必要です。

親だけが学校に通う場合

親だけが学校に通う場合、3カ月以内なら親子ともに観光ビザ。3カ月以上なら親だけ学生ビザ、子どもは親の扶養家族扱いとなります。

子どもだけが学校に通う場合

子どもだけが学校に通い、親は観光やショッピングなどを楽しむ場合は、3カ月以内なら親子ともに観光ビザ、3カ月以上で子どもが6歳以上の場合、子どもは学生ビザが必要となり、親はガーディアンビザ(保護者ビザ)となります。

学生ビザの申請条件

オーストラリアの学生ビザの申請条件や申請方法はこちら。
必要な条件
  • オーストラリア政府が認定する学校(CRICOS登録校)のコースを週25時間以上のフルタイムで受講すること
  • 滞在中に困らない額の資金があること
  • 心身ともに健康であること
  • 申請時に6歳以上であること
必要なもの
  • パスポート
  • 学校入学許可証
  • 海外留学生健康保険(OSHC)
  • 日本の身分証明書(運転免許所、戸籍謄本)
  • GTE(The genuine Temporary Entrantの略)

最後のGTEは、学生ビザ申請者が就学目的のある一時的な入国者であるかどうことを確認するための審査のひとつ。自身がGTE要件を満たしているということを2000字以内で説明します。

申請費用 620ドル(2019年7月現在)
申請方法 オーストラリア移民局のサイトからオンラインで申請します。申請から取得までには1、2カ月かかるので、出発の3カ月前程度から準備しておくことをおすすめします。

優秀なエージェントに任せて成功させよう

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オーストラリアの親子留学を扱うエージェントは、チャイルドケアやプリスクールに留学枠を持っていることがあるため、自分で現地校に申し込むより入りやすい場合があります。ビザ申請に関してもサポートが受けられるので、初めての親子留学ではエージェントに任せて、学校や滞在先など諸々まとめて手配してもらったほうが安心でしょう。せっかくの機会ですから、多少わがままに感じても親子の希望をしっかり伝えて相談してください。エージェントを選ぶときは、親子留学の経験がある人に紹介してもらうか、実績のあるところを選びましょう。実際に参加した人の体験談なども参考になります。

オーストラリアの親子留学は、学校にもよりますが最短で1週間から可能です。あれこれ悩むより、まずは短期間でも、気軽にオーストラリア親子留学にトライしてみてはいかがでしょうか。きっと、「また来たい」と思える、すばらしい経験になるはずですよ。

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この記事のライター