夏休みの過ごし方に関する調査で、親が子どもにさせたいアクティビティはキャンプと旅行、習い事では英語とプログラミングが人気!また、夏休みの勉強の関わり方についても明らかに。詳しくご紹介します。
夏休みは「キャンプ」と「旅行」が人気!
まず、84%の親が、夏休みに子どもに体験させたいことが「ある」と考えていることがわかりました。実際に「夏休みに子どもに体験させたいアクティビティ」は、「キャンプ」 と「旅行」が人気を集め、少し差をつけて「海水浴」や「山登り・山遊び」と続きました。
㈱イー・ラーニング研究所「子どもの夏休みに関するアンケート」結果のプレスリリース
体験の予算は2万円以下が半数!
キャンプや日帰りのアクティビティは、比較的リーズナブルにおさえられますが、旅行を考えている場合は高額になるうえ、親の長期休みが必要な場合もあるので、事前によく計画を立てることが必須です。
キャンプのメリットとは?
キャンプでは食事作りや寝る環境作りを自分たちで行う必要があります。そのため、火を起こしたり、テントを張ったりなどの作業も、子どもが自然とお手伝いすることになります。さまざまな学びがあるほか、子ども自身も役立っていると自信が持て、家族の絆も深まります。
また、普段はゲームやテレビなど、与えられた世界で遊ぶケースが多くなりがちですが、キャンプでは自然を相手に楽しむ必要があります。自然に触れて五感を養ったり、創意工夫を凝らして遊んだりすることができます。
さらに、感動を味わえることもキャンプの醍醐味。日没や日の出、夜の星空などを眺めるのは、普段街中では味わえない感動があります。
また、いつもより時間がたっぷりあるように感じて、家族でたくさん話ができそうですね。
夏の習い事は「英語・英会話スクール」「プログラミング」!
毎年あちこちで開催される英語のサマースクールは、言語を学びながら、異文化に触れられプチ留学体験ができると人気です。興味のある方は早めにチェックしてみてくださいね。
プログラミングには、読み書きとコミュニケーション能力も必要となるため、小学校低学年ごろからがおすすめです。ただし、教室によっては、未就学時向けのカリキュラムを工夫し、実施していることも。夏休みは各地で短期のプログラム教室が開催されるので、一度体験する機会として考えている方も多そうです。
英語のサマースクール5選【東京】 はじめての異文化体験を楽しもう!
必修化目前!プログラミング教育の意義とは?
夏休みの宿題をフォローをする親が多数!
また「調べものの手伝いをした」がトップとなったのをはじめ、「図書館などに連れていった」「問題を一緒に解いてあげた」など、子どもの夏休みの勉強をフォローしている状況がわかりました。これは、多くの小学校で夏休みの宿題となる自由研究を親が手伝っているとも考えられます。
実際に、夏休みの宿題で最も親が手伝っているのは「自由研究」と「工作」であるという調査結果もあります。手伝う理由は、ママは「取り組み方のコツがわからなそうだから」、 パパは「子どもとのコミュニケーションのため」がそれぞれトップです。
親にいつもより負担がかかるのも事実ですが、夏休みの宿題を通してコミュニケーションを深めるチャンスとも考えられますね。
オークローンマーケティング「子どもの夏休みの宿題に関する調査結果」
夏休み!自由研究プロジェクト|学研キッズネット
夏休みを有意義に過ごそう
体験を通して興味を持てたことを、自由研究のテーマにすることもできます。目的があれば、より充実した時間になるはず。長い夏休みは、家族でコミュニケーションを育みながら、有意義な時間を過ごしたいですね。