交通事故防止のために、子どもに早いうちから覚えてほしい道路標識。色分けや形の意味を明らかにしながら、最低限覚えてほしい道路標識と教え方のコツをご紹介します。道路標識の種類をおさらいし、パパママも知識を深めて、子どもの安全を確保しましょう。
道路標識の種類と意味について
①案内標識
②警戒標識
③規制標識
④指示標識
⑤補助標識
道路標識は色や形に工夫あり!
色分けの意味とは?
【黄】赤と同じく目立つ色のため、注意を促す警戒標識に使用
【青】青地に白の文字は見やすいため、指示や案内を示す標識に使用
【緑】気持ちを落ち着かせる効果のある緑は、高速道路の案内標識に使用
形分けの意味とは?
【四角】安定感があるため、案内や誘導に使用。「警戒標識」は角を上にした不安定な形で注意を促進
【三角】不安定な形で注意を引きやすいため、特に重要な規制を知らせるのに使用
道路標識を子どもに教えよう
【赤】必ず止まる
【黄】止まる、横断中に黄色にかわった場合は注意して進む
【青・緑】進んでもよい
赤い道路標識は「しない」、黄は「注意」、青と緑は「表示通りにしよう」と教えると覚えやすいです。
形についても子どもは理解しやすいですが、道路標識は形のみで判断するのは難しく、色と合わせて判断することが多いため、「色」を中心に覚えたほうがよいでしょう。
子どもに教えておきたい道路標識
絵本で覚える
著者:講談社(編)
出版社:講談社
大人気シリーズ「はじめてのシールえほん」。道路標識と自動車の45枚のシールが付いていて、何度も絵本に貼ったりはがしたりできます。進入禁止から、歩行者専用、横断歩道、横断禁止などの交通標識シールがあり、パパママと一緒に遊びながら学ぶのにピッタリです。
交通公園を利用する
都市公園である交通公園は、全国各地にあります。筆者が子どもとよく行く、千葉県浦安市にある交通公園には、小動物とのふれあい広場やポニーの乗馬体験もあり、交通ルールを学ぶだけでなくレジャースポットとして楽しむことができます。
浦安市交通公園
【所在地】
千葉県浦安市美浜2丁目15番1号
【営業時間】
午前9:00~午後4:30
【入場料】
無料
【休業日】
月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)
【アクセス】
京葉線新浦安駅から徒歩8分
【駐車場】
無料・2時間まで(普通車63台)
※土・日、祝日は市内在住のみ利用可
交通公園|浦安市公式サイト
お子さまと一緒に訪れたい「交通公園」 東京・神奈川編
お子さまと一緒に訪れたい「交通公園」 関西編
パパママがお手本になろう
子どもと一緒に歩いているときや、自転車に乗っているときに声かけしながら、なぜ守る必要があるのかも含めて教えてあげられるといいですね。大切なわが子の安全のために、道路標識を意識してみませんか?