元麻布の名門校として知られる西町インターナショナルスクール。少人数制できめ細やかな指導が特徴で、英語力だけでなくさまざまな体験型授業、スポーツ、他校との交流などを通して世界の架け橋となる人間力を磨くことができます。同校の学費や受験、カリキュラムの特徴などをご紹介します。
西町インターナショナルスクールとは?
学校概要
西町インターナショナルスクールは、元麻布の一等地に建つ幼小中一貫の名門校です。1949年の設立と歴史も古く、幅広い国籍の生徒を集めるきめ細やかな少人数制で、受験の倍率が高いことでも知られる人気の学校です。
日本語の修得にも力が入れられており、体験型授業や各種スポーツ活動も盛ん。日本の学校と交流する機会もあり、バランス感覚のある人格者が目指されています。
キャンパスは1校のみ(東京都港区元麻布)
住所:東京都港区元麻布2-14-7
WASC認定校、CIS認定校
男女共学、幼・小・中等部あり(5~15歳が対象)
学校の歴史と特色
1949年に松方種子氏によって設立
西町インターナショナルスクールは、1949年、松方種子氏によって設立された老舗のインターナショナルスクールです。松方種子氏は、父方の祖父に第4代、第6代総理大臣を務めた松方正義、母方の祖父に実業家の新井領一郎をもつ人物です。
松方種子氏自身は17年間をアメリカで過ごしており、戦後、帰国して、日本の復興には文化の違いを理解し、国境を越えて活躍できる子どもたちを育てる教育が必要だと実感したことが設立のきっかけとなったようです。学校は松方家の邸宅からスタートし、この邸宅は現在も同校の象徴として残されています。
多国籍な生徒構成
西町インターナショナルスクールのカリキュラムの特徴は?
主な学習目標は以下。
- 優れたコミュニケーション能力を持つ生徒
- 深い思考力のある生徒
- 自主的に学習をすすめる生徒
- 協調性のある生徒
- 質の高い成果を生み出す生徒
- 世界大使
全生徒に日本語教育を実施
毎年開催されるフードフェア
西町インターナショナルスクールの雰囲気を知る上で、ぜひ参加したいのが毎年秋に開催される西町インターナショナルスクールのフードフェア。同校の保護者が中心となり、寄付を目的に運営されるイベントです。
世界各国のフードやドリンクのほか、ゲームやアクティビティも開催されるので、お子様連れでも楽しめる内容。学校で開催され、入場無料、誰でも入場できるので、学校を見学する貴重な機会となります。学校生活の雰囲気をお子様が自分の肌で感じられるのも、モチベーションアップにつながりますね。
※2019年は10月12日を予定していましたが、台風19号の影響で11月23日(土)に延期されました。
他学校との交流が盛ん
日本人の割合は?卒業生の進路は?
日本人は3割程度
約5割の生徒がアメリカンスクール・イン・ジャパンに進学
学費や授業料、費用はどのくらいかかる?
志願(受験)時にかかる費用 | |
出願料 | 20,000円 |
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入学時にかかる費用 | |
入学金 | 300,000円 |
施設費用 | 600,000円 |
毎年かかる費用 | |
授業料 | 2,302,000円(幼稚部から9年生) |
教育拡充費 | 200,000円 |
西町インターナショナルスクールの受験内容は?
9月と2月にオープンキャンパスを開催
歴史があって立地もよく、教育の質が高いことから、入学へのハードルは決して低くはない西町インターナショナルスクール。しかし、お子様の将来を考えれば得られるものは大きいといえるでしょう。
入学を狙うなら、倍率が上がる小学校からより、プレスクールからチャンスを狙うのがおすすめ。フードフェスタのようなイベントのほか、9月と2月にオープンキャンパスが開かれているので、東京都内など近隣にお住まいであればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。説明会では校長先生によるプレゼンテーションもあるため、教育理念について詳しく知ることができますよ。オープンキャンパスは学校を詳しく説明するため大人限定となっています。お子様は同伴できないので、家族で計画して参加しましょう。