お絵かきは子どもの大好きな遊びのひとつ。お絵かきで子どもの自由な発想や想像力をより豊かに表現できるように、画材に注目してみませんか。子どもがお絵かきを楽しむのにぴったりな、画材の種類と特徴をご紹介します。
色鉛筆は細かい塗り絵に
色鉛筆は12色入りの標準的なものから、細かい色のグラデーションを見事にそろえた100本以上のセットまで、さまざまな商品があります。まずは適度に色数がそろっていて、自分で新しい色味を工夫することもできる12色タイプがおすすめです。
また、成長に応じて多色タイプに変えていくと、色彩感覚を育てることもできます。
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クレヨンはお絵かきの初心者マーク
クレヨンは短くて持ちやすく、書き味が滑らかなのが特徴。力がない子どもでも、ある程度発色の良い絵を描くことができます。クレヨンは大きな画用紙に思いっきり大きな絵を描くときにぴったりです。小さい子どもほど小さいものを描くのは難しいので、大きな用紙を用意して自由にお絵かきを楽しみましょう。
有害なものが含まれていない商品が多いですが、誤飲の危険性を考慮して安全な素材で作られたものを選んでおくと安心です。
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クーピーは両者のいいとこ取り
販売元:サクラクレパス
クーピーはサクラクレパスの商品で、色鉛筆のような形状ながら、発色や書き味はクレヨンに似ている不思議な画材です。クレヨンのように芯だけでできていますが、手が汚れず、消しゴムで消すこともできます。
色鉛筆ほど細かい作業には向いていないものの、ある程度細かいお絵かきにも対応でき、クレヨンのような発色です。子どもが力を入れて描いても折れにくいのもメリットです。
絵の幅がひろがる絵の具
絵の具を使うと、筆によっては広範囲まで一気に塗ることができるので、絵の幅が広がります。また、筆の使い方によって繊細なタッチやダイナミックなタッチなどさまざまな描き方ができるのが特徴です。
こんな画材も-水溶性チョーク「キットパス」
販売元:日本理化学工業
キットパスは、日本理化学工業が作っている、新しいタイプの画材です。
クレヨンのようにも見えますが、実は水溶性のチョークなんです。水溶性なので、窓ガラスや鏡などつるつるした平滑面にお絵かきして、布できれいに消すことができます。また、紙に描いた絵を水筆でなぞって、絵の具のような使い方も楽しめます。
キットパスの楽しみ方については、下記の記事でも紹介しているのでご覧になってみてくださいね。