2024年06月05日 公開

梅雨OK!子連れおすすめ室内お出かけスポット7選(愛知、岐阜、三重)

雨が多い梅雨のシーズンは、室内で遊べるお出かけスポットが嬉しいですね。この記事では、東海エリア(三重・岐阜・愛知)にある、室内メイン、子連れ家族での観光・おでかけにおすすめの7スポットをご紹介します。

雨の日お出かけ

子連れでおでかけしたら、雨が降ってきて台無しになった・・・なんていう苦い経験をされたご家族も多いのではないでしょうか。特に梅雨のシーズンは雨が降っても大丈夫なおでかけ先をセレクトしたいものですね。愛知県・岐阜県・三重県の3県には、室内で楽しめるおでかけスポットがたくさん。東海エリアで梅雨に子連れでも楽しめるスポットを県別にご紹介していきます。

梅雨の子連れお出かけも室内スポットなら楽しく遊べる!

梅雨の時期は家にこもってしまいがちですが、お出かけ先が空いているというメリットもありますね。愛知・岐阜・三重の東海エリアには室内でも遊べるスポットがたくさん。傘や子供用のレインコートなどを準備して楽しくお出かけしましょう。

愛知県の室内お出かけスポット

愛知県には雨の日でも子連れで楽しめる室内お出かけスポットがたくさんあります。有名な定番スポットだけでなく、混雑しない穴場も。ご紹介したいスポットは数え切れないほどですが、なかでも私が子連れで訪れて特に良かったおすすめスポットを3つに絞って紹介します。

名古屋港水族館(名古屋市)

名古屋港水族館は、愛知県名古屋市港区にある総合水族館。名古屋港ガーデンふ頭にあり、北館と南館に分かれています。
館内では、約500種5万点の海の生き物が飼育・展示されており、北館ではイルカやベルーガなど、可愛らしい海の動物たちも数多くいます。また、日本国内では貴重なシャチに会える水族館としても有名なんですよ。ショーではイルカのパフォーマンス、シャチやベルーガのトレーニングを実際に見ることができます。南館のテーマは「南極への旅」で、日本から南極までの水域を5つに分け、その環境と共に生き物たちがたくさん紹介されています。大水槽やペンギンのエサやりも必見ですよ。

施設名名古屋港水族館
住所愛知県名古屋市港区港町1-3
アクセス地下鉄名古屋港駅から徒歩5分
TEL052-654-7080
営業時間通年 9:30~16:30(閉館17:30、時期により異なる)
定休日月曜、祝日の場合は翌日休、7~9月は無休 GW、年末年始、春休みは無休、冬期は点検期間休あり
入園料大人(高校生)2,030円、小・中学生1,010円、幼児
(4歳以上)500円
公式HPhttps://nagoyaaqua.jp/

トヨタ博物館(長久手市)

トヨタ博物館は、愛知県東部の長久手市にある自動車の誕生から現在までの歴史や文化を学べる博物館。ガソリン自動車誕生から現代までの自動車の歴史やそれにまつわる日米欧の代表的な車両約140台が余すことなく紹介されています。世界初のガソリン車や、蒸気自動車、電気自動車などの車両も展示されているので、車好きでなくともおすすめの場所です。
クルマ館では、自動車の誕生から発達、発展の歴史を、実車展示を主体にわかりやすく紹介されています。文化館には、ポスターや自動車玩具、カーマスコットなど自動車にまつわる文化資料約4,000点を展示する「クルマ文化資料室」があり、懐かしいミニカーやプラモデルも展示されているので親子で楽しめますね。

施設名トヨタ博物館
住所愛知県長久手市横道41-100
アクセスリニモ芸大通駅から徒歩5分
TEL0561-63-5151
営業時間通年 9:30~16:30(閉館17:00)
定休日月曜、祝日の場合は翌日休 年末年始休
入場料大人1,200円、シルバー(65才以上)700円、中高生600円、小学生400円※未就学児は入場無料です。
公式HPhttps://toyota-automobile-museum.jp/

名古屋市科学館(名古屋市)

名古屋市科学館は、愛知県名古屋市の市街地にある白川公園(芸術と科学の杜)内にある総合科学館。「理工館」「天文館」「生命館」の3つの館で構成されています。
「みて・ふれて・たしかめて」をコンセプトに、さまざまな展示や体験を通じて、子どもから大人まで楽しみながら科学に触れることができます。
なかでもおすすめは、プラネタリウム。名古屋市科学館のプラネタリウムは、ドーム内径35mの世界最大級の「NTPぷらねっと」で、ギネス認定されているんです。限りなく本物に近い星空が再現されており、必見ですよ。
また、マイナス30度の部屋でオーロラ映像を体験できる装置や、高さ9mの人工竜巻を体験できる装置など、エンターテイメント性豊かな4つの大型展示も設置されており、科学好きな子どもたちは遠くから訪れるほどのおすすめ科学館です。

施設名名古屋市科学館
住所愛知県名古屋市中区栄2丁目17-1 芸術と科学の杜・白川公園内
アクセスリニモ芸大通駅から徒歩5分
TEL052-201-4486
営業時間月曜日 第3金曜日 年末年始12月29日から1月3日
定休日月曜、祝日の場合は翌日休 年末年始休
観覧料(展示室とプラネタリウム)
展示室のみ料金もあり
一般400円、高校・大学生(要・学生証 )500円、中学生以下場無料
公式HPhttp://www.ncsm.city.nagoya.jp/

岐阜県の室内お出かけスポット

岐阜県は豊かな自然に囲まれていますが、雨の日でも子連れで楽しめる室内お出かけスポットも。定番スポットのほかに最近できた新しい施設もご紹介します。

世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ(各務原市)

アクア・トトぎふは、岐阜県南部、愛知県にも近い各務原市にある世界最大級の淡水魚水族館。
東海3県を流れる木曽三川・長良川の源流から河口までと世界の淡水魚をテーマにしており、国内外の淡水にすむ生き物約250種、22,000点が展示されています。常時の淡水生物飼育展示における種類は世界最大規模で、淡水魚を見るだけでなく、体験コーナーでは餌やりなどで触れ合えます。
また、館内では生き物のガイドやふれあい体験、体験学習プログラムなど、企画やイベントも充実。岐阜県の自然環境や世界の河川環境を、子どもから大人まで楽しく学べる水族館なんですよ。ほとんどが屋内展示なので、天気や暑さ・寒さを気にすることもなく楽しめます。公共交通機関はやや遠いので、車での来場がおすすめです。

施設名世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ
住所岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内
アクセス名鉄名古屋本線笠松駅から岐阜バス松川島線で20分、河川環境楽園下車すぐ
TEL0586-89-8200
営業時間通年9:30~16:00(閉館17:00)、土・日曜、祝日は~17:00(閉館18:00)、時期により異なる
定休日不定休、河川環境楽園の休みに準じる
入館料金大人1,780円、中高生1,400円、小学生900円、用事(3歳以上)500円
公式HPhttps://aquatotto.com/index.php

多治見市モザイクタイルミュージアム(多治見市)

多治見市モザイクタイルミュージアムは、岐阜県東部の多治見市にあるタイルの博物館。
このミュージアムでは、壁や床を彩るタイルそのものの魅力を知ってもらうために、膨大なタイルのコレクション、タイルと暮らしの関係、それにタイルを作り続けてきた多治見の歴史を学ぶことができます。
地元では有名なスポットですが、開館はまだ新しく、モザイクタイルのミュージアムは珍しいので穴場スポットです。
お土産にはカラフルなタイルを使ったアクセサリーや箸置きなどのアイテムがおすすめ。地元のタイルメーカー製品や、モザイクタイルミュージアムのオリジナル商品がバラエティ豊かに揃っています。
ミュージアムの設計は、世界的に著名な日本人建築家、藤森照信氏が手掛けており、外観はとてもユニークなのでぜひ行ってみてくださいね。

施設名多治見市モザイクタイルミュージアム
住所岐阜県多治見市笠原町2082-5
アクセス多治見駅南口、「多治見駅前」2番バスのりばから東鉄バス笠原線『東草口行き』または『羽根行き』に乗車、「モザイクタイルミュージアム」下車。(駅からの所要時間:約17分)
TEL0572-43-5101
営業時間9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
定休日月曜日(月曜日が休日の場合は、翌平日)※年末年始12/29〜1/3の間休館
観覧料個人 310円
高校生以下は無料(学生証のご提示で無料になります)
公式HPhttps://www.mosaictile-museum.jp/

三重県の室内お出かけスポット

三重県は美しい海に面したロケーションと歴史・食べ物もおいしい魅力的な県ですよね。雨の日でも子連れで楽しめる室内お出かけスポットでは、海が豊かな土地だけに水族館が代表的なスポットです。水族館のほか2スポットに絞ってご紹介します。

鳥羽水族館(鳥羽市)

鳥羽水族館は、三重県南部の鳥羽市にある室内型の水族館。延床面積は約25,000m²、通路全長は約1.5kmと、国内最大級の規模を誇ります。飼育している生きものは約1,200種類と水族館として日本一、広さ・種類ともに日本を代表する水族館として知られています。
館内は12のテーマにゾーン分けされており、順路を気にすることなく自由に観覧できるのが大きな特徴です。
国内で唯一飼育しているジュゴンをはじめ、ラッコやスナメリなどの人気者から、ちょっとマニアックで珍しい生きものまで、多種多様な生きものたちに出合える場所です。アシカのショーやセイウチのふれあいも人気です。

施設名鳥羽水族館
住所三重県鳥羽市鳥羽3丁目3-6
アクセスJR参宮線、近鉄鳥羽線鳥羽駅から徒歩10分
TEL0599-25-2555
営業時間通年9:00~16:00(閉館17:00)、7月20日~8月31日は8:30~16:30(閉館17:30)
定休日無休
観覧料大人2,800円、小中学生1,600円、幼児(3歳以上)800円
公式HPhttps://aquarium.co.jp/

伊賀流忍者博物館(伊賀市)


伊賀流忍者博物館は、三重県伊賀市の上野公園(伊賀上野城)内にある忍者に関する博物館。戦国時代や江戸時代にかけて活躍した伊賀忍者の歴史や生活の知恵などを学ぶことができます。
この博物館には、忍者が実際に住み、使っていた仕掛けやカラクリのある「忍者屋敷」や、忍者が使っていた道具や武器を展示している「忍術体験館」、忍者による忍術実演ショーが見学できる「忍術ひろば」などがあります。忍者屋敷では、スタッフの忍者やくノ一(くのいち:女性忍者)がさまざまなカラクリを案内してくれます。
忍術体験館では、忍者の代表的な武器である「手裏剣」など、当時使われていた忍具や資料を400点以上展示しています。忍術体験広場では、手裏剣打ちの体験もできます。
公園内には伊賀上野城もあり、城内を見学できるほか、山城の天守からの絶景もたまりません。

施設名伊賀流忍者博物館
住所三重県伊賀市上野丸之内117
アクセス伊賀鉄道「上野市」駅徒歩6分
TEL0595-23-0311
営業時間通年 10:00~16:00(曜日・時期により異なる)
定休日原則年末年始
観覧料大人(高校生以上)800円、小人(4歳〜中学生)500円、幼児(3歳以上)800円
別料金:忍術実演ショー500円、※手裏剣打ち体験:6枚 300円
公式HPhttps://www.iganinja.jp/about/index.html

雨だからこそ!楽しめる室内スポットの魅力

愛知、岐阜、三重の東海3県で雨でも楽しく遊べる室内のおでかけスポットを7つご紹介しました。
室内スポットは科学館、水族館、博物館など屋内がメインになりますが、有名スポットから穴場スポットまでたくさんあります。
私が雨の日に子連れで行ってよかったスポットをご紹介しましたが、ここに紹介しきれなかった楽しいスポットもまだまだあります。
ぜひ、親子でお気に入りの場所を見つけてお出かけしてみましょう。

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この記事のライター

かのまお
かのまお

愛知県在住歴30年。会社勤めの後フリーランス。ライターとしては、不動産や建築、旅行系、パワースポットなどの記事が得意。別名義で小説家としても活動、2010年代に芥川賞ノミネート、これまでに単行本3冊刊行。