2023年09月21日 公開
ピアノ練習

ピアノはおうちで弾けるようになる!自宅で教える&おすすめ練習方法

人生を豊かにしてくれる音楽。音楽関係の習い事として一番メジャーなものと言えばピアノですが、コツがわかれば自宅でもピアノの基礎を固めることは可能です。今日は我が家流ではありますが、そんなピアノの基礎を教える上でのノウハウをご紹介できればと思います!

ピアノ練習

人生を豊かにしてくれる音楽。
もし我が子も楽器を弾いたりできたらな…
好きな音楽を流すとご機嫌で歌って踊ってるし…もしかしたら素質があるかも!?

なんて、なんとなーく思ったことはありませんか?
私はしょっちゅうでした。親バカですね。笑
ただ、習うには教室が少し遠かったのと、お月謝の節約になればと思い…
結果的に自宅で自ら音楽を教えるという選択を取りました。

音楽関係の習い事として一番メジャーなものと言えばピアノですが、コツがわかれば自宅でもピアノの基礎を固めることは可能です。

今日は我が家流ではありますが、そんなピアノの基礎を教える上でのノウハウをご紹介できればと思います!

習い事でも人気のピアノ

習い事

様々な習い事がある中でも常に人気の高いピアノ。
水泳や英語に並び、常に上位にランクインしています。
「ピアノ=女の子の習い事」 というイメージも強いですが、音楽を通じて感性を育むことができたり、両手を別々に動かすような器用さが培われたり、一曲を完成させる為にコツコツと練習を積んでいく大切さが学べたりなど…
人生そのものの糧になるという点で、男の子にも充分おすすめできる習い事と言えるでしょう。

また、音の基本や楽譜の読み方がわかるということは、音楽全体への知識に通じています。
ピアノがある程度できることによって、他の楽器に興味が出た際にもチャレンジ&上達しやすくなりますよ。

ピアノは何歳から始める?

ピアノを始めるのにあたって、適した年齢はあるのでしょうか。
一般的な教室では3歳~4歳頃からレッスンを始める所が多いようです。

ですが、レッスン内容を見てみると…ガッツリ ピアノを弾くというよりは、歌ったり音に合わせた動作をしたり…という「音楽を身体で感じて楽しむ」というリトミックの要素が強いようです。
リトミック

3歳の子どもでは、ピアノの鍵盤をおさえる上で手の大きさが足りなかったり、鍵盤を押す指の力が足りなかったり…と、成長面でまだ未熟な部分があることも理由の1つではありますが、それ以上に幼児期のリトミックが基礎として大切なことなんですね。

私は このリトミックに関して、年齢制限は無いと思っています。
赤ちゃんが童謡に合わせて身体を揺らしたり、箱をポンポンと叩いたり…
親が教えなくても、子どもには産まれながらにして身体で音を楽しむ才能があるんだと、子育てを通じて私自身 感じる瞬間がたくさんありました。
そういう機会を大切に、親子で色々な音や曲に触れていくことも音感を育てていく大切なベースになっていくのではないでしょうか。

コミニュケーションが取れる月齢になったら、リズムに合わせて手や楽器を叩く(我が家はよく『♪幸せなら手を叩こう』に合わせてやってました)や、「大きく・小さく」といった強弱の調節(ぞうさんの音、ひよこさんの音~と声掛けすると子どもに伝わりやすいと思います)など…
少しずつ表現の幅を広げていくと良いと思います。

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親はピアノを弾けなくても大丈夫?

親とピアノ

ピアノを教える上で多くの親が気になる部分なのではないでしょうか。
結論から話しますと、未経験者でもピアノの基礎部分なら教える事は可能です!

ただ、その場合は子どもと一緒に自分も学ぶ気持ちで取り組んだ方が、前向きな気持ちで進められると思います。

そして、まず…
・楽譜のドレミファソラシドが読める
・鍵盤のドレミファソラシドがどこかわかる

この2点だけは事前に理解しておきましょう。

「ピアノを弾く」ということは、言い方を変えると
「楽譜に記された音符が、どの鍵盤のものか理解しながら押していく」という作業の繰り返しなので、楽譜と鍵盤の「ドレミファソラシド」がわかることは、とても大切な部分になってきます。

インターネットの画像検索で
「音階表」と検索してみると、ピアノ鍵盤のイラストがついたわかりやすい図表がたくさん出てきます。
宜しければ参考にしてみてくださいね♪

「一週間に1時間」よりも「一日10分」の練習で伸びる!

ピアノに限らずの練習あるある ではありますが…週に一回の長時間練習よりも、一日短時間の練習を積み上げた方が上達が早いです。

ピアノは指の動きの感覚を脳に刷り込む、という作業になるので時間をかけて少しずつ頭に入れた方が良いのかもしれませんね。

また、練習時間が長くなるほど集中力も切れやすくなるので、子どもと楽しめる範囲の時間で取り組むのは、長く続けていく上で大切なポイントになってくるかと思います。

我が家では「昨日苦戦してできなかった箇所が一晩経ったら何故かすんなりできてた!ヤッター!」という現象がよく起こります。

寝てる間に脳に刷り込まれているのかな…?
と私は解釈していますが…本人のコンディションの問題もあるのかもしれません。

「できるまでやる!」も、もちろん大切なのですが…煮詰まってしまった場合は「明日はきっとできるよ」と声掛けして一旦時間を置くことも効果的だと思います。

我が家流!ピアノのステップアップ法

ここからは、実際に我が家で実践していたピアノの上達方法をご紹介していきたいと思います。
少しでも参考になるものがあれば幸いです。

ピアノを始める時に揃えておくと良いもの

おうちでピアノを始める上で、あると良いものを紹介します。

①鍵盤楽器
鍵盤楽器

やはりピアノを始める上で鍵盤に触れることは大切になってきます。
しかし、いきなり大きなピアノをドン!と買うと場所もお金も相当かかってしまうし、もし続かなかった時のリスクも大きいです…。

まずはお部屋に負担なく置ける小型キーボードで始めても良いと思います。
キーボードには鍵盤が軽いものも多く、子どもにも扱いやすい利点や、音量を調節できるという利点もあります。
賃貸のお家や夜でも音を気にせず練習できるのは、かなり魅力的です。

②初心者用楽譜
ピアノの楽譜は楽器屋さんや音楽教室内、ネットで購入が可能です。

初めての楽譜を選ぶポイントとして…

・音域の少ないもの
「右手だけで弾ける」「ドからソまでの音で弾ける」など記載がある楽譜もあります。

・一曲が短い物
4~8小節くらいの曲からスタートしましょう。

・片手で成り立つ曲もの
両手記載の楽譜でも構いませんが、片手だけでメロディラインが成り立つ曲のものが理想です。

…の3つの要素が兼ね備わったものがベストかと思います。
加えて、音名ふりがなや指番号がついているものも便利です!

また、子どもでも一目でわかりやすい「色音符」が使われた楽譜も販売されており、我が家が実際に使っていたものがこちらです。
楽譜

「色音符」という名の通り、各音にド→赤、レ→黄色などと色がついています。
鍵盤に同じ色のシールを貼るとわかりやすく練習を進めることができるので、おすすめですよ♪

楽譜
このように鍵盤のシールと色がリンクします

ちなみに色音符譜でない場合でも、楽譜に色鉛筆で書き込めば同じように練習ができます。
楽譜

楽譜は本当に色々なものが出ているので、悩んでしまうところなのですが…
最初だからこそ「達成感」を大切に、子どもと簡単に取り組めそうなものを選んでみてください。

③色シール(鍵盤シール)
色シール

先ほどの色音符の説明でも出てきましたが、鍵盤に貼り、音の目印にするシールがあると便利です。
ド~シの7色あると良いでしょう。
手軽なものでおすすめは、100円ショップに売っている丸シール。
鍵盤にも無理なく貼れるサイズ感で、使いやすいです。
先ほど紹介した色音符の楽譜を使用する場合は、楽譜の音符の色と鍵盤に貼るシールの色が統一されている方が取り組みやすいです。
市販のシールで同一の7色が揃わなければ、白いシールに色鉛筆やマジックで色を塗って使いましょう。

実践スタート!「おひげの『ド』はおへその『ド』」からスタートしてみよう!

「ピアノの練習=曲を弾く」 というイメージがありますが、いきなり楽譜を開いて「さぁ、弾こう!」と言っても子どもは「???」という状態です。

おへそのド

鍵盤には基準となる「ド」の音があります。
まずは、この存在を伝えることから始めましょう。

場所の探し方はとっても簡単!
鍵盤の中心位置に座った時、おへその辺りにある「ド」の鍵盤がそうです。

上手に見つけられたら色シールを鍵盤に貼って目印にしましょう。

この「おへその『ド』」は、楽譜に記すと髭のような短い横線が一本入っている音符なので「おひげの『ド』」と呼ばれることもあります。
「座った時におへそにある『ド』が、音符のおひげの『ド』だよ」と、楽譜をの『ド』を一緒に探しながら指差し、実際に鍵盤で弾いてみましょう。

この時、多くの子は人指し指でドを押したがるのですが、音楽には「指番号」というスムーズに曲を弾くための指使いのルールがあります。

1番指→親指
2番指→人指し指
3番指→中指
4番指→薬指
5番指→小指

よく、初心者用の楽譜を読むと音符の上に小さく記入されている番号がありますが、
それは、この指番号を示すものなんです。

前置きが長くなってしまいましたが、「ド」の音の指番号はまず1番指で弾いてもらうと後々スムーズなので、子どもには「1番指の親指で弾いてね」と指導しましょう。

「ド、ド、ドー」と親がリズムよく口ずさみ、それを子どもに鍵盤で真似っこしてもらう…
そんな手順で基準の「ド」の学習はクリアです!
暫くはこれを毎日反復しながら様子を見て、レ→ミ→ファ→ソ…と、1音ずつ増やしていきましょう。

ちなみに指番号は

レ→2
ミ→3
ファ→4
ソ→5

と、最初は教えます。
音の真似っこも、「ド、ミ、レ、ド、レード」など…弾ける範囲の音を組み合わせながらレベルアップしていきましょう。

ここまでできると、楽譜への導入もスムーズなはずですよ。

短く簡単な曲からチャレンジしてみてくださいね。

ゲーム感覚でできる!おすすめ音感育成方法

さて、楽曲だけをバリバリやると飽きられがちなので…
我が家では「じゃあ、ここからはゲームにしまーす!」と切り替えることがあります。

ゲームといっても、音感の育成に役立つものなので、こちらも良かったら参考にしてみてください。

①覚えられるかな?ドレミで歌おうゲーム
簡単な動揺など、身近な音楽を歌詞ではなくドレミで歌うものです。
例えばカエルの歌で行うとしたら…
親は「今日は『カエルの歌』をドレミで歌ってみるよ。聴いていてね。」と声をかけてドレミで一周歌って聴かせます。
その後に「次は少しずつ歌うから真似っこしてね!」と声をかけ「ドレミファミレド~はい!」と子どもに復唱してもらいます。
歌えたら少しずつ先に進みます。
最終的に通して歌えるようになったら大成功!たくさん褒めてあげましょう。

②ドレミ当てっこゲーム
まずは親が鍵盤でド・レ・ミと鳴らし、子どもには聴いてもらいます。
「じゃあ、ここからは目を瞑ってね。これから弾く音はどの音でしょうか?」と声をかけ、1音だけ弾き当ててもらうゲームです。
間違えてしまったらもう一度ド・レ・ミを聴かせ、もう一度同じ音を鳴らします。
当たったら「どうして見てないのにわかるの!?」と大げさなくらい驚いて褒めてあげましょう。

ド・レ・ミがコンスタントに当てられるようになったら、「ドミレドレレレ」等、メロディーっぽくしたものを当ててもらったり、ファの先の音階を取り入れて幅を増やしていきましょう。
我が家では途中で交代して子どもが弾く側にまわっても楽しんだりもしています。

ここで紹介したどちらの遊びも、繰り返すことで相対音感(1つの音に対して別の音がどの程度離れているかがわかる感覚能力)が養われます。
つまり、なんとなく聞いたメロディーをドレミに変換する力がつくという事です。
「なんとなく」で曲が弾けるようになったら音楽がより楽しくなりそうですよね。
煮詰まった時だけでなく是非練習中に遊び感覚で積極的に取り入れてみてください。

音楽カードや音楽表を活用するのもおすめ

市販の音楽カードや音楽表には音階の読み方や、音符の長さ、記号の意味などがわかりやすくに記載されています。
カードは持ち運びやすく、クイズ形式やカルタ形式で音楽の知識を身に付けることができますし、表タイプはお部屋やトイレなどに貼ることで、生活の中で自然と音楽の知識を目にする時間ができます。

どちらも普段の練習と合わせて活用すると便利ですよ♪

我が家で自作したピアノ練習便利グッズを紹介

市販で買うこともできるけれど…節約も兼ねて我が家で作った音楽グッズを何点かご紹介します。

・指番号表と音階表
指番号表
音階表

先ほどご紹介した指番号と音階がわかりやすく表記されているものです。
インターネットで検索して出てきたフリー素材の表を少しアレンジしてA4サイズでプリントアウト、表裏1枚にまとめてラミネートしたものです。
指番号がわからなくなってしまった際には実際に手を置いてもらって確認したり、音の確認に使いました。
楽譜の並びにしまっておけば場所も取らずサッと取り出せるので大変便利です。

・ホワイトボード五線譜
ホワイトボード五線譜

こちらは100円ショップで売っている材料[ホワイトボード・油性マジック・マグネット]があれば手軽に作ることができるグッズです。
「『ミ』の所にマグネットを置いてね」と音当てゲームをしたり、ホワイトボードマーカーで記号を書いて説明したりと…結構便利で、写真からも見て取れるように酷使しています。
我が家は音楽カードが無いので、その代わりにこのホワイトボード五線譜で説明することが多いです。

子どもにとっては難関!「両手弾き」に挑戦してみよう

ピアノの両手弾き

さて、ピアノ初心者にとって1つの大きな難関といえるのが「両手弾き」です。
しかも、ピアノの場合は両手が別々の動きをするので、なかなかハードルが高いですよね。

まず、曲選びのポイントとして
①単音(ドミソ~と和音で抑えるのではなくド~だけ抑える)で弾ける曲
②右手と左手が同じリズムで弾ける曲

ですと、スタートしやすいかと思います。

練習の手順は、
①右手を弾けるようにする
②左手を弾けるようにする

と、まず各手別々に練習をします。
すらすら弾けるようになったら、親は左手練習の際に右手を弾いてあげるなど合わせてあげるといいですよ。

③両手で弾く

さぁ、ここからが大変ですが、もう地道に初めから一小節ずつ両手で合わせます。
いきなり「最後まで弾きなさい」だと子どももパニックになってしまうので、最初の1小節ができたら次の1小節…といった感じで少しずつゆっくり進めていきましょう。

その日にできてなくても、繰り返すことで次の日 急にできたりすることがあるので、気長に取り組んでくださいね。
短い曲でも簡単な曲でも、最後まで弾けるようになったら万々歳です!
その時はたくさん褒めてあげて下さいね。

ハ長調のスケールとカデンツができたら基本のマスターはOK!

ハ長調のスケールとは、基本の音階「ドレミファソラシド」のことです。

カデンツとは、それに伴う基本の和音(ドミソ~と3つの音を同時に弾くこと)です。
ハ長調の和音は「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」「シファソ」の4つです。

この和音がマスターできると、一般的な童謡の7割くらいは、楽譜が無くても両手弾きができるようになる…といっても過言ではない程、弾ける曲の幅が広がります!

スケールとカデンツ
こちらがスケールとカデンツの楽譜です。練習用にどうぞ。

譜面だけ見ると、なんだか難しそうですが…
慣れてくると指が勝手に押さえてくるので、毎日少しずつ繰り返し練習してみてくださいね。

ちなみに、ここでも指番号がけっこう大切なので、そこだけ注意して取り組んでみてください。
(慣れたら両手でチャレンジ!)

音楽を好きであり続けてもらう為に心がけている2つのこと

ピアノを通して芽生えた音楽への興味をもっともっと伸ばしてほしい。
そんな気持ちで、我が家が練習以外に心がけていることが2つあります。

披露の場を作る

おうちでピアノをやっている欠点をあえて挙げるとすれば発表会などの披露の場が無いことです。
教室に通っていない分、マイペースに進められるのは魅力的ではあるのですが、目標と日付を定め、そこに向けて努力していくというステップも大切だと思い、時々家の外で発表する場を設けるように心掛けました。
例えば、ストリートピアノが設置されている場所を調べてお出掛けついでに演奏してみたり、新年会や結婚式の余興の場で一曲弾かせてもらったり…

披露の場を大切に
楽器もピアノにこだわらず、できそうなものをできそうなレベルで

自分の特技で拍手をもらうと嬉しいし、自信も付きますよね。
時々このような刺激があることで、「普段の練習が役に立つんだ」という実感にも繋がっているように思います。

色々な楽器に触れさせる

ピアノに限らず色々な楽器に触れるチャンスを大切にしています。
色々な楽器

例えば楽器屋さんを見ていると、色々な楽器が置いてあり、店員さんが「良かったら触ってみますか?」と声をかけてくださる場合があります。
そういう機会に甘えてドラムを少し叩かせてもらったり、楽器をやっている知り合いにお願いしたり…
色々な楽器に触れることで「リズムに合わせるのって楽しい!」「この楽器にもピアノと同じくドレミファソラシドがある!」と、
培った音感が全ての楽器に繋がっている事に気付くきっかけになります。

何より、経験は最大の宝物!
自分の「好き」を見つける入口をたくさん作ってあげたいという気持ちも大きいです。

「音楽」の言葉通り、楽しむ気持ちが大切

ピアノ

いかがでしたでしょうか。
今日ここでご紹介した内容はあくまでも我が家流ですが、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです!

教室に通うと どうしても毎週のノルマがあるので、練習に付き合う親も大変~という意見も多く、その点マイペースに進められるおうちピアノは親も子も心に余裕を持って取り組めるかと思います。
また、ピアノを通じて親子のコミニュケーションの場ができるのも魅力的ですね。

音楽は文字通り音を楽しむことが上達の近道!
「できた!」の達成感を大切に楽しい気持ちで徐々にレベルアップしていきましょう♪

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

ちばまり
ちばまり

飲食業界→水族館→アクセサリーデザイン…と不思議な経歴を経て、現在は男の子を育てています。「経験は宝」と、自身のこれまでを重ねながら…キャンプや工作、科学実験等…親子で日々 色々なことにチャレンジしています! さぁ、どんな好奇心の種が育つかな…?