お家にある材料で今すぐできる、簡単で華やかなペーパーフラワーづくりをしませんか?
お誕生日会などのイベントの飾りやお友達へのプレゼント、雨の日の室内遊びなどに便利なペーパークラフトです。
材料は、全て家にあるもので、何も買いに行く必要がないので、思い立ったときにすぐ作り始めることができますよ!基本の作り方がわかれば、アレンジもしやすいクラフトなので、ぜひ一度お子さまと一緒に作ってみてください。
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基本の作り方からアレンジまで気軽に楽しめる♪
色のつけ方によっては、「これ、本当にキッチンペーパーで作ったの!?」と驚くくらい華やかできれいな花ができあがる工作です。
材料はすべて家にあるもので、とってもリーズナブル!用途は、お部屋のデコレーションにしたり、プレゼントのラッピングの一部にしたり、コサージュや髪飾りにもできそうです。また、アロマオイルやルームスプレーをつけて、ほんのりいい香りがする飾りとして部屋に置いておくのも良さそうですね。
基本の作り方はそのままに、他の材料を使ったアレンジのアイデアも最後にご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね!
キッチンペーパーで色鮮やかな花【材料】
材料
・キッチンペーパー(1枚~)
・はさみ
・カラーペン(水性、水に滲みやすいもの)
・のり
・筒状のもの(今回はトイレットペーパーの芯。コップなどでも可)
・水(スプレーがあれば便利。無くてもOK)
・耐水性のトレイや古新聞など
キッチンペーパーで色鮮やかな花【下準備】
まずキッチンペーパーを用意します。(1枚でだいたい1つの花ができます。花の大きさにもよります。)
水性の滲みやすいペンでお子さまと好きなように絵を描いてください。全体に絵が描けたら、スプレーボトル等を使って水を全体にかけます。(スプレーがない場合は、手やスプーンで少しずつ水を垂らしてもいいです。)
水性のペンでも、よく滲むものとあまり滲まないものがあります。キッチンペーパー上に書いたものがうまく滲まない場合は、下の写真のように耐水性のトレイなどに直接ペンで書き、水をかけて滲ませてから、キッチンペーパーをのせて色をしみこませる方法がうまくいきます。
着彩・水のスプレーが終わったら、トレイや古新聞などの上に広げて乾かしましょう。乾いたら、下の写真のように半分に折る工程を繰り返して、正方形にします。
正方形に折ったら、トイレットペーパーの芯などを利用して円を下書きし、線に沿って円形に切り取りましょう。
先ほどの全体的な着彩方法のほかに、もう一つ別の着彩方法もご紹介します。
上の写真のように、無着彩のキッチンペーパーを折り、正方形にした後に円形に切ります。
ペンで円の縁に色をつけて、側面にも同じように着彩します。
数枚に一度、円の縁に色がついているか確認して、足りないところを補足したら、3つほどの山に分けて、水を全体につけましょう。
水で色が滲んだら、そっと1枚ずつはがして、古新聞などの上に広げて乾かします。
※今回は、キッチンペーパーが2枚重ねになっているものを使ったので、広げるときに1枚ずつにはがして乾かしました。
(この工程は、してもしなくてもどちらでもOKです。花びらの枚数が多くなると、大きな花が作れるというだけの違いです。)
キッチンペーパーで色鮮やかな花【作り方】
花の形を作っていきましょう!
筒状のもの(今回はトイレットペーパーの芯)に、円形に切った紙を少しずつ重ねながら、ぐるっと一周セットします。紙を重ねるとき、紙にスティックのりを(少しだけ)つけると、ずれにくくなり、作りやすくなります。
花のできあがりをイメージしたとき、中心部をつぼみのようなドーム状にしたい場合、1周目の紙は、筒の内側に入る部分を長めにするときれいに重なります。逆に、花の中心部分を開けたい場合は、1周目の重なりの際、筒の中に入る長さを短くします。
上の写真(一番右上と左の上から二番目)のように1周目の形ができたら、あとは、続きの写真を参考に、花びらを少しずつ重ねながら花の形を作っていきましょう。
最後の1枚まで円形の紙を重ねたら、筒を逆さまにして、花を取り出します。
写真のような、ふんわりした美しいお花の形が現われて、お子さまも「わぁ!」と喜ぶはず♪
色鮮やかに咲きました!
今回は、思い立ったらすぐに作れるという気軽さを重視して、キッチンペーパーを材料として使いましたが、フェルトや布などで作ることもできます。
紙と違って強度が出ますから、コサージュや髪飾りとして利用するのも良さそうですね。(針と糸で主要部分を留めたり、ボンドなどでしっかりと固定する必要があります。)
また、紙を利用して作る場合でも、お花紙のような柔らかさがある紙ならば、同じように作ることができますし、着彩もペンではなく絵の具やパステルなどを使うと、また違った鮮やかさを表現できるでしょう。
普段お家にあるものから、何か特別な物が作れたという経験は、お子さまにとっては楽しい思い出となります。ぜひ、いろいろなアイデアを追加して、オリジナルの素敵なお花をたくさん咲かせてくださいね!