保育園入園は子どもだけでなく、パパママにとっても大きな転換期です。スムーズに乗り切るため、入園準備は余裕を持って済ませたいもの。なかには手作りを指定されるものもあるため、早めにチェックしておきましょう。保育園で必要になるアイテムと、その選び方をご紹介します。
入園が決まったら準備品をそろえよう
持ち物すべての名前つけ・手作りの通園バッグなど、手間がかかることも少なくありません。入園が決まり次第すぐに準備品をそろえはじめましょう。
お昼寝布団
また、新陳代謝が活発で汗をたくさんかく乳幼児の布団は、カビ・ダニの温床になりがち。綿・ポリエステル素材で丸洗いできるものなら衛生的に使えます。敷布団カバーは吸水性が良い綿素材を選びましょう。
保育園では慣れてきたら「自分で片付ける」ことが基本です。あまりにも厚みのある布団だと、子どもがたたみづらくなってしまうため避けてください。
子どもの心地よい眠りをサポート!おすすめ昼寝布団4選 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
洋服・着替え
保育園ではシンプルかつ着替えやすい服装が基本。「Tシャツ・カットソーやトレーナー+ウエストゴムのズボン」などが良いでしょう。デザインやカラーで個性を出してあげてください。
素材に関しては、柔らかく伸縮性のある綿がおすすめ。汗を素早く吸収して発散させる性質があるため、活発に遊びまわるお子さまでも快適に過ごせます。
ただしボタン・ファスナーがついた「自分で着替えられない服」は避けること。乳幼児のうちはファスナーによって怪我をすることもあり得ます。
・滑り止めのある靴下
足裏にゴムの凹凸がついた靴下で転倒を予防します。サイズも豊富にあるので、お子さまの足にぴったりと合うものを用意しましょう。
【園のNG服装を確認】
股がスナップになっている下着・スカート・オーバーオールタイプの服・タイツ・フード付の服などには注意。子どもの安全と着替えの効率化のため、こういった服をNGとしている保育園もあります。新生活スタートにあたってかわいい服を着せたくなりますが、まずは入園案内で選び方を確認してみてください。
着替えの必要枚数
このため、着替えは1枚や2枚では心もとないといえます。着替えの必要枚数は、以下を目安に考えておけば安心でしょう。
・0~2歳(紙オムツをしている時期)
下着・トップス・ボトムス・靴下などフルコーデを5セット
・3~6歳(泥汚れ・汗による着替えが多い時期)
下着・トップス・ボトムス・靴下などフルコーデを3セット
デイリー服は快適&安全が基本!ご機嫌に過ごせる幼児服の選び方 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
お食事エプロン
・素材
EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル) 、ネオプレンなどの合成ゴム素材がおすすめです。撥水性があり洗濯機で洗うこともできます。
・デザイン
食べこぼしキャッチポケットがあるものを選びましょう。キャッチポケット部分が柔らかく、たたみやすいもののほうが、持ち運びに便利でお手入れもしやすいです。
・自分で着脱しやすいもの
子どもの力ではがすことのできるものなら、マジックテープが一番。ただしマジックテープによっては子どもの力では着脱できないものもあります。
通園バッグ
【手提げカバン】
・キルティング素材など、手軽に洗える素材
・上履き、着替え、楽器などの荷物が十分入る大きさ
∟保育園から大きさ(縦・横・持ち手の長さ)について指示があることも多いです。
・持ち手が丈夫で太い
∟持ち手が細いと手が痛くなります。持ち手が太いもの、持ち手部分が別布で補強してあるものが良いでしょう。
【ショルダーバッグ】
・洗える素材(エナメル加工、撥水加工されているもの)
・お弁当など厚みのあるものを入れられるマチがある
・肩紐が太いもの、肩紐中央部分にクッションがあるもの
【リュックサック】
・洗える素材
・容量は15リットル程度(20リットルだと幼児にはかなり大きめ)
・開け口が広く、子どもひとりで開け閉めできるもの
・肩紐が太めでクッション性が高いもの
バスタオル
サイズは横60~80cm、縦100~130cmくらいがちょうど掛布団として使えます。厚手・大判であるとともに、触り心地の良いタオルを見つけてあげましょう。また、子どもが常に清潔なタオルで寝られるように洗い替えで数枚予備を用意してください。
手作りしやすい入園準備品
「手作りなんて難しいのでは」と不安に感じるかもしれませんが、ものによっては初心者でも大丈夫。入園準備品のなかでも、手作りに挑戦しやすいアイテムをご紹介します。
おうちにミシンがない場合
必要な材料は布とヒモだけ。コップやエプロン、おむつ、上履きを入れる袋などは、それほど大きなサイズではないので手縫いでも作りやすいでしょう。お子さまに好きな色や柄の布を選んでもらえば、ずっと大切に使ってくれそうです。
ミシンがある場合
たとえば着替えの服を入れる袋、通園バッグ(手提げタイプ)、シーツなど。手縫いでは難しいサイズですが、ミシンさえあれば直線縫いだけで作ることができます。巾着タイプのリュックサックも、直線縫いだけで作れる簡単なアイテムです。一見すると難易度が高そうな布団カバーもじつは手作りできるため、時間に余裕がある方は挑戦してみてください。
なおお子さまの入園を機に、ミシンを買うべきか迷っている家庭もあるかもしれません。しかし、ミシンの価格は安くないもの。普段から裁縫をするわけでもない限り、ちょっとしたものは手縫いで、あとは既製品を購入するかオーダーメイドで十分でしょう。改めて購入する必要はないと言えます。
入園準備品への名前の入れ方
そこで保育園の主な入園準備品を例に、おすすめの名前の入れ方をあげてみましょう。
簡単にすませたいときは「スタンプ」
スタンプのサイズは数種類セットになっているものを購入すると、アイテムに合わせて使えるので便利です。
かわいく記名するなら「お名前シール」
コップやお弁当箱、傘など水に触れるものに使うシールは、防水・耐水加工されたものを選びましょう。アイロンの熱で貼り付ける「アイロンシール」タイプは、洋服の記名に便利。洗濯してもはがれにくくおすすめです。
しっかりつけて簡単に外せる「ネームタグ」
子どもと一緒に楽しく入園準備
はじめてパパママから離れる保育園生活も、自分で選んだお気に入りグッズがあれば元気にスタートを切れそうです。時間に余裕を持って、親子で楽しく入園準備を進めてみてください。