小学校で英語が教科になることもあり、小さいうちから英語を学ばせようと考える人が増えています。絵本を活用すれば、楽しみながら英語を身につけられますよ!育児に英語を取り入れやすいよう、年齢別に英語絵本の選び方やおすすめをまとめました。
英語絵本の選び方
作者で選ぶ、英語の絵本に詳しい人の意見を聞くなど、さまざまな方法が挙げられますが、筆者がおすすめするのはブックガイドの利用です。
著者:大島 英美
出版社:中央公論新社
もしかしたら地域によっては、近隣の書店や図書館では読んでみたい英語絵本を見つけられない場合もあるかもしれません。そんなときは、インターネットを使って欲しい英語絵本を取り寄せてくださいね。
それでは、具体的なおすすめの絵本と選び方のポイントを年齢別にピックアップしていきます!
0歳児におすすめの英語絵本
著者:Eric Hill
出版社:Warne
筆者の息子は、0歳から1歳代は、エリック・ヒルのSpotシリーズが大好きでした。日本でも、Spotはコロちゃんと和訳されて親しまれています。
この絵本では、Spot親子のほのぼのとしたコミュニケーションを楽しむことができます。また、シンプルな言葉の連続なので、言葉が出はじめの赤ちゃんに読み聞かせを繰り返すうちに、絵を見ると自然に声に出してくれるようになりますよ。
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1歳児におすすめの英語絵本
著者:Karen Katz
出版社: Little Simon
体の部位の名前を覚えるのにおすすめなのが「Where Is Baby’s Belly Button?」です。登場する赤ちゃんの目や口が隠されているので、しかけをめくって見つけます。絵本の中で目を見つけたら「Where is your eyes?」と子どもに質問して、絵本と実際の体の部分を一致させる英語のクイズ遊びも楽しんでくださいね。
著者:Christopher Santoro
出版社: Random House Books for Young Readers
2~3歳児におすすめの英語絵本
著者:Bill Martin(著)、Eric Carle(絵)
出版社:Henry Holt Books for Young Readers
3作とも「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? 」のBrown Bearの部分にさまざまな動物の名前が入ります。そして、動物たちが、「I see ~」と説明します。何度も同じフレーズが出てきてリズムがいいので、子どもは楽しみながら英語を覚えてしまうでしょう。
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4~5歳児におすすめの英語絵本
著者:Antoinette Portis
出版社:HarperCollins
「Not a Box」は、主人公の子うさぎが、段ボール箱をいろいろなものに見立てて遊ぶお話です。大人になると、段ボールは段ボールにしか見えなくなってしまいます。けれども、子どもは段ボールがあれば、他のおもちゃはいらないのでは?というくらいいろんな遊びを考えて楽しんでくれますよね。「Not a Box」は、シンプルなイラストと文章で英語に触れつつ、子どもの想像力をかきたててくれる絵本です。
6歳児におすすめの英語絵本
著者:David Shannon
出版社:Blue Sky Pr
デービット・シャノン のDavid シリーズは、小学校入学前後のやんちゃな子どもが共感できるポイントがたくさん。そして、子育て中のパパママも主人公のお母さんや先生の気持ちが痛いほどわかるはずです。
何かと注意されてばかりの主人公ですが、最後はしっかり笑顔になれるので安心してくださいね。1文2、3語、多くても5単語程度なので、英語がはじめてでもイラストから内容が理解しやすいですよ。
英語が話せなくても大丈夫!英語絵本を読み聞かせる方法
もし発音に自信がない場合は、Googleの音声付きの翻訳機能などで読み聞かせの前に発音をチェックしましょう。また、絵本にはCDが付属されている場合もあるのでどんどん活用してくださいね。
言語に関係なく、読み聞かせは親子にとって素敵な時間であってほしいものです。子どもの興味、成長にあった英語絵本を選んで、読み聞かせを楽しんでくださいね。