2019年3月4日 公開

イギリスの楽しすぎるプリスクール遊びをおうちでも!【イギリス学校便り】

イギリスの幼稚園が実際に取り入れているアクティビティには、おうちでの遊びや知育としても気軽にトライできそうなものが多いです。今回は氷遊びや水お絵かきなど、いくつかのアイデアをご紹介。子どもたちの笑顔がとってもキラキラしていたので、楽しさはお墨つきですよ!

氷の中から発掘しよう!触って溶かして発見


まず最初は、室内遊びにおすすめしたい「氷遊び」のアイデアです。

ある日登園すると、いつも通り、数種類の遊びのコーナーが用意されていました(イギリスの幼稚園は、いくつも用意されたアクティビティのなかから、自分がやりたいものを選択するシステムが多いです)。

この日、筆者の子どもの目に留まったものは、大きな氷の塊。よく見ると、その中にさまざまなアイテムが入って凍っていました。プラスチックの恐竜のフィギュアや葉っぱ、カラースポンジシートを切ったものなど、濡れても大丈夫なものを先生が選んで、容器の中に水とアイテムを一緒に入れて、一晩凍らせて用意してくれたようでした。

子どもたちは、「冷たい~!」と言いながらもうれしそう。お水を上からかけて、氷を溶かしたり、おもちゃのスプーンでつついたり。まるで氷の中にあるアイテムの発掘作業をするかのように、思い思いに触って発見して楽しんでいました。

大きな板と黒板用ペイントで、気分は画伯!


次に、目から鱗だった屋外の遊びでは、黒板と水を使ったお絵かき遊びでした。

黒板といっても、板を黒板化するペンキが塗ってある大きな板が一枚。幼稚園の庭のフェンスに、倒れないように固定して立てかけてありました。

その横には、水が入ったバケツがひとつと、筆やペンキ塗り用のローラー、スポンジなどが用意してあり、子どもたちは、筆やスポンジなどに水をつけて黒板に大きくのびのびと絵を描いて遊んでいました。

絵だけではなく、ペンキ塗りの練習みたいにローラーを転がして、端から塗っていく子どももいました。

先生が「天気が良い日だと、水がすぐに乾くから、またすぐに次のお絵描きができてエンドレスで楽しめるわよ~。水だから洋服が汚れるのを気にしなくても良いしね♪ 」と教えてくださり、「なるほど!」と思いました。

このアイデア、室内遊びにも庭遊びにも、汚れないおうちアート遊びとしても活用できそうですよね!

テーマに合わせた、発見&遊びのコーナーを用意


季節や行事、または週ごとに先生たちがテーマを決め、幼稚園内にあるものを集めてきてテーブルとその周りの壁に学習コーナーを作ることもあります。

たとえば「昆虫」がテーマだとすれば、幼稚園内にある「昆虫」に関するフィギュア、おもちゃ、本、虫眼鏡、屋外で拾ってきた木の枝や葉っぱ、雑誌やウェブから印刷したものの切り抜きを展示します。

ただ見るだけでなくて、子どもたちは自由に触って遊んでOK!学習といっても、まだ2~4歳までの小さな子どもたちなので、手に取って眺めたり、ごっこ遊びをしたりと身近に感じることを目的にしています。

本の読み聞かせやお絵描き、クラフトなども、このテーマに合わせて行うことができ、さまざまな感性を生かして、楽しみながら体験できます。

週ごと月ごとなどにテーマを決めて、いろいろな方向性からそのテーマに親しみ学んでいく姿勢は、おうち知育にも活かせそうですね。

特別感のある読書スペースは子どもに人気♪


長女の幼稚園には、リーディング・デン(リーディング・ヌック)のようなコーナーが設置してありました。そこは、明るい大きな窓の横に組み立ててある木製の枠組みの上に、柔らかなレースの布がふわりとかけてある、ちょっとした秘密基地みたいな場所でした。

次女の幼稚園では、本棚の横にカラフルで可愛いラグがひかれており、クッションやぬいぐるみを並べて配置し、こちらも落ちつける読書スペースに。

子どもたちは自由にお気に入りの絵本を選んで眺めたり、先生に頼んで本を読んでもらったり、その横でくつろいだりしていました。

布やラグが一枚あるだけで、こんなステキな読書空間ができるのか~!と大発見でした。

家庭でも取り入れられそうなアイデアがいっぱい!

今回ご紹介したのは、イギリスの幼稚園へ行った際に見かけた知育アイデアですが、日本のおうちでも取り入れられそうなものが多かったのではないでしょうか。

・おうちにある容器で、いつもより大きな氷を作って遊んでみる
・100円ショップの板と黒板塗料で汚れない「水お絵かき」にトライしてみる
・テーマに関係するアイテムや本や切り抜きを家じゅうから集めてきてコーナーを作ってみる
・家具や机に布をかけて秘密基地やリーディング・デン(ヌック)を作ってみる

などなど、想像するとわくわくしますね!

ぜひ、ご家庭でも試してみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

いしこがわ理恵 いしこがわ理恵  在英11年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。