2020年9月5日 公開

親子ホームステイ体験記 ~3歳児を連れて北欧フィンランドへ!~

息子が3歳の時、フィンランドに住む親戚の家に10日間ホームステイをしました。親子留学を決断した理由、子連れ海外旅行としての体験談とホームステイのメリット、隣国エストニアへの旅行、教育に定評のあるフィンランドの子育て事情をご紹介します。

子連れで海外旅行!しかもフィンランド……!?

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産休中や子どもが小さい時期に親子留学をするご家庭が増えているそうです。
子連れ海外旅行は早くから意識していましたが、今回訪れたヘルシンキまでは成田から最長11時間。しかも英語圏ではない、北欧。

イヤイヤ期を卒業するかしないかの、3歳になりたての子連れにはハードル高すぎ!

同時に、頻繁に行ける場所でもないし、この経験を覚えているくらい大きくなってからのほうがいいのかな、と思ったりもしました。

が、本当に行ってよかった!
むしろ、子連れでフィンランド、親子ホームステイ、最高でした!

親子ホームステイを決意したきっかけと料金

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夫婦ともに海外旅行が好きで、妊娠中に行ったオーストラリアでも、子どもが産まれたら最初にどこに行こうか、と話していました。

ベビーを連れて中国へ親子留学をした先輩ママの体験談を聞いて、できるならば行ってみたいと思って調べてみたりもしていました。

とはいえ産まれてきたのはやんちゃな男の子。親子留学どころか、日々の生活で手一杯でした。

ベビーの頃から子連れの国内旅行は何度も行きましたが、遠くても飛行機で1時間半程度。長時間の移動が伴う海外はさすがにまだ先かな、ということに。

そんな中、先に子連れ海外旅行デビューをしたママ友に話を聞くと、2歳~3歳になれば意外と大丈夫だった、との声もありました。

同時に、日本に遊びに来ていたフィンランド人の親戚に、とても懐いた様子の息子。ベビーの頃から英語の聞き流しをしていたので、英語で話しかけてもらうのも楽しそう!

「今度はフィンランドに遊びにおいで」の言葉を受け、たくさんのことを吸収するこの時期に世界は広いと体感して欲しいと思い、海外行きを決意しました。

いつかは海外留学もさせたいと思っていたことから、観光というよりも文化にふれて欲しいと強く思い、暮らすように過ごせるホームステイを選択しました。

親戚の家にホームステイしたため、かかった費用は航空券と生活費のみでした。フィンランドは物価が高いので、ホテル代がかからないことはありがたかったです。

電車好きな子どもには空港までもが学びの場

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子どもが飽きないように、事前に情報収集した機内で遊べるアイテムをしっかり準備し、ハラハラドキドキの旅が始まりました。

フィンランドの首都ヘルシンキまでは成田から直行便が出ています。23区でも西側に住む我が家からは羽田が便利で、成田まではプチ旅行のような気分。

そこで、電車好きな男児にとっては憧れの存在“成田エクスプレス”を予約しました!通称NEXに乗れると知り、大興奮の息子。ホームに入ってきたNEXに親子で大興奮!

……しかし、乗ってしまうと早朝だったことも手伝って、寝てしまうんですよね。残念。

成田エクスプレスは比較的すいていて、多目的トイレも広く、座席も非常に快適で、あっという間に到着するので子連れ移動にはおすすめでした。

初めての国際線は快適なフライト

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成田空港の到着は、機内で寝てくれるよう体力を消耗させるべく、少しゆとりをもって設定しました。
空港には子どもが遊べるスペースがあるので、長距離フライトの前にたっぷりと遊ばせるのがポイント!

しかも外国の子どもも多くいるので、国際交流がたっぷりできる魅力的なエリア​です。言葉が通じなくとも、子どもたちの遊びたい気持ちは共通。しっかりお友達を作って遊んでいました。

事前に「空港の仕事の絵本」を読んでいたので、実物を見て「あれが牽引車だね」と興味も広がり大成功でした。

今回、往路はフィンランド航空、復路は日本航空のそれぞれ直行便を利用しました。

国際線は3歳から座席が必要とのことでした。
そのため、3歳未満のうちに海外旅行を計画する家庭も多いかと思いますが、長距離フライトでずっと膝上は非常につらいものがあります。

そして子どもも座席に座ることで、1人の乗客として対応してもらえるのがうれしい。緊張感もありながら、CAさんに自分でドリンクをリクエストするなど、少しお兄さんになった気分を味わっていました。

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そんなこともあってか、機内に持ち込んだおもちゃなどはほとんど使うこともなく、キッズ向けのプログラムを満喫したり、お昼寝したり、あっという間に到着。

機内では、ドリンクをもらいがてら歩いてギャレーのそばまでいき、外をのぞきました。雲の上を飛んでいるね、今ロシアの上空だね、など地図を見て話しながら過ごしました。

注意点としては、念のため、事前にキッズミールのリクエストを確認しておくと安心です。アレルギー対策はもちろんですが、外資の航空会社の機内食は特に子どもの口に合わない場合もあるので、対策を考えておくことも大切です。

機内持ち込みにおススメのアイテム♪

我が家が旅行で持ち歩いているアイテムです。
長期旅行では子どもが飽きないようにおもちゃや絵本などをいつも持ち歩いています。

1)マクドナルドのハッピーセットのおまけの絵本

ミニサイズで軽いしかさばらないし、内容はどれも面白くボリュームもあるので、我が家のお出かけ必須アイテム。少しお兄ちゃんやお姉ちゃんになったら、ミニ図鑑もいいですね。

2)雑誌「幼稚園」などの付録

これはママ友に強く勧められて最後の手段にとっておいたのですが、本格的に遊べる付録には定評があります。
作るまでに時間を稼げ、出来上がってからも遊べるという、最高の時間つぶしが叶います。

迷路やシールブック、ドリルのサンプル

定番ですが100円ショップで購入して数冊持参しました。
また、ドリルのサンプルはボリュームがあって意外と楽しめます。本屋さんに置いてあったり、DMで送られてきたりして手元にあったものが沢山ありました。
これらは薄いし、持ち帰らずに済むので普段からキープしておくことをおススメします。

4)タブレット

子育てにタブレットを取り入れている家庭に聞くと、長距離旅行のときに購入し、かなり助かったのでおススメというアドバイスをもらいました。

ゲームや動画に夢中になると懸念するご家庭もあるかと思いますが、子ども向けのアプリの多くが知育を取り入れています。デジタルのぬりえやひらがなの読み書きの練習もできるので、おススメですよ。

むしろ子どもと行きたい!子どもに優しい国フィンランド

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今回訪れたフィンランドは、英語圏ではありません。でも主に過ごした首都ヘルシンキでは、買い物や観光で英語が通じない場面はほとんどありませんでした。

公用語はフィンランド語とスウェーデン語ですが、英語はもちろん、スペイン語やフランス語など複数の言語を話せる人が多いのが特徴。
さすが教育の国、フィンランド!
親日家も多いので、日本語が通じる場面も多々ありました。

国民性としては、フィンランドはシャイな人が多いのですが、困ったときは優しく助けてくれます。その距離感が日本と似ていて、とても居心地よく感じました。

そして、子育て制度が非常に手厚い国なので、設備的にもとにかく子連れに優しい
子どもが遊べる場所も多く、日本でも人気のイッタラやマリメッコのアウトレットにも、ちょっとしたプレイスペースがあり、ゆっくり買い物ができました。

ヘルシンキはヨーロッパ特有の古い建物が多いですが、スロープの設置で段差や階段の配慮がされており、ベビーカーでも快適に過ごせましたよ!

それから、ヨーロッパや北欧のベビーカーが大きくて頑丈なのは、街中に石畳が多いから振動を軽減させるためなのだとわかりました。

環境に配慮してか、自転車の利用が多いのも特徴的。
地下鉄では自転車で電車にも乗ることができ、車いすやベビーカーと共に自転車専用エリアがしっかり確保されています。

もちろんエレベーターも自転車が乗れる大きなサイズ。
これなら大きなベビーカーでも安心して過ごせますね。

幼少期のホームステイ メリット・デメリット

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今回はフィンランド人の男性と国際結婚をした親戚の家にホームステイをしました。

小さな子がいると気を遣うことも多いですが、ホテルではなくホームステイができたことで、子どもにとっても国際文化を体験するとてもいい機会でした。

ホームステイのメリット

・おうちでサウナに入れた!

フィンランド特有のメリットではありますが、フィンランドには多くの家庭にサウナがあります。

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ベビーでもサウナに入っているそうで、息子も初サウナ。すっかりお気に入りになった様子でした。

郊外にある山小屋と呼ばれる別荘にも行ったのですが、こちらでは離れに本格的なサウナがあって、これは普通の旅行ではなかなか経験できないこと。

その国ならではの生活に根付いた経験ができるのはホームステイのメリットですね。


・異文化体験と食育が一緒にできる!

毎朝みんなで食卓を囲むのですが、木苺のジャムやパンなど、日本にはない食材もたくさん。

いちご畑でとってきたいちごでジャムを作ったり、市場で珍しい魚を買ってきたり、まさに暮らす体験ができたことは貴重です。キッチン付きのホテルだとしても、現地の人が日常で食べている食事は知ることは難しかったと思います。

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デメリットとしては、環境が変わったのでおねしょの心配くらいでしょうか。ただ子どもも緊張感があったのか、特に失敗することもなく、トイトレの効果も⁉

フェリーで子連れ海外旅行~隣国エストニアへ!~

ステイ先のヘルシンキはフィンランドの南に位置しています。そして、隣国のエストニアの首都タリンへはフェリーで2時間で到着する距離。

フィンランドの国内移動よりも近いので、旅行先として人気があるそうです。また物価もはるかに安く、航空券もあてはまるため、あえて首都タリン経由でヘルシンキへ移動する人も。

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大型フェリーの旅はとても快適で、とても広い子どものプレイルームがありました。北欧ブランドのおもちゃがたくさんあり、手品ショーがあったり、フェイスペインティングを無料でしてくれるなど、充実のプログラム。

エストニアには1泊でしたが、フィンランドとはまた違う雰囲気の、絵本の中のような街並みを満喫できます。

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国際感覚が身についた⁉ 帰国後の変化

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「せっかくの海外旅行、未就園児で行っても忘れちゃうんじゃない?」なんて思いがち。

私もそう思っていました!
でも帰国後に、子どもに変化が。

・国旗に興味を覚えた!

フィンランドの国旗はもちろん、フェリーで遊びに行った隣国エストニアの国旗を覚え、「国」を意識するように。帰国後も国旗を見つけると、どこの国かをチェックしています。

・「白夜」について説明をした!

幼児教室の先生に「フィンランドは夜も明るいんだよ」と白夜の話をしたそうで、先生から驚きの講評を頂きました!もちろんそこから、季節による変化も併せて伝えました。

・“外国”のお友達の話をした!

シッターさんから「今日はトニー君のお話をたくさんしてくれました」とフィードバックが!「“外国”にお友達がいるんだよ。フィンランドに住んでいるんだ。」と親戚のお兄ちゃんについて嬉しそうに話したそう。

・時差があると理解した!

海外からのビデオ通話は最高の知育!
まずは時差が存在することを体感し「フィンランドはいま何時かな?」と、言うように。
テレビのニュースを見て、昼夜違う映像も「時差」がある、と感覚的に分かった様子。

3歳の子どもの異文化体験として記憶に残ったことは、たくさんあったようです。

親子ホームステイ、絶対の価値あり!

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10日間という短い期間ではありましたが、3歳の息子にとって、とても刺激的なこの経験。
国際感覚を身につけるには、やっぱり体験が1番。

1番嬉しかったのは、覚えたてのフィンランド語「キートス(ありがとう)」を駆使して、現地の子どもと交流を持てたこと。

挨拶の単語は、暮らしの中で日常的に口からでるようになっていました。
息子は少々英語に親しみはありながらも、今回訪れたのは英語圏ではないフィンランド。

「世界には色々な言葉を話す友だちがいるんだね」と肌で感じることができたなら、今回の旅は大成功だったかな、と思いました。
その国独自のマナーや文化をホームステイだと体験できます。観光だけでは学びきれない貴重な経験となりました。

海外に行きたいな、と思ったら、その国の暮らしを体験できる「親子ホームステイ」をぜひ検討してみてください!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

RINAKO RINAKO  東京都在住、4歳児の母。大学ではマーケティングを専攻。出版社にて子ども向けのメディア事業に携わる。出産後はフリーライターとして子育て世代向けに情報発信中。フロリダ・ロンドン・マルタ共和国・フィンランドにホームステイ経験あり。レゴスクールやモンテッソーリ教育を取り入れ育児奮闘中。