2018年12月21日 公開

子どもの心の成長を言葉や絵で楽しく記録!いつまでも残せるカタチに

顔や身体の成長は写真や動画でわかりますが、言葉や考え方、夢や気持ちが育っていく過程の成長記録はどうやって残したら良いでしょうか。ちょっとしたヒントで驚く言葉が引き出せる、楽しいノートブックや記録帳などのアイテムを紹介します。連載「イクロク」11回目です。

言い間違いも想像話も”好き”の気持ちも全部とっておきたい!

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「ねえ、ママ、ユニコーンって本当にいるの?」
「お空にいるおじいちゃんはなんでも知ってるのよ」
「昔、ジャングルに住んでたんだよ。暗くて、ワニさんがいるの」
「結婚って家族みんなが仲良く過ごすことだよね。お誕生日祝うとか、いつも家族が一緒にいること」

これらは、現在4歳5カ月の娘がここ1カ月ほどで言った不思議なストーリーやお話、疑問、名言?の数々。現実と想像の世界、絵本やテレビの中と本当のことがごちゃ混ぜになって時期ならではですが、親にとっては忘れたくない、楽しい言葉たちです。

また、「ヘムレット(ヘルメット)」、「まつブロッコリー(松ぼっくり)」のような言い間違いも正すのが惜しいような可愛らしさで、これも忘れたくないのです(親バカは承知の上で)。

そして、「ピンクのお花が好き」「どんぐりころころの歌が好き」「ジャングルジムの高いところに登るのが好き」などという、その時々の小さな”好き”。

でも、慌ただしい日々の生活の中では、意識しないとすぐに指の隙間からこぼれ落ちる砂のように、あっという間に忘れてしまう小さなことばかりです。

スマホのメモ帳に音声入力したり、手帳の端っこに書き留めたりしているのですが、できればちゃんと形に残したいもの。

子どもの成長記録の仕方を模索している中で、言葉や絵や文字、線、その時ならではの考えや答えが引き出せるようなアイテムを少しずつ買いためています。今回は、手元にあるコレクションの中からオススメを何点かご紹介します。

おえかきブックSingle

Amazonの商品ページでは、中身を何ページか見られますのでぜひチェックしてみてくださいね。
商品名 :おえかきブックSingle
販売元 :コクヨ

絵本作家のはたこうしろうさんとコクヨのえほんプロジェクトから生まれた「子どもが描く思い出絵本」。

1年前、子どもが3歳半くらいの時に書店で手に取って購入して以来(対象年齢は4歳頃からとありますが)、お気に入りです。かなり分厚いのですが、よく持ち歩いて、一緒にお絵描きを楽しんだり、絵本として読み聞かせたりしています。寝る前にベッドに色鉛筆と共に持ち込むことも。

我が子が引いた線と印刷されたはたさんの線が混ざって、どちらがどちらかわからなくなるのも楽しいです。絵本がどんどん自分たちだけのものになっていく感じがします。

実は、親が参加するページも豊富です。子どもの好きな絵本や食べ物、おもちゃ、「こんなところがかわいい」「こんなところが困る」などの質問に対して記入できます。面白いのは、お父さんがお母さんのいいところを書き出したり、似顔絵を描いたりするよう促すページがあるところ(もちろん逆もあります)。

文字や数字、線、絵、質問に対する回答、それぞれの変化全てを美しく、1冊に残すことができますし、装丁も綺麗なのでずっととっておきたくなります。

親子のさまざまな気付きををうまく刺激して引き出してくれるところも素晴らしいと思います。

はたこうしろうさんの絵のタッチからさまざまなアイディアも湧いてくるようです。色鉛筆を束ねてぐるぐる〜。その時の日付だけ隅っこにメモしています。 脚の間に座って密着しながらのお絵描きです。
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すき好きノート

どちらの表紙にも名前を書く欄があります。
タイトル:すき好きノート
著者:谷川 俊太郎 (著)、安野 光雅(装画)
出版社:アリス館

左から開くと、谷川俊太郎さんの三行詩が25、書かれている子ども向けのページ、右から開くと、大人向けのエッセイが25、綴られているノート+ブックです。

谷川俊太郎さんのガイドに導かれるようにして、好きなものやことを考えながら、絵や文字を書き入れて参加して完成するものです。

写真や絵を切り貼りしてコラージュして仕上げるのも良さそうです。

安野光雅さんの描く装丁も美しく、贈り物にもぴったりの1冊です。

我が家では、2年前に購入して本棚に飾り、子どもがもう少し大きくなったら一緒に書き込んでいきたいなあ(小学校入学前後くらい?)とその日を楽しみにしています。

こどものことばアルバム

手帳のポケットに数枚入れて持ち歩いています。ふとした時に書きとめますが、子どものお絵描きスペースやメッセージカードに早変わりすることも。
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商品名:こどものことばアルバム
著者:コノビー、タンデム、いろは出版共同開発
販売元:いろは出版
こちらは子どもの言葉をましかくの「ことばカード」に記入して、ボックスに収納するタイプの「ことばのアルバム」です。

ピンクベース、ブルーベースなど計4種類のデザインがあり、それぞれボックスとカードのデザインも美しいのがポイント。シンプルですが、日付とその時の年齢(月齢)も書き入れることができます。イラストなど絵も添えられますね。

筆者は、常に手帳のポケットに何枚か入れておき、移動中の隙間時間などにささっと書いて、溜まったらボックスに移しています。

ちなみに、ましかくの写真をプリントしてアルバムにする「ALBUS(アルバス)」の写真のサイズと(89×89mm)とも相性が良いので、毎月アルバムに入り切らない、余った写真はこちらに収納しています。

隙間時間にメモしていくだけで溜まっていくので、続けやすいアイテムです。

Amazon.co.jp: 子供ことばアルバム GKAK-01 GIRL: 文房具・オフィス用品

ことばカードは8デザイン×各12枚で計96枚、インデックスカードも4枚入っています。スペースに余裕があるので写真も追加で入れられます。

好きなところ100

商品名:好きなところ100
出版社: いろは出版

相手の好きなところを100個書いて誕生日や記念日に贈るためのメッセージカード帳です。どんなところが好きかを発見しやすいようにヒントを出してくれる「おてつだいカード」も付属。

恋人同士の利用が想定されているので、夫婦間で使うのももちろん良いと思いますが、子どもの好きなところを少しづつ書き溜めていき、大人になったら贈るのもステキだなと思っています。反抗期の間は自分がみて落ち着けるアイテムになればいいな、とも考えています。

家族みんなでそれぞれの好きなところを書きあって1冊仕上げるのも良いですね。一度に仕上げなくても、数年かかってもいいのではないでしょうか。

表紙は赤と白の2色がありますが、中身は同じデザイン。のりづけ製本なので、途中が抜け落ちることなく、見開いて書き込めるのもポイント。また、透明ケースに入れて収納・プレゼントできます。
「一緒にしたいこと100」を綴って贈るプレゼントブックもあります。こちらもどちらかというと、恋人同士用なのですが、子どもや家族でしたいことを綴っていき、一つずつ実践してから感想を書いていくのもステキだなあと思います。マタニティ期間や育休中の楽しみにしても良いですよね。

かぞくのこうかんノート

突然はじめて数字を書き出しましたが、それも記録できたので良かったです。
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商品名:kazokutte こうかんノート(おえかき)
販売元:学研
我が家ではすっかり、親子が同時に左右に絵を描いてコメントし合うという使い方になっていますが、基本的には、描いて欲しいテーマを伝え、そのお絵描きと日付、コメントを残しておけるノートです。交換日記のようにも使えます。

一緒に話し合いながら絵と言葉を両方引き出せ、その場で記録できるのがステキなノートです。

パラパラとめくるだけで成長が感じられるので長く続けたいです。ちなみに、文字中心の「かぞくのこうかんノート」もあります。

こちらのブランド「kazokutte(カゾクッテ)」は「第12回キッズデザイン賞」の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で賞を受賞しています。家族内のコニュニケーションをより深めてくれる提案が素晴らしい商品ばかりが揃っているのですっかりファンです。

じぶんでつくる6さいまでのアルバム

タイトル:じぶんでつくる 6さいまでの アルバム
著者:山脇 百合子(作)
出版社:福音館書店

「ぐりとぐら」で知られる山脇百合子さん作の、子どもが自ら作る成長記録のアルバム絵本です。

小学校の入学祝いとして贈り、入学前の春休みに一緒に作りたいなあと楽しみにしています。本人の字で書き、写真を選んで貼り、どんなことをしながら育ったのかを親に尋ねながらそれまでの成長を振り返るのには最適な本だと思います。

もし興味を示さなかったら……、親が自分で楽しむ予定です。山脇百合子さんの絵が全面に散りばめられていて、絵本の中で成長していく様子が楽しめる作りなので、うっとりなんども眺めたくなる一冊になるでしょう。

お誕生日などの節目ごとに少しずつ一緒に楽しんで作り上げていくのも良いかもしれません。

最後に

今回ピックアップしたのは主に3〜6歳の未就学児の頃にオススメのものばかり。良い商品でも売り切れて手に入らなくなり、いざその年齢に達した時に類似したものが見つからなかった!という経験があるので、とりあえず買ってはキープしてしまっています。

教材でも宿題でも無いのですから、必ずしもその通り使わなくても良いですし、よーく吟味してお気に入りの1冊にぎっしり書き込むのも、半分くらい真っ白なまま残ってしまうのも別に良いでしょう。

それぞれのいいとこ取りをして、普通のノートを親子で好みにカスタマイズしてみるのもステキだと思います。

出産祝いや入園・入学祝いなどプレゼントや贈り物にもピッタリですね。

子どもの楽しい時期をステキなカタチに残すために、何かしらのヒントやアイディアに繋がれば幸いです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。