毎月手軽にアルバムが作れるサービスALBUS(アルバス)。家族アルバム作りの意味と効果、写真の選び方や良い写真の撮り方まで取材でお話を伺いました。実際に作った体験談もお届けします。育児の記録の仕方を提案・紹介する連載「イクロク」8回目です。
家族アルバム作りは誰のため?
アルバム作りの目的はどちらかというと、ママとしての育児記録を重視。特にわが子には「いつか大きくなった時に思い出を振り返ってもらうための贈り物」と想像していました。よって、幼い娘に、せっかくのアルバムが手荒に扱われることを心配。「フォトブックや写真を傷つけたり、汚したりないでほしい」と思ってしまい、子どもの手が届かない高い棚の奥に並べてしまっていました。
しかし、今回、毎月手軽にアルバムが作れるサービス「ALBUS」で、運営会社の方にアルバム作りについてのお話を伺い、お子さまと一緒に写真選びや配置を行い、その都度一緒に見返していると聞いて、目からウロコ!
早速、教えていただいたアドバイスに基づいて、4歳になった娘とアルバムを実際に半年分、作成してから振り返ったところ、アルバム作りの満足感が非常に上がりました。
そこで、あらためて見えてきた、家族アルバム作りの意味と効果をお伝えします。
アルバムは「家族の宝物」:作り続けることが大事
ALBUS(アルバス)とは……
整理に便利なマンスリーカードも付属され、別売の専用アルバムにプリントを差し込んでいけば、手軽にアルバムが作り続けられるという人気サービスです。
9割以上が子どもの写真をスマホで撮影し、「データ」で保存!
伊野さん:子どもが生まれると、スマホやデジカメで撮影する枚数がかなり増えますよね。弊社が行った調査によると、特に今、9割の方がスマホで家族写真を撮っているという結果になりました。
でも撮ったところで、それほど見返さないもの。また、スマホで、子どもと一緒にスクロールしながら一緒に写真を見るのはなかなか難しいのです。
一方で、自分が幼かった頃を振り返ると、家族でアルバムを見返す機会がとても貴重な経験だったことが思い出されます。先ほどの調査でも、子どもの写真をアルバムにしている方が「家族の会話が活発」「夫婦のコミュニケーションが良好」という結果も出ています。
そんな「家族の宝物」になる写真アルバムを作れたらと考えました。
【調査リリース】0歳~9歳の子供を持つ男女1,000名に聞いた「子供の写真」に関する意識調査/子供の写真をアルバムにしている方が「家族の会話が活発」「夫婦のコミュニケーションが良好」。|ROLLCAKE株式会社のプレスリリース
簡単に作れて継続できることが大事
家族アルバムは作り続けていくことが何より大事です。ALBUSは、毎月ほんの数分で写真選びができるようにシンプルで使いやすいアプリを設計。そして、なるべく安価にして、続けやすくすることにもこだわってはじめたサービスです。
正方形にした理由はさまざまですが、スマホで撮影した縦の写真も、横位置の写真もどちらも一緒に同じ方向から眺められ、綺麗に収められる点が特に良いと思っています。
親子で一緒にアルバム作りをする
伊野さん:うちは家族でひとつのアルバムをつくっています。毎月、妻と自分の写真を集めてスマホで共有し、ちょっと多めに写真を注文しています。
写真が届いたら、家族でアルバム作りをしますが、特に長女は4歳頃から、写真をどこに配置するこだわりを持って主張するようになりました。「パパ、あの時のあの写真をアルバムに入れてよ」「今、●●を写真に撮って、アルバムに入れてね」などと言うようになりました。
届いた写真をアルバムにしまう時には、家族で過去の写真を見返すことも多いです。「そり遊び楽しかったね、また行こうよ」などと会話していますよ。
アルバム用の写真選びと撮り方のコツ
さらに、子どもの顔がアップになっている写真ばかりを選びがちですが、寄り過ぎないこと。ちょっと引いてみて、例えばその時使っていたコップが映り込んでいる方が、後で見た時に「あの時使っていたコップだ!」と見て楽しめます。また、子どもだけでなく、親や部屋の全体が写っている写真を選ぶようにしています。子どもは、親の表情を見て喜びますし、成長した時にも「あの時こんな部屋に住んでいたんだ」ってわかると、より記憶がよみ返りやすいと思います。
子どもと一緒にアルバムを作ると編集脳が育つ!?
伊野さん:わが家では、長女が4歳くらいから写真選びに参加しています。息子は3歳ですが、まだぐちゃぐちゃにしてしまいます。現在、6歳の長女は「パパが一人で映っている写真も入れたい」などと編集脳を持ちつつあります(笑)。
そういえば、娘は写真を撮られるのを嫌がっていた時期もありますが、毎月アルバム見返すうちに、自分がどう撮られているかわかり、自然に良い表情をしてくれるようになったと思いますよ。
【体験談】ALBUSで実際にアルバムを作ってみました!
アプリのダウンロードと登録は無料。送料は216円で、9枚目以降はプラス1枚20円です。専用アルバムは見開きで11枚分収納できるので、追加で2、3枚注文するとちょうど良いです。わざと1枚分空けて、そこに月の出来事を記録しても良いですね。そのためのカードや付箋も販売されています。
実際に使ってみると、とっても簡単でびっくり!手付かずだった、2018年の年始からの1〜6月分もそれぞれ注文し、一気に半年分整理してしまいました!
月によっては少なくしたり、多くしたりの調整をしても。筆者も行事が多かった月は2見開き分使いました。
ALBUS(アルバス)毎月無料のましかく写真でアルバムを – Apps on Google Play
「アルバス – ましかく写真プリント(家族あかちゃん写真)」をApp Storeで
操作が簡単!過去の分もあっという間
筆者は、過去の写真は、Googleフォトなどのクラウドに保存しているので、そこからも選んで一度、スマホに保存。過去の分はすべて有料で、月ごとに送料もかかりますが、整理しやすい!家事・育児の合間に写真を選び、届いたものを差し込んでいって、合計3時間ほどであっという間に半年分のアルバムが完成しました。
おしゃれで実用的なアルバム
美しい銀塩写真を子どもと一緒に収納可能
届いた写真を1枚1枚眺めながら配置を考えてしまう作業も楽しい様子。また、フリー台紙なら子どもに任せるとなかなか綺麗になりませんが、このアルバムなら、丁寧に扱うことは必要なものの、4歳児でもでき、仕上がりも完璧です。
また、アルバムは、ほどよい大きさと軽さで、小さな子どもにも扱いやすいサイズ。ぱたーんと綺麗に開くので、膝の上でもソファの上でも団欒を楽しみながら写真を眺められます。
写真選びで気をつけたポイントとその結果
今までは、とにかく子どもの良い表情、わが子が新たにできたことがわかるものを中心に選んでいましたが、筆者自身はそれを見て満たされた気持ちになるものの、肝心の娘はピンときていません。
なので、どこに行ったか、誰と何をして過ごしたかの記録を重視し、子どもに定着させたい記憶をテーマに写真を選ぶことにしました。ちょっとくらい写りが悪くても、なるべく多くの親戚や友達、家族が一緒に写っていて、訪れた場所やそこで何をしたかがわかる写真を選びました。
結果、写真を見た娘も「ここどこだっけ?」「これは誰?」とよく確認し、「また●●に行きたいなあ。●●に会いたいなあ」などと言うように。楽しかった体験がより定着するようです。今まで、あまり過去の経験に関心が無かったのが、場所や人の名前を意識するようになりました。
特に、時々しか会えない親戚の顔や名前を覚えるのにも役立っています。
上手に子どもの写真を撮るコツは光源!
逆光
最後に
また、同じ写真を何度も見て、自分の後ろに写る両親の楽しそうな表情や隅っこに写っていたおもちゃまで端々までじっくり味わうように観察するのが好きでした。
子どもが手に取りやすいアルバム作りをし、そしてどの写真を特に記憶に残したい思い出として一緒に選び取るか。そしてそれをなるべく間を空けずにコンスタントに続けていくことが重要。
あれもこれも残しておきたいからと欲張りすぎずに、ある程度スピードの方を重視することも大事かもしれないですね。
そして、ALBUSを登録するときには、(招待コード:6QHJ)で【無料プリント枚数が1枚増えます】ので是非活用してくださいね!