2018年03月07日 公開

歯が抜けたら「歯抜けパーティー」でお祝いしよう!

長男は幼稚園の年長時、乳歯が抜けました。はじめての経験に、ワクワクソワソワ。お友だちの歯を見たり、話を聞いたりして心の準備はしていたものの、ずいぶん緊張したのか甘えん坊に。そこで彼のメンタルサポートの意味も込めて、「歯抜けパーティー」を開催してみました!

長男は幼稚園の年長時、乳歯が抜けました。はじめての経験に、ワクワクソワソワ。お友だちの歯を見たり、話を聞いたりして心の準備はしていたものの、ずいぶん緊張したのか甘えん坊に。そこで彼のメンタルサポートの意味も込めて、「歯抜けパーティー」を開催してみました!

わが家の「歯抜けパーティー」概要

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【記念撮影】ケーキの代わりに、マシュマロで抜けた歯を表現してみました!
via photo by author
歯の生えかわりをはじめて経験する子どもにとっては、「怖い」「痛そう」「血が出る」など、ネガティブなイメージがつきまとうようです。乳歯が抜けるのは、成長の証!その経験を喜びに変えるべく、わが家では「歯抜けパーティー」を行いました。その内容はというと…

・部屋を少し飾りつけ
・歯のモチーフのご飯プレート&スイーツ
・本人へのインタビュー
・プレゼント贈呈
・記念撮影

それでは、早速ご紹介しましょう!

ご飯&スイーツは歯をモチーフに

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輪切りのイチゴや少し形を変えればロールケーキも、歯に見えますか!?
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歯をモチーフに、ご飯を簡単アレンジしてみました。白米をなんとなく歯っぽい形に成形して、海苔を切って顔をつけただけですが、子どもの評判は上々。もっと本格的に作りたい方は、「歯医者 ウェディングケーキ」などで検索すると、歯がモチーフのデコレーションケーキがたくさん出てきて、参考になりますよ。

本人へのインタビュー!

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Africa Studio / Shutterstock.com
歯が抜けた日、翌日、翌々日と、何度も同じ歯が抜けた話を息子から聞かされ、歯茎を見せられました。きっとはじめての体験に興奮し、誰かに聞いてほしかったのだと思います。

そこで取り入れた方法が、「独占!インタビュー」。

保育園や幼稚園のお誕生会風に、まずは「お名前はなんですか?」「好きな食べ物は何ですか?」からはじめて、「歯が抜けるってどんな気持ち?」「いつどこで、そうなったの?」「お友だちの歯が抜けたときはどうだった?」「これから大人の歯が生えますが…意気込みをどうぞ」など。

とにかく親は、聞き役に徹しました。興奮が続いているようなときは、とにかく話を聞くことが効果的かと思います。

気になるプレゼントは…

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タイトル:はがぬけたらどうするの? せかいのこどもたちのはなし
著者:セルビー・ビーラー(作) ブライアン・カラス(絵) こだまともこ(訳)
出版社:フレーベル館
筆者が息子に贈ったのは、この絵本。乳歯が抜けたとき、抜けた歯をどうするか、世界の64地域のエピソードをまとめた絵本です。

読んでびっくり。日本では投げるだけですが、プレゼントや硬貨に変わるところもあるなんて!太陽に向かって投げたり、水に入れたり、枕に隠したり、お祈りしたり…。その地域を反映したイラストや登場人物(ようせい、ウシ、ネズミなど)も面白く、乳歯を通じて世界を身近に感じられそうです。国という概念や国旗に興味を持ちはじめていた息子に、ぴったりでした。

他のプレゼントとしては、かわいい歯の収納ケースや歯みがきグッズなどもいいかもしれませんね。

歯が抜けたら、お子さまに寄り添おう!

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Nina Buday / Shutterstock.com
幼稚園の先生も、送迎で出会うパパママたちも、前歯の欠けた息子を見て「おめでとう~!」「お兄ちゃんになったね!」「見せて見せて~わぁすごい!」ととびきりの笑顔と優しさで接してくれました。

筆者は、歯なんて誰でも抜けるし、病気でもないし…なんて思っていましたが、周囲に聞くと、親にとっても子どもにとっても一大イベントのよう。歯が抜けるという体験を肯定的に、ステキな思い出にできたらよいですね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

福岡すみれ
福岡すみれ

東京都在住、3人のやんちゃな男の子のママです。外遊びが大好きな息子たちと日々いろいろな公園を巡りつつ、3度の食事(とおやつとお酒)を何よりも楽しみに過ごしています。