2019年11月16日 公開

アオバジャパン・インターナショナルスクールの魅力とは?気になる学費は?

国際バカロレア(IB)認定校であり、日本語や日本文化の授業も充実していることから日本人にも人気のアオバジャパン・インターナショナルスクール。その教育理念やカリキュラムの魅力、学費についてなど詳しくご紹介します。

アオバジャパン・インターナショナルスクールとは?

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アオバジャパン・インターナショナルスクール(Aoba-Japan International School)は、1976年に幼稚園からスタートした幼少中高一貫のインターナショナルスクールです。創立者のレジーナ・土井氏が、小学校に入学する前の4年間、質のいいバイリンガル教育を提供することを目的に設立しました。その学習効果が評判となり、のちに保護者の要望に応える形で小学校と中学校、そして高等学校を開校。特に宗教を持たず、あらゆる人種・宗教・文化の人を歓迎する共学校です。

光が丘キャンパス(対象:3~18歳)

2012年、アオバジャパン・インターナショナルスクールは東京都練馬区光が丘のキャンパスに移転されました。3階建ての校舎とサッカー場、体育館、プール、運動場、駐車場等が揃った、緑豊かな美しいキャンパスで、キンダーガーテンから初等教育、中等教育、高等教育までを提供しています。
住所:東京都練馬区光が丘7-5-1

目黒キャンパス(対象:1.5~6歳)

設立の地である目黒にもアオバジャパン・インターナショナルスクールの目黒キャンパスがあり、こちらはキンダーガーテン(幼稚園生)のみとなります。1.5歳〜3歳用と3歳〜6歳用の2つの建物があります。
住所:東京都目黒区青葉台2-11-5

学校理念

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アオバジャパン・インターナショナルスクールは、「コミュニティ精神」に根差し、グローバルな視座を持って、思いやりがあり、協力的で、学ぶことに深い喜びを感じ、リスクを恐れず新しいことに挑戦し世の中を変えていくことができる生徒を育むことを信条としています。

国際教育を提供するとともに、独自の価値観を大事にし、生徒ひとりひとりの可能性を最大限に引き出すことが重視されていることも特徴。

学習だけでなく、クラブ活動や個人レッスン、生徒自身による自主的なプロジェクトを通して、常に意欲的にチャレンジする国際人を育成しています。

国際バカロレア、CISおよびNEASCの認定校

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アオバジャパン・インターナショナルスクールが選ばれる理由のひとつが、国際バカロレアプログラムの認定を受けていること。国際バカロレア(IB)とは、スイス・ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する教育プログラム。カリキュラムの履修後、最終試験で所定の成績を収めると、世界100カ国上の大学入学資格が得られます。

アオバジャパン・インターナショナルスクールは2016年9月までに、3歳から12歳までのプライマリー・イヤー・プログラム(PYP)、11歳から16歳までのミドル・イヤー・プログラム(MYP)、16歳から19歳までのディプロマ・プログラム(DP)の3つのグレードのすべてにおいて国際バカロレアプログラムの認定を受けています。

また、NEASC(ニューイングランド学校大学協会)およびCIS(インターナショナルスクール会議)の認定も受けています。インターナショナルスクールには義務教育の対象外とされる学校も多いですが、アオバジャパン・インターナショナルスクールは国際的な評価団体であるCISの認定を受けているため、高校課程を卒業後は日本の大学への進学が可能となります。CISのほかWASC(米国西部地域・学校大学協会)やACSI(キリスト教学校国際協会)からの認定がある場合や、国際バカロレア資格を持つ人、外国の高等学校相当として指定された学校の卒業生であれば、日本の大学への入学資格が認められます。

アオバインターナショナルスクールの魅力は?

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国際バカロレア教育に基づいたカリキュラム

アオバジャパン・インターナショナルスクールでは、IBプログラムに基づき、国際的な視野を持ち、より良い平和な世界の構築に貢献する人間を育成しています。

目標として、以下の10つを掲げています。

  • 探求する人
  • 知識のある人
  • 考える人
  • コミュニケーションができる人
  • 信念を持つ人
  • 心を開く人
  • 思いやりのある人
  • 挑戦する人
  • バランスのとれた人
  • 振り返りができる人
好奇心を持ち、自主的に探究して知識を蓄え、社会の中で自信を持ってコミュニケーションを取りながら挑戦し、周囲の人々に思いやりを持って接することができる人。世界で活躍する国際人を目指す人だけでなく、優れた社会人として身につけたい点ばかりですね。

グローバルリーダーの育成

ケン・セル学園長は、その挨拶の中で「子どもたちが国際的なマインドを持つ市民となり、グローバルリーダーへ成長するための最善の機会を与える事こそが、私たち大人の責任です」と明確に語っています。
グローバルリーダーを育成するアジアのリーディングスクールとして、教職員や管理職が一丸となり、保護者やコミュニティ、また国内外の学校や団体と交流・協力しながらより質の高い教育を提供することを目指しています。

デジタルリテラシースキルの養成

アオバジャパン・インターナショナルスクールでは、21世紀の学習者にとって最も重要なスキルとして、デジタルリテラシーを掲げています。生徒は膨大な数のデジタルツールを統合活用する機会が与えられ、インターネットを使ってアフリカのクラスとコミュニケーションを取ったり、コンピュータゲームをプログラミングしたりしながら、これからのハイテクな世界で生き残り、成功するためのスキルが養われます

活気のある芸術活動

アオバジャパン・インターナショナルスクールでは、クリエーターの創造を目指し、幼稚園からハイスクール課程まで音楽や美術を提供。4年生から楽器演奏のプログラムがあるなど、活気のある芸術プログラムを提供しているのも特徴です。

通常科目や課外活動で、舞台芸術に触れる機会も多く、ミドルスクール(中等教育)では音楽アンサンブルに所属することが必須に。幅広い芸術活動を通して、生徒の感性を磨いています。

英語サポートが充実

アオバジャパン・インターナショナルスクールではさまざまな国や文化、言語の背景を持つ生徒に国際的な言語学習を提供することに誇りを持っているため、英語サポートにも積極的。英語ネイティブではない生徒に対してはレベル別の言語獲得プログラム・英語サポートコース(EAL)を8年生まで提供し、英語学習を支援しています。

日本語や日本文化を尊重

国際バカロレアのカリキュラムでは、母語や母国文化が尊重されます。そのため、国語の授業は日本の公立学校と同等に用意され、日本の古典や歴史を学ぶ機会も得られます。校内での日本語の使用も認められています。

気になるアオバインターナショナルスクールの学費は?

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2019-2020年の学費の概要は下記の通り。
志願(受験)時にかかる費用
出願料22,000円
入学時にかかる費用
入学金 315,000円
施設費用300,000円
毎年かかる費用
授業料キンダーガーテン(K1~2):1,641,000円
キンダーガーテン(K3~4):1,847,000円
Grade 1~ 5:2,154,000円
Grade 6~10:2,308,000円
Grade11~12:2,359,000円
施設維持費153,000円
FAMILY COMMUNITY MEMBERSHIP FEE12,500円(家族主催で行われるイベントを支援するために使用)
EALサポート費※482,000円(英語力サポートが必要な生徒のための追加授業費)

学校生活やクラスは?

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幼稚園の定員は15名

幼稚園は英語と日本語での指導となり、定員は15名。きめ細やかな指導により、英語ゼロからのスタートでもしっかりと英語力が身につきます。

小学校からは定員24名

小学校、ミドルスクール、ハイスクールの定員は各24名です。

スクールバスは?

スクールバスは数台あり、東京都心を中心にカバーしています。ただし、利用できるのは幼稚部と初等部の生徒のみとなります。

クラブ活動も豊富

放課後の課外活動は、美術系、運動系、ドラマ、音楽など多彩。学校の先生以外にも外部コーチなどを招いて運営されています。制服はすべての学年に規定のものが用意されています。

アオバインターナショナルスクールのサマースクール

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夏休みに在学生向けのサマースクールが行われています。自分が興味のあるトピックの探求や、語学単位の修得を目指します。

5週間のサマーキャンプもあり

サマースクールとは別に、学校外の生徒にも広く開放しているサマーキャンプが行われています。

入学対象は?日本人でも入学できる?

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日本人でも申し込み可能

アオバジャパン・インターナショナルスクールはすべての文化を尊重し、受け入れているため、日本人でも当然入学可能です。英語での教育に対して明確な意思がある家庭であれば誰でも申し込むことができます。

35%の生徒の両親は日本人

クラスの国籍の内訳は、35%の生徒の両親は日本人、35%は日本人と外国人の子女、残る30%は両親ともに外国人。学生の過半数が日本またはアジア諸国の出身で、米国、インド、韓国など約30カ国からの保護者の子息が通っています。

入学申し込みの過程は?

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学校見学

可能であれば学校見学(要予約)をして学校への理解を深めましょう。幼稚園、小学校では学校説明会もあり、同時に学校見学が行われています。

申し込み書類の記入

入学願書とともに、健康診断書、健康チェックフォーム、推薦書、過去2年間の成績証明書などの必要書類の記入が必要です。

面接試験

生徒には学校で何を楽しみにしているのか、保護者に対してはなぜお子様に国際的な教育を受けさせたいのかなど、親子に対してヒアリングが行われます。生徒・保護者が学校に対して質問する機会でもあります。

入学評価

入学評価では入学動機や英語レベルなどがチェック対象となります。幼稚園受験は、子どもとの1対1の面接が必要。幼稚園課程では英語力は問われませんが、それ以上の学年の受験生は英語とともに数学の筆記試験があります。

卒業生の進学先は?

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卒業後の生徒の多くは同志社大学や上智大学などの日本国内の大学のほか、海外の有名大学に進学しています。2018年度卒業生は名門として知られるインペリアル・カレッジ・ロンドン、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、カリフォルニア大学デービス校などに入学を許可されています。

まずはプリスクールに通ってみよう


アオバジャパン・インターナショナルスクールでは、光が丘と目黒のキャンパスのほか、提携するアオバジャパン・バイリンガルプリスクールが晴海、芝浦、三鷹に展開されています。2020年4月には、アオバジャパン・バイリンガルプリスクールの中野キャンパスも開校予定。いずれも1歳~6歳(三鷹キャンパスは2歳~)を対象としています。通常の保育時間以降も18時または19時まで(キャンパスによって異なります)の延長保育を実施し、ワーキングファミリーにも対応しています。

アオバジャパン・インターナショナルスクールへの入学を検討されているのであれば、まずはプリスクールに通ってみるのもひとつの手段。ネイティブの先生のもと、日常的に英語が使われる環境で確かな英語力を磨きつつ、将来的なバイリンガル教育への親子の意思を確認してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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suna suna  ライター/エディター。東京で出版社に勤務後、フリーランスに。結婚を機に広島県に移住し、男女男の3人育児と仕事との両立に奮闘中。子育て、旅、グルメ、住宅、動物など幅広いジャンルで編集・執筆を担当。イギリス、アイルランド等に留学経験あり。