2017年01月31日 公開

かわいくっておもしろい!「かがくいひろし」さんの絵本

2005年、50歳のときに『おもちのきもち』で講談社絵本新人賞を受賞して絵本作家デビューした「かがくいひろし」さん。2009年に急逝されましたが、この短い間に書かれた16冊の絵本はどれもユーモアに富み、かわいらしいオリジナルキャラクターが大活躍の人気絵本です。

2005年、50歳のときに『おもちのきもち』で講談社絵本新人賞を受賞して絵本作家デビューした「かがくいひろし」さん。2009年に急逝されましたが、この短い間に書かれた16冊の絵本はどれもユーモアに富み、かわいらしいオリジナルキャラクターが大活躍の人気絵本です。

おもちは何を考えているんだろう?『おもちのきもち』

 (36357)

タイトル:おもちのきもち
著者  :かがくいひろし(作)
出版社 :講談社

2005年、美術の教師として学校の講師をしていたかがくいさんが50歳のときに講談社絵本新人賞を受賞。絵本作家としてのデビュー作となった『おもちのきもち』。

床の間に大切に飾り付けられているかがみもち。お正月の餅の準備をしているお家で、伸ばされたり、ちぎられたり、味付けのために汚されたりした兄弟たちを見て、かがみもちは逃げ出します。一体どうなってしまうのでしょう。
「かがみもち」の気持ちがわかる、ユーモアたっぷりの絵本です。

いろんなものにおふとんを『おふとんかけたら』

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タイトル:おふとん かけたら
著者  :かがくい ひろし(作)
出版社 :ブロンズ新社

ソフト(クリーム)さん、タコさん、トイレットペーパーさん……みんなにお布団をかけてあげたら、どうなるかな?
登場するのは、お布団とは結びつかない意外なものばかり。一体何が起こるでしょうか。
みんなの掛け布団の柄にも注目です。

梅干しのおじいさん『うめじいのたんじょうび』

 (36363)

タイトル:うめじいのたんじょうび
著者  :かがくい ひろし(作)
出版社 :講談社

しわしわの梅干し「うめじい」の、何回めだかわからないお誕生日。あさづけきゅうり、たくあん、らっきょうづけなど、なかなか渋いメンバーたちがうめじいを囲んでお誕生日を祝います。

かがくいさんが、絵本作家としてデビューする前年に書かれたこのお話は、すでにかがくいさんのスタイルが確立されており、暖かい眼差しとユーモアのある言葉が楽しい絵本です。

みんなで楽しい『おしくら・まんじゅう』

 (36366)

タイトル:おしくら・まんじゅう
著者  :かがくいひろし(作)
出版社 :ブロンズ新社

紅白のおまんじゅうが、いろんなものと「おしくらまんじゅう」します。こんにゃくや納豆、そして……?

跳ね返されたり、ねば~っとしたり、泣かせてしまったりと、それぞれの特性を生かして描かれたおしくらまんじゅうの様子に、大人も子どもも大笑いしながら楽しめます。テンポのいい言葉で書かれているので、リズムをつけて軽快に歌いながら読んでみましょう。おまんじゅうや押されているキャラクターたちの表情がまた、なんともいえず面白いです。

大人気!「だるまさん」シリーズ

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タイトル:だるまさんシリーズ「が・の・と」 3冊ケース入り
著者  :かがくいひろし(作)
出版社 :ブロンズ新社

赤ちゃん向けファーストブックの大ベストセラー「だるまさん」シリーズです。白い背景に赤いだるまさんのシンプルな絵ですが、だるまさんの表情や動きがとにかく楽しく、赤ちゃんに大人気。

『だるまさんが』は、だるまさんが……「ぷしゅー」「びろーん」などの言葉が続いて、だるまさんの姿が変わっていきます。

『だるまさんの』は、だるまさんの……「手」「目」など体の部分を一緒に覚えていけます。「〇〇ちゃんにもここにあるね」とお話ししながら読んでみましょう。

『だるまさんと』は、「いちごさん」「めろんさん」などフルーツのお友だちが登場します。だるまさん・めろんさんと一緒にお子さまと「ぎゅっ」としたり、コミュニケーションをとったり真似をしながら楽しめます。

ユニークなかがくいさんの世界を楽しみましょう

かがくいさんの絵本はどれもキャラクターに愛嬌があり、ただかわいいだけではないところに不思議な魅力がありますね。
文章の軽快なリズムとユーモアあふれる展開にやみつきになりますよ。お子さまと一緒に、楽しくリズムをつけて読んでみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター