上野恩賜公園は、わが家の子どもたちの好きな上野動物園や国立科学博物館、そして親が好きな美術館がたくさんある場所です。親も子も1日楽しめる、オススメの回り方やポイントをご紹介します。コースから、スケジューリング、帰り道の工夫まで、参考になれば幸いです。
ワンオペ週末の実践編!実際のわが家の週末とは……?
忙しい中での子どもとの向き合い方や、なるべく丁寧に暮らすためのアイデア、時短テクなどなど、毎回、私自身の試行錯誤や工夫をご紹介しています。
ワンオペの週末を子どもたちと楽しく過ごすための秘訣について3編に分けてお送りしている今回は、前回お伝えした「おでかけ計画のコツ」の「実践編」として、実際のワンオペ週末の様子をまとめています。
親子で遠出成功のカギは◯◯時間の過ごし方!週末ワンオペ育児体験記【1】
行き先を選ぶポイントは「親子どちらも楽しめる場所」
”付き合ってあげている”感覚で過ごす1日は、果てしなく長く感じます。また、幼くても子どもたちは意外とママの気持ちや機嫌に敏感なので、自分も行きたいところに行って楽しむ方が結局、親子ともに良い1日になることが多いと実感しています。
たっぷり1日楽しめる「上野恩賜公園」
広い公園内では、四季を感じられることに加え、さまざまなイベントなどが開催されていることもあり、思いがけず楽しい経験ができることも!雨の日や寒さ暑さが厳しい時期は博物館など屋内中心にするなど、天候に左右されず楽しみやすいところも魅力に感じています。
子どもたちに余裕のある朝イチ、まずは美術館へ!
また企画によっては相当混み合うこともある美術館ですが、早い時間帯は、多少並んだとしても比較的スムーズに鑑賞できること多いと感じています。
先日は、話題となったムンク展へ。噂通りの混雑具合で、子連れで無事に観ることができるかドキドキしましたが、かなり朝早めに出発したおかげでそれなりにゆっくりと楽しむことができました。
前回の【週末ワンオペ育児体験記1】で触れた、おでかけ時の必需品はこの日も大活躍!乗り換えの駅で待ちながらミニおにぎりを食べたり、入館待ちの列に並びながらあやとりで遊んだりと、うまく気分転換をしながら乗り切ることができました。
園内の小さな公園に立ち寄ってから動物園へ
美術館から出たあとは、子どもたちのリフレッシュと休憩も兼ねて公園で一休み。動物園が入場から並んでいるようならば早めに列へ向かい、待ちながらおやつなどを食べさせますが、そこまで混んでいないようであれば、しばらく体を動かして遊ばせています。
ただ、園内の売店には動物の形を模したメニューなど子どもが喜ぶものが多く、ちょっと値は張りますが、おでかけ時の特別な「アトラクション」のひとつと捉え、お昼やおやつは購入することが多いです。
食欲も旺盛なわが家の子どもたちですが、待ち時間対策に用意した「軽食」をちょこちょこ食べているので、大量に買う必要がないことも理由のひとつかもしれません(笑)。
ワンオペおでかけ、スケジューリングのコツ
例えば上野動物園の場合、美術館に近い表門から入って、まずは東園を見て回りお昼休憩。その後、子どもたちが好きなモノレールに乗って西園に移動。西園を楽しんだ後は、帰る前におやつを食べて休憩し「子どもトイレ」でお手洗いを済ませ、弁天門から出て上野駅に向かいます。
わが家の場合、このルートで電車に乗ると、その後の乗り換えがスムーズになる車両に近い改札から入ることができるというメリットがあります。
親子ともに疲れている「帰り道」の工夫
私は、スマートフォンに子どもたちの好きなアニメ番組を1本ダウンロードしておき、帰り道は電車の中でイヤホンを使って観させています。子どもの動画視聴に関して賛否はあるとは思いますが、いくら楽しいお出かけでも、1日中2人を連れて動き回っていると親自身もかなり疲れています。帰り道だけは動画の力を借りた方が、周囲に迷惑もかけず、子どもも楽しく静かに過ごせます。親子でちょっとぼーっとできる時間になっています。