「雨の日、おうちで何して遊ぼうか?」とお悩みのパパママへ。前回の「動の遊び」から引き続き、今回は「静の遊び」をご紹介します。簡単!楽しい!洗濯バサミを使った知育遊びのアイデアと、お絵描き便利アイテムのご紹介です。
おうち遊びのおもちゃが足りないときの知育アイデア
雨や暑い日など、長い時間お部屋で過ごすときは、身体を動かす「動」の遊びと座って遊ぶ「静」の遊びをバランスよく取り入れましょう。子どもたちの気分が切り替わり、それぞれの遊びをじっくり楽しめ、比較的落ち着いて過ごすことができますよ。
前回、「動」の遊びをご紹介したので、今回のテーマは「静」の遊びです。お外で遊べない日が続くと、遊びのアイデアもおもちゃも足りなくなってきますよね?
そんなときにすぐできる洗濯バサミ遊びと、お部屋遊びでは外せないお絵描きに使える、おすすめアイテムをご紹介します。
【保育士が教える】タオル&マステでお家アスレチック計画!雨の日は部屋で遊ぼう
洗濯ばさみで遊ぼう!知育にもつながる!
1つ目にご紹介するのは、洗濯バサミを使った遊びです!洗濯バサミは、そのまま使っても楽しいうえ、お子さんの成長もうながしてくれる優秀なおもちゃなんです。
指先でつまむ動作ができる1~2歳ぐらいから遊べます。年長クラスのお子さんでも、成長段階に合わせて楽しく遊べますよ。
【準備するもの】
・洗濯バサミ
・厚紙
洗濯バサミはお家にあるもので充分ですが、あんまりバネが強いものはお子さんがつまめないので、不向きです。洗濯バサミの数は、ある程度用意できると遊びが広がります(3歳以上のお子さんならぜひ10個以上用意しましょう!)
新調する場合は、お子さんの好きな色などを混ぜて、いろいろなカラーを選んでみてください。
厚紙は、洗濯バサミで挟めるものなら、割りとなんでも大丈夫。牛乳パックを切り開いたものは、丈夫で水に濡れても平気なのでおすすめです。
洗濯バサミの遊び方
遊び方は、いたって簡単。洗濯バサミで厚紙を挟んだり、外したりするだけですが、はじめはなかなか難しい。まずは、パパママが一緒に手を添えて、洗濯バサミをつまむ動作をやってみてくださいね。バネの反動も子どもたちにとっては、面白く感じるようで、楽しんで遊んでくれます。
挟むことが難しいときは、外すことから楽しみましょう。挟み方次第で、かわいい動物にも変身!厚紙の形をいくつか変えて、準備してあげるのもいいですね。
挟むのが上手になってきたら、洗濯バサミ同士を挟んでつなげてみましょう。お子さんが得意になってくると、ブロックに負けないくらい素晴らしい作品を作ってくれることも!
指先で何かをつまむ力は、お子さんの自立に必要不可欠です。ファスナーの開閉やボタンを留める、またおやつの袋を開封できる力にもつながっていきます。
試しに遊んでみてくださいね~♪
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ど定番!お部屋が汚れない、お絵描きを楽しもう!
おうち遊びのなかでも、「します派」と「しません派」に分かれるなぁと感じているのが、この「お絵描き」なんです。
確かに、大人がお絵描きにどう付き合ったらいいのかわからないし、クレヨンなんか自由に持たせたら、机や床、壁が大変なことに!!なんてこともしばしば……。「なぜそこに描こうと思ったのか、ぜひ理由をお聞かせ願いたいー」と、真剣に子どもに問いかけたこともあります(大抵、理由はないものです……笑)。
そもそも、パパママに絵を描く趣味や機会がなければ、遊びのラインナップになかなか並びませんよね。
でも、お絵描きは、子どもたちの成長に貢献してくれる遊びの1つなんですよ。指先の動きの発達、心の表現、空間を認識する力、色彩感覚の育ち方などが大きく影響します。
だから、お絵描きで、のびのびと楽しんでもらいたいんです!
おうちでのお絵描きにおすすめアイテム【水かき半紙&水筆ペン】
そこで、おうちで汚れずにのびのび遊べるおすすめアイテムがこちら↓↓↓
・水書き半紙
・水筆ペン
水でお習字の練習ができる商品です。これをお絵描きに使っちゃいましょう。乾けば何度でも描けて、汚れませんし、筆であればまだ筆圧が低い子どもさんも、描けた充実感があります。素晴らしい!
販売元:呉竹
販売元:ぺんてる
販売元:あかしや
お絵描きが楽しくなる色えんぴつ【ダーマトグラフ】
お絵描き初心者のお子さんには、筆圧が低くてもはっきりした色がつく画材が向いています。「描けたよ!」って、うれしくなりますからね。
そこでおすすめの色えんぴつが、こちらの「ダーマトグラフ」。 紙巻きタイプの色えんぴつです。芯が太いので折れ難くく、また普通の色えんぴつより芯に粘度があり、柔らかいので筆圧が低くても色がつきやすいです。
そして、紙巻きだから鉛筆削り要らないところや、つるつるの面だと拭き取りが楽なところもポイント高い。たとえ持ち手部分をなめてもまあまあ、セーフ(笑)。
あと個人的に、色のラインナップが多過ぎないところや、手に入りやすいのがいいと思っています。
販売元:三菱鉛筆