簡単な材料で手軽に作れる知育おもちゃをお探しのパパママにおすすめなのが、洗濯ばさみを使ったおもちゃ。子どもの手先の器用さや集中力を養うのにピッタリです。100均材料だけでできる作り方とアレンジ方法をご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
洗濯ばさみで知育遊びをするメリット
指先が鍛えられる洗濯ばさみは、家によくある日常品でありながら、子どもの知育遊びにピッタリ。子どもも、普段大人が使っているのを目にしているので、喜んで遊んでくれます。
「指で掴む」「挟む」という動作は、ハサミやお箸、ボタン掛けの練習にも必要な動きです。いざ練習させようとしても難しいものですが、このおもちゃでの遊びを通して自然に指先が器用になっていきます。モンテッソーリ教育をはじめとする多くの教育法でも、幼少期に手先をよく動かすことが推奨されています。
狙った位置に洗濯ばさみをつけるという動作を繰り返すことで、集中力も身につきます。モノを何かに見立てて遊ぶことは、子どもの想像力を養うことに繋がります。
親にとっては、洗濯ばさみなら、おもちゃとして使った後に家事に再利用できるのがうれしいポイント。つい増えてしまいがちな子どものおもちゃですが、これなら気持ちよく取り入れることができますね。
準備するもの
・洗濯ばさみ
・紙皿
【道具】
・ペンやマジック
どれも、お家にあるものや100均で手に入るものでOKです。
ステップ1:洗濯ばさみと紙皿を用意する
カラフルな洗濯ばさみだと、子どもの気持ちも盛り上がりそう。成長したときに、色を使った遊びもできますね。
子どもの年齢によっては、普通の洗濯ばさみだと固くて動かせないかもしれません。どちらかというと、木製のものの方が軽い力で開けることができるようです。また、「軽い力で開けられる」ことがウリの商品を選べば、小さい月齢から遊ぶことができます。
ステップ2:紙皿にライオンの顔を描く
これくらいなら、絵が苦手な筆者でも問題なく描くことができました。
真っ白だと寂しいと思ったので、上の例では、ライオンっぽいオレンジ色の折り紙を丸く切り抜いて貼り付けています。カラーペンで色をつけても楽しいと思います。
ステップ3:たてがみに見立てて洗濯ばさみをつけていく
最初は遊び方がわからないと思うので、「ライオンさんがいるよ。たてがみを作ってあげよう」と声をかけ、パパママがお手本を見せてあげるといいですね。
アレンジ自在!いろんなものに見立てて遊ぼう
例えば、だ円系に切った紙に顔を書き、2本の洗濯ばさみをつけて耳にすれば「うさぎ」のできあがり。同様に、イカやカニなども、手足を洗濯バサミに見立てて遊ぶことができます。お子さまの興味に合わせてレパートリーを増やすと、楽しんで遊んでくれるでしょう。
また、厚紙だけでなく、紙コップも洗濯ばさみをつける土台としてピッタリです。縁にぐるっと洗濯ばさみをつけて、逆さに置けばクラゲに大変身!立体的な作品ができあがるので、より想像力が刺激されるのではないでしょうか。
洗濯ばさみを使った知育遊びのレパートリー
うまく挟めない赤ちゃんは、「ひっぱり遊び」
先述の「ライオンのたてがみ紙皿」から引っ張って外すのもいいですし、洋服につけた洗濯ばさみを引っ張って外すのもおすすめ。外れるときの「パチン」という音が子どもにとっては楽しいようです。
色を覚える色遊び
数の概念を覚える数遊び
手作りの洗濯ばさみおもちゃで、楽しくおうち知育にチャレンジ
今回ご紹介したおもちゃは、手作りに苦手意識があるパパママでも、簡単に作れるものだと思います。筆者もイラストを描くのは苦手ですが、楽しく作れました。
ぜひ、お時間があるときに制作して、お子さまと楽しくお家で知育あそびをしてみてください。夢中になって取り組む姿に、成長を実感できると思いますよ。