正しく靴の脱ぎ履きができていますか?さらに、きちんと揃えられるお子さまは少ないのではないでしょうか。大人ならそつなくこなせる「靴を履く・脱ぐ」動作。まずは子どもに教える前に、パパママが正しい靴の脱ぎ履き、揃え方の方法を学んでみましょう。
靴を正しく脱ぎ履きできるようにする目的は?
「靴を脱ぐ」動作は、1歳ころからやりたがる子が多いですね。ただし、脱いだら脱ぎっぱなしだし、マジックテープを取らずに無理やり脱いでいることもあります。正しく脱げないと靴が変形してしまうことも。
お子さまが自分で靴の脱ぎ履きをしたい!という気持ちが芽生えたら、ぜひその機会に、正しい靴の脱ぎ履きを教えてあげてくださいね。
また、幼稚園では靴の脱ぎ着は自分でしなければなりません。それまでにマスターできていない場合、入園トレーニングとして意識される方も多いようですよ。
脱ぎやすい靴は?
靴を脱ぐ・履く練習をしている段階のお子さまには、スリッポンやブーツより、マジックテープがついているスニーカーがオススメです。ひも靴は転ぶ原因にもなるので避けましょう。
つま先にゆとりがあり、なるべく履き口が大きく開くものにしましょう。最優先は、お子さまの足に合ったものですが、気に入ったキャラクターや絵が描いてあるものを選べば、自分で脱ぎ履きする意欲を引き出せますよ。
靴の履き方の3ステップ
履き口を大きく開けます。
ステップ2:靴に足を入れる
足を入れたら、かかとを地面にトントンして、靴の内側とかかとを合わせます。
ステップ3:マジックテープをつける
マジックテープをつけ、靴の中で足を安定させてください。
大人の方でつま先を地面にトントンして整えている方がいますが、これ、靴の形が崩れてしまうので実はNGですよ。
靴の脱ぎ方の3ステップ
ステップ1:マジックテープを取る
履くときと同じく、マジックテープをとって、履き口を大きく広げましょう。
ステップ2:両手で靴の間口を広げる
足を抜きやすくします。
ステップ3:足を靴から抜く
マジックテープを取らずに脱いだり、かかとをすりあわせて脱がないようにしましょう。 靴の形が変形する原因になります。
靴の揃え方の3ステップ
ステップ2:靴を靴箱に入れる
靴箱にお子さまのマークを貼っておくと、場所を覚えやすくなります。
ステップ3:かかとを揃える
玄関に「くつおきシール」を貼ると、お子さま自身が自然に揃えたくなりますよ。 マスキングテープで靴の形をかたどるのもいいですね。
子どもが自分で脱いだ靴をそろえられる!すぐに効果が出る秘密のコツ
靴の脱ぎ履きを遊びの中にも取り入れよう!
親の声かけの工夫は?
そんなとき「なんで、できないの?!」と言わないことが大切です。わが家では「右足はママがやるね〜」と言って、お手本を見せて、左足を履いてもらってました。
時間もかかるので、出発時間を5分ほど早めにとりましょう。脱ぐほうが簡単なので、最初は脱ぐ動作を教えてみてください。
何より、少しでも履く動作ができたら、たくさん褒めてくださいね!
靴に興味を持ちはじめたら、教えるチャンスです!
お子さまが靴に興味を持ち出したら、一緒に正しい靴の脱ぎ履きの仕方をマスターしてみましょう!