お子さまは、正しい「うんこ座り」ができていますか?ふざけた名前と思うかもしれませんが、「うんこ座り」には、運動能力が向上するヒントが満載。書籍「うんこスクワットー子どもの運動能力を引き出す」を参考に、うんこスクワットをマスターしてみましょう。
子どもたちの運動能力に変化が起こっている?
逆にいえば、運動能力が低い子は体を動かす遊びをしない傾向があり、運動能力も二極化しています。
こんな時代だからこそ、意識して親子で楽しく運動し、運動能力を向上させたいものですね。
うんこ座りができるようになると、うれしい効果が!
(1)きれいな姿勢が身につく
いい姿勢とは、「重心が定まり、背筋がスッと通り、その上に頭がのっていること」。 きれいな姿勢は、運動能力の向上に欠かせません。
(2)勉強の集中力がアップ
きれいな姿勢で座れるようになると、脳への血流がアップ、同時に勉強の集中力もアップします。
(3)腰痛や成長痛、肩こりや便秘を予防
近年、子どもが腰痛や成長痛を訴えることが多くなっています。 うんこ座りは、体の中心部の筋肉を運動で刺激し、血行や腸内活動を促進することで、これらの痛みを予防しますよ。
(4)全身の発達を促進する
普段使わない筋肉を刺激し、発達をうながします。
(5)スポーツのパフォーマンスがアップ、運動オンチから脱出
股関節、骨盤、背骨の動きがよくなるので、思い通りに体を動かすことができすようになります。体が自由に動くようになれば、運動への苦手意識がなくなりますよね。
うんこ座りができる「うんこスクワット」を実際にやってみました!
1:スタンバイ
2:しゃがむ
3:もっとしゃがむ
4:うんこ座り
「うんこスクワットー子どもの運動能力を引き出す」を読んで、正しいうんこ座りを学ぼう!
著者:田邊大吾(IWAアカデミー)
出版社:ワニブックス
また、うんこ座りができない場合は、原因別に、13通りの改善エクササイズが載っています。4歳の子どもより、運動が不得意な筆者のほうがエクササイズの必要性を感じました……。
実は、4歳の子どもには、ちょっと少し難しかったようで、なかなかすぐにはお手本となる写真が撮れませんでした。正しいお手本が気になる方は、ぜひ本を手にとってみてくださいね。
ちなみに本によると、小さい子どもはうんこ座りが上手いため、体の硬さや運動の得意不得意が分かれてくる5歳頃に意識して行うのが特にオススメとのことです。
「うんこスクワット」を実践してみての感想
ですが、この本によると「スポーツには、特定の動作があり、種目によっては体の使い方が偏る」ケースがあるとか。
一方で「うんこスクワット」で全身の筋肉を使うことは、正しい姿勢を身につけて運動能力をアップさせることにつながるそう。1日1分、家でもできるエクササイズなので、朝や幼稚園・保育園の帰りにでもサッとできますよね。毎日の習慣化が大事だそうです。
ぜひ親子でやってみてくださいね。