さまざまなメディアでも取り上げられることの多い「シュタイナー教育」。最近は芸能人もこの学校の卒業生ということで、耳にしたことはあるけど実際どういう教育方針・方法かよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今回はシュタイナー教育について、そのエッセンスをご紹介します。
「シュタイナー教育」のはじまり
1919年、ドイツのヴァルドルフ・タバコ工場の労働者の子どもたちのために「自由ヴァルドルフ学校」を作りました。この学校がモデルとなったのでヴァルドルフ教育とも呼ばれ広がっていきました。
シュタイナー教育 学びの広場
「シュタイナー教育」の特徴って?
1.自我(私という考える自分に対する意識を持つこと)
2.感情(快・不快の感情)
3.生命(成長・繁殖)
4.物質(物体としての体)
という4つで構成されると考えます。
それらを発達段階に応じてその能力をのばすように、7年ごとの節目を置いて考えています。
第1期(0~7歳)体を作る時期です。毎日の生活リズムや周囲の影響を重要視します。
第2期(7~14歳)感情が成長する時期です。さまざまな芸術に触れます。
第3期(14~21歳)自我が発達するまでの時期です。思考力や知力、判断力を育みます。
「シュタイナー教育」の世界、そして日本での広がり
1990年代に入ってから、日本をはじめアジアの各国でも学校が作られるようになりました。日本では幼稚園でシュタイナー教育を実践している園が多くみられます。
シュタイナー教育が気になる方必見!国内のシュタイナースクール – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
家庭で「シュタイナー教育」を取り入れるために
著者:不二 陽子
出版社:人文書院
実際、家庭ではどんなふうに取り組めるのかといった書籍も発行されています。日本語で書かれたものも多いので参考にしてください。
やってみよう!おうちで取り組めるシュタイナー教育 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
子どもの心をのびのび育てる!シュタイナー教育の本おすすめ4選 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
「シュタイナー教育」実践のためのグッズ
木の実で数を数えたり、蜜蝋で作られた優しい色合いのクレヨンを使います。
子どもの成長に寄り添ったシュタイナー教育
それぞれのお子さまに合う教育内容、それぞれのご家庭の考えに沿った教育方針であったなら、できることを取りいれてみるのもよいのではないでしょうか。