誕生から7歳までの7年間は、シュタイナー教育の中でも最も重要視された期間です。人間のベースとなる心と意思を育む内容は、おうちでも実践できるレシピが満載!親子で楽しく健康に過ごすことが基本となるシュタイナー教育に、ぜひ取り組んでみませんか?
0~7歳は、からだをつくる7年期
この時期にすべての基本となる「健康なからだづくり」を行い、「日々の生活リズム」を身に付けていくことが大切とされています。
お天気の良い日は、外に出てからだを動かす機会をたくさん与えてあげるといいですね。河川敷の散歩や公園遊びなど、身近なところで親子が楽しめる環境がベスト!
幼少期のからだづくりはバランス感覚を養い、成長する力へ変えていくと考えられています。健康なからだがあってこそ毎日の生活リズムも整い、子どもの安定した心を育んでいきます。
周囲の大人を模倣して学んでいく時期
この時期の子どもは、親をはじめ周囲の大人や年長者を見て真似て何でも吸収して学んでいきます。もちろん家庭内でも親の立ち居振る舞いや言葉遣いは気をつけたいもの。
子どもがいつも見ていることを忘れず生活することを心がけましょう。
規則正しい生活リズムを身に付ける
シュタイナー教育では、規則正しいリズムによって「心の安定」と「集中力」を養うことができるなど、子どもの成長に大きく影響すると考えられています。
毎日の生活リズムを整えることは親の仕事。いつも通りが大切とされ、1週間も1カ月も同様に、毎日を同じリズムで過ごすことを理想とします。
自然な環境の中で遊ぶことが基本
子どもの自由な発想で遊ぶこと、特に外遊びの中で木に登ったり砂遊びをしたり、自然に触れて遊ぶ環境を大切にします。
おもちゃの素材も木製の積み木や綿・シルクなどで作られたお人形など、自然素材が基本です。粘土やお絵描きでのみつろうなど天然素材の遊びの教材で、 安全・安心に楽しく遊ぶことを心がけましょう。
また、糸まきまきやお弁当箱など手遊びがついた歌で、手の感触を学びながら遊ぶことも大切です。
人間の心と意思を育む幼少期
特別なことは何もしなくても、毎日をリズム正しく、楽しく笑顔で健康に過ごすことでシュタイナー教育はおうちでも実践できますよ。