なわとびは、必要な道具も少なく、子どもが思い立ったらすぐにはじめられる手軽な運動です。リズム感、持久力を伸ばし、知能の発達にも良い影響が期待できます。前とびだけでなく他の技にも挑戦しましょう。新たな技に挑戦し、練習して習得することで達成感を味わえ、継続につながります。ここでは幼児から挑戦できる技を5つ紹介します。
1.後ろとび
後ろとびは、前とびとは逆になわを回してジャンプする技です。なわを目で確認しながらとぶことができないため、頼りになるのは己の感覚やタイミングのみ。上手にとぶためには、なわがかかとに引っ掛からないように注意するのがポイントです。
2.片足とび
簡単そうに見える片足とびですが、片足だけでバランスを取りながらとび続けなければいけないので、前とびや後ろとびよりも難易度が高くなります。
3.駆け足とび
駆け足とびもステップ系の技の一つです。片足とびでは、けんけんをするように、なわをとびましたが、今度は回しているなわの中で、駆け足をするような形になります。通過するなわをまたぐように足を上げ、その足を着地させたら、もう片方の足も上げてなわを通過させましょう。この動作を右足・左足交互に繰り返すと、駆け足とびになります。
なわをとぶというよりも、なわを小さくまたぐようなイメージで足を動かすのが、上手くなるためのコツです。
4.交差とび・あやとび
あやとびは、交差とびを一回、次に前とびを一回と交互にとぶ技です。意外と難易度が高いので、あやとびをマスターしたらぜひ挑戦してみてください。
5.二重とびと二重とびを応用した技(はやぶさ・つばめ)
通常のなわとびは、なわ一回転につき一回だけとぶものですが、二重とびではなわを速く回し、なわ二回転につき一回ジャンプをします。慣れるまではタイミングを掴むのが難しいかもしれません。
応用技には、二重とびの間に交差とびを挟む「はやぶさ」や、二重とびのまま交差とびをする「つばめ」という技があります。
おわりに
最初は難しいかもしれません。しかし、技を覚えるまでの努力は、お子さまの忍耐力や継続力を育み、達成感を味わうことができます。
お子さまの心と体を育むために、なわとび遊びをはじめてみてはいかがでしょうか。