家庭で英語学習を続けるために、必要な要素はたくさんあります。
今回の記事では、モデルプランを通して、気負わず、継続できる工夫ばかりを取り上げました。
ぜひ一つからでも気軽に取り組んでみてください!
モデルプランを知ることの大切さ
子どもがに「英語を学ばせたい!」という親はきっと多いと思います。
私もその一人ですし、この記事を読んでいる方は皆さんそうでしょう。
でも何をどうしていいかわからない。ほとんどの人がそうではないでしょうか。
そんなときに一つサンプルとしてモデルプランを知っておくことはとても大切です。
スタートからゴールまでどんなことが起きるかをなんとなく知っておくととても楽です。
ひとつのやり方を知ると、それぞれの環境によってやり方をアレンジしながら自分にあった形で変化させることができます。
就学までにどこまでできるか
ミヤピーの場合ですが、就学前に英語の本を読んだり、アルファベットを書くことはほぼありませんでした。
また、発話もない状態でしたが・・・、英語を聞かせることだけは継続していました。
小さいうちに読み書きを焦ってしまう方もいるのですが、
日本語だって満足にできない状態なのですから、ネイティブの家庭でもない限り無理にやる必要なないのではないか
と思っています。
可能であれば英語絵本に触れる機会を増やしていければベストです。
決して慌てないでください。ただ、最低でも就学前に聞くことだけでも始めてほしいです。
1:【0歳~就学前】まずは「耳」!
今、英検1級の勉強をしていますが、リスニングの問題をやってみるとかなり聞き取れていることがわかります。
英語を話す人がテレビで出てきても内容は理解しています。
海外のバラエティ番組を見て大笑いしています。
私はまったく聞き取ることができません。子どもは本当に耳が良いです。
なので就学前はできるだけ早い段階で英語音声を毎日聞かせるといいと思います。
オススメの教材
英語の歌のCDというのもいいのですが、可能であれば日常会話を話している音声を聞かせるのがいいと思います。
勉強として聞かせるのではなく、あくまでもBGMとしてかけ流す。
内容が面白くなくてもいいです。個人的にな感想ですが、キャラクターに頼りすぎると印象が強すぎて飽きてしまいます。かけ流しの音楽として印象に残らないくらいの会話が収録されたCDがオススメかなと思います。
我が家では「パルキッズ」を聞かせていました。
正直なところ内容は面白くないですが、子供の日常生活が音声で再現されています。
ネイティブのご家庭でもない限り、英語で日常会話がかわされることはありません。
そのため、耳だけでも会話に慣れるようにすると後で英検の勉強を始めたときに非常に楽になります。
我が家では生まれた日から英語の音声は流していましたが、思い立ったが吉日です。
ぜひ何らかの音声を聞かせてあげてください。
2:耳と合わせて目を使った学習
私はワーママなので、とてもバタバタしていて子どもにつきっきるでいることができませんでした。
そんなときにアニメなどの映像を見せることで、夢中になっている間に家事をしていましたが、普通の映像ではなく英語音声の映像を見せることで楽しみながら英語も学べるようにしました。
我が家ではディズニー・チャンネルを契約して、様々な番組を見せました。
年齢に合わせて様々な番組が用意されているので子どもが飽きることなく見てくれました。
たまに聞き取れたフレーズを真似している時もありましたが、海賊のセリフの真似などちょっと困った時も・・・。
3:絵本を読む
子どもが言葉をおぼえる過程で絵本の存在は大きなものです。
英語でも同様です。
可能であれば親がよみきかせをするのがいいでしょうが、難しいときはCD付きの絵本を買うのもいいでしょう。
また、最近は音声ペン付きの絵本も売っています。
絵本の中の特定の場所で専用の音声ペンを合わせると本を読んでくれたり、単語を発音したりと進化しています。
読み上げることに自信がないときはこうしたツールを利用するのもいいでしょう。
4:【就学後】アルファベットを学ぶ
以前紹介した教材を使いながら少しずつアルファベットを学ぶと良いでしょう。
就学後からでも十分です。手の力も十分についているので、しっかりと書けるようになると思います。
アルファベットを学ぶときはフォニックスも合わせて学ぶようにします。
文字と一緒に読み方も学ぶと絵本を自分で読めるようになります。
5:自分で本を読めるようにする
洋書は高いので、図書館で借りたり、古書店などで手に入れてもいいでしょう。
文字の読み書きとフォニックスを覚えればだんだん本が読めるようになります。
本のワード数を調べて、少ないものから徐々に増やしていけるように本選びのお手伝いをしてあげると良いと思います。
ただ、いきなりスラスラと読めるわけではないということを忘れないでください。
パラパラとめくっているだけでもいいですし、読み方が間違っていても大丈夫です。
慌てずに読書に付き合ってください。見守るというのはなかなか難しく、ついつい注意しそうになるのですが、、
たまにヘルプしながら、気長に付き合ってくださいね。
ここまでできるようになれば、英検5級からチャレンジしてみることをおすすめします。
自然と文法なども身につくようになります。
6:注意
くれぐれも慌てないことです。
英語がすぐにできるようになるわけがありません。
ましてや、日本語すらまだまだおぼつかない幼児が、英語を使って立派なことをペラペラと話すわけがないのです。
また、英語教育に出遅れてしまった!と焦ってしまう方もいますが、
始めるのはいつでも大丈夫です。大事なのはいかに早く始めることではなく、「いかに継続すること」です。
なんの成果が見られない日が続きますが、やめるのはかんたんです。
継続をし続ければ、耳の良さを実感する日が来ます。
実際、私からモデルプランを聞いた人は聞かせることをまず集中して行った結果、子どもが聞いた言葉をリピートしたりするようになったと喜んでいました。
でもこれは特別なことではなく、日本語を学ぶ過程でも同じことがおきているのです。
たくさん聞かせて、たくさん見せて、親の負担を減らすことを重視して、学習を止めないようにすることがなによりも大切です。
次回もどうぞお楽しみに!