世界中で人気のキャラクター【ミッフィー】。日本でもアニメやグッズのほか、「うさこちゃん」の名前で知られる絵本が有名です。オランダのユトレヒトには、体験型知育施設のミッフィー・ミュージアムがあり、観光客にも地元民にも愛されています。内部を詳しくご紹介します。
うさこちゃんでおなじみ【ミッフィー】はオランダ発!
ミッフィーはオランダ語ではNijntje(ナインチェ、小さなうさぎの意)と呼ばれ、親しまれています。2015年はミッフィーが誕生してから60周年。さまざまな特別イベントも行われました。
残念ながらディック・ブルーナ氏は2017年に89歳でこの世を去りましたが、彼の作品は50カ国語に翻訳され、世界中で楽しまれています。
作者が生まれ、生活し、作品を生み出した土地であるオランダ北部の町ユトレヒトに、今回ご紹介する公式のミュージアム”Nijntje museum”(ナインチェ・ミュージアム)もあります。ユトレヒトはミッフィー像やミッフィー公園、ミッフィーの信号機もあるなど、町のあちこちにディック・ブルーナのデザインが使われています。
2016年にリニューアルオープンしたミッフィーミュージアム
こちらは2006年に「ディック・ブルーナ・ハウス」としてオープンしましたが、その後10年目を機に2015年7月で閉館。改装し、2016年2月6日に子ども向けのNijntje museum”(ナインチェ・ミュージアム)としてリニューアルオープンしたばかりです。
館内はオランダ語、英語、日本語で表示がされてあることからも、日本人に人気が高いことがうかがえます。
幼児から楽しめる知育おもちゃや遊具がいっぱい
博物館という名前ですが、大人がゆっくり展示を見るような場所ではなく、実際に触って楽しんで遊ぶ、学びのある遊び場としてつくられているので、子どもたちは飽きずに長い間遊んでいます。
ミッフィー・ミュージアム詳細
大人:64.90ユーロ
13歳以下:32.45ユーロ
できれば事前にオンライン購入をしておいた方が、時間指定と1ユーロの割引が受けられるのでオススメです。当日売り切れで入れないこともあるからです。
またオランダ全土の美術館・博物館で使用できるミュージアムカード”museum kaar”を購入するのもおすすめです。オランダ滞在中に複数訪れる予定のある方は、こちらの購入がお得です。
ちなみに「ユトレヒト・セントラル・ミュージアム」はオランダの市立で一番歴史ある博物館ですが、ミッフィーグッズの販売や、ミッフィーパンケーキが食べられるカフェもあります。館内にはディックブルーナ氏の仕事場の再現や、ミッフィー以外の作品の展示もあるので、ぜひあわせて訪れてみてくださいね。大人はこちらの方が楽しいかもしれません!
【営業時間】
午前10時〜午後5時
【入館料】
入場料:2〜12歳 8.5ユーロ、13歳以上 3.5ユーロ
【休館日】
月曜定期休館、1月1日、4月27日、12月25日
【所在地】
Agnietenstraat2 3512XB Utrecht
【アクセス】
ユトレヒト中央駅から徒歩20分またはバス2番Centraal museum下車徒歩1分。