2017年09月05日 公開

子どもに時計の読み方を教えよう!知育時計を使った上手な教え方

子どもにとって時計の読み方は難しいもの。どうやって教えたらいいのか困っているパパママも少なくないでしょう。そんな方におすすめなのが知育時計です。ただし、知育時計を買っただけでは時計を読めるようになりません。教え方のコツもあわせてご紹介します。

子どもにとって時計の読み方は難しいもの。どうやって教えたらいいのか困っているパパママも少なくないでしょう。そんな方におすすめなのが知育時計です。ただし、知育時計を買っただけでは時計を読めるようになりません。教え方のコツもあわせてご紹介します。

知育時計の特徴

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知育時計とは、子どもが読みやすいように設計された時計のことです。

子どもが時計の読み方でつまずきやすいのは以下の2点。

・短い針が2つの数字の間に来ているときは何時?
・長い針が6なのに、どうして30分なの?

知育時計の内側には12と1の間に「12」、1と2の間に「1」などと書かれているため、短針の指している場所が何時なのか、わかりやすくなっています。

また、外側には0から59までの数字が書かれています。そのため、長針の指している場所が何分なのか、一目でわかるのが特徴です。

まずは時計を動かしてみる

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商品名:KR-12 NEWくるくるレッスン
販売元:くもん出版

くもんの「NEWくるくるレッスン」を例に見てみましょう。

これは、自分で時計の針を動かすことができるタイプの知育時計です。通常の時計と同様に、短針と長針をばらばらに動かすことはできません。

まずは子どもに、針を自由に動かしてみるよう促しましょう。長針に合わせて短針が動くことがわかるはずです。

次に、部屋にある時計を見ながら、知育時計の針を合わせてみましょう。最初は難しいかもしれませんが、できるとうれしいものです。時計をより身近に感じられるようになるはず。

「NEWくるくるレッスン」にはステップアップカバーがついています。このカバーを使うことで、内側と外側の数字が隠れ、通常の時計と同じような文字盤に。慣れてきたらカバーをつけて使ってみましょう。

声に出して時間を読む

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時計のしくみがわかってきたら、一日の中で意識的に時計を読んでいくようにしましょう。
好きなテレビがはじまる時間や、おやつの時間など、「いま何時何分かな?」と子どもにさりげなく問いかけてみるのがおすすめです。

これを繰り返すことで、自然と時計を読む力が身についていきます。

一日のスケジュールを意識する

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時間が読めるようになってきたら、一日のスケジュールを子どもと一緒に作ってみましょう。決まった時間に決まったことをする習慣を身に付ければ、自然と時計の読み方も身についていくものです。

また、時計がついた絵本も参考になります。おすすめの絵本を1冊ご紹介しましょう。

Amazon | ペネロペいまなんじ? | ひがし かずこ, ゲオルグ・ハレンスレーベン | 絵本 通販 (62478)

タイトル:ペネロペいまなんじ?
著者  :ひがし かずこ(ぶん) ゲオルグ・ハレンスレーベン(え)
出版社 :岩崎書店
「ペネロペいまなんじ?」は、ペネロペの一日の生活に合わせて、時計を動かして遊べる絵本です。

絵本を読み進めながら、お子さまに「○○ちゃんも7時に起きるね」「晩ご飯は何時かな?」などと話しかけるのがポイント。ペネロペの一日をタイムスケジュールにまとめてみるのもおすすめです。

時計を生活に取り入れて

普段から時計の読み方を生活に取り入れることで、子どもも時計に親しみを感じられるようになります。

最初はなかなかうまく読めないかもしれません。しかし、そこで決して焦らず、少しずつ慣らしていくのがポイントです。

親子で一緒に文字盤を書いてみたり、工作気分で手作り時計を作ってみたりするのもおすすめ。時計に愛着が湧き、学習がよりスムーズに進むことでしょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター