●無料

なんといっても無料で見られるのがいいですよね。お子さまに合わなかった場合でも、すぐに他の動画に切り替えられます。

●視聴の手続き不要

有料の動画配信サービスは視聴を始める際、メールアドレスやクレジットカード番号の登録が必要です。その点YouTubeは面倒な手続きをせず、すぐに視聴が出来ます。
※チャンネル登録や評価などの機能を使いたい場合は、Googleアカウントでのログインが必要。

●動画の種類が豊富で、用途に応じ長さが選べる

YouTubeには1分程度から1時間以上のものまで、様々な種類の動画がアップロードされています。乗り物で時間を潰す時には長時間の動画を選ぶ。日常使いには5～10分程度の短い動画を選んで、動画の視聴時間を区切りやすくする、といった使い分けが可能です。

●広告が入る

無料なので仕方がないのですが、視聴前や視聴中にいきなり広告が入ってしまうのはちょっと困りますよね。あれは大人でも気持ちが萎えてしまうものです。

そんな、広告を手動でカットするのに疲れたママには有料版のYouTube Premiumをおすすめします。月々1,180円〜の利用料がかかりますが、わずらわしい広告から解放されますよ。さらにYouTube Premiumでは、動画をダウンロードしてオフライン視聴できます。出先で動画を見ることが多いご家庭は重宝しそうです。

●見せたくないコンテンツが勝手に始まる

始めのうちは子ども向けのプログラムを見ていたのに、気が付いたら大人向けの動画を視聴していた！という話をよく聞きます。YouTubeにはおすすめを流していく機能がついているので、このような事が起きてしまうのです。

対策としては、下記の3つがあります。

①連続視聴機能を使わない。

YouTubeでは初期設定で連続視聴という機能がオンになっています。そのため、これをオフにしてしまえば勝手に動画が流れて来ません。しかし「１つ終わるごとに次の動画を選ぶ」という作業が発生しますので、親御さんの手間が増えるのが難点です。

②ライブラリ機能を使用する

ライブラリ機能を使用すれば、親が子どもに見せたい動画だけを選んで見せることができます。大変便利な機能ですが、親が事前に動画を登録しないといけません。ひと手間かかりますが、子どもが見る動画を事前にチェックし、厳選しておきたい場合には有効な手段です。

③YouTube Kidsを使えば子どもに有害な動画は再生されない

第三の手段は、YouTube Kidsのアプリを使うことです。事前に保護者の設定が必要ですが、作業が少ないので手間にはなりません。YouTube Kidsは、子どもにふさわしくないと判断された動画は、あらかじめフィルタリングされているので安心です。
さらに、長時間視聴を防ぐためのタイマー設定付き。指定した時間になるとアプリがロックされアクセスできなくなるという、大変素晴らしい機能です。

YouTube Kidsを使った知育について、詳しくはこちら！

YouTube Kidsで動画知育。安心で楽しい動画を親子でみよう！

●スキマ時間に流す

食事の支度や、お出かけ準備の間など、ママが「いまちょっと手が離せない」時に使っているという意見が多かったです。

●BGMや子守歌として使う

子どもが遊んでいる後ろで流しておく、子守歌代わりに使う、といった意見も散見されました。画面はあまり見せずに、音の聞き流し用に使っているご家庭も多いようです。

●おでかけ時のお供に

おでかけの時にスマホやタブレットで見ている子も多かったです。長時間乗り物に乗る時は重宝しますよね。しかしあまり画面に集中しすぎると、乗り物酔いをする恐れがありますので、適度に休憩をとりましょう。

また、公共の交通機関の場合は、子ども用ヘッドホンがあると便利です。

息子のYouTubeデビューは2歳半の頃。いきなり英語を話しまくるコンテンツをかけたら、完全に視聴拒否されました。大人でもそうですが、子どもにとっても知らない言語はノイズでしかないんですよね…。

息子は言葉が早いほうだったので日本語と、そうでない言葉の聞き分けがしっかりできていたようです。「とりあえずかけとけば何とかなる」と甘く見ていたので、衝撃の出来事でした。

早いうちから多言語の教育環境が整っているご家庭なら、スムーズに導入できるかもしれません。しかし、我が家のように日本語メインでやりとりしてる家庭には、英語かけ流しにも段階が必要だったのです。

●まずは子どもが投げ出さない事が大事。ストーリーがなくても解るものを

英語を始めたばかりの頃は、歌動画もしくは簡単な単語だけを話すシンプルなものをおすすめします。テンポがよく内容がわかりやすいので、幼児受けがよいです。
しかし「なんとなく嫌だ」という理不尽な理由で、視聴拒否するパターンもよくあります。

どんなに良いコンテンツでも、子どもが気に入らないと見てくれません。親の理想と多少違っても、時には妥協して見せてあげてください。何よりも、子どもが楽しんで見ている事が大切です。

●無理には見せない。でも耳に入れる。

もう一つ試したのは「親が見てるのを一緒に見る」作戦です。息子が見たいものとローテーションで、次はママが見たいものをかけるね、と英語の動画をかけます。この作戦は成功率が高く、一緒に見てくれますよ。

●英語に慣れてきたその後は…

ある程度英語の動画に慣れた頃、もう一度最初に拒絶された動画を見せてみました。少し会話の内容が難しい動画だったのですが、なんと息子が笑いながら見ているではありませんか！

えー！あなたその動画嫌いっていいましたよね？！！（心の声）

いつのまにか息子がレベルアップしたので、4歳の今はストーリーのある動画を見せています。まだ完全には意味が分かっていないようですが、それでも楽しそうです。

あくまで我が家の成功パターンですが、
①歌⇒②シンプルな単語⇒③ストーリー、と徐々にレベルをあげていったのがよかったようです。
最近はストーリーのあるアニメを好みだしたので、ついに有料の動画配信サービス(VOD) にも加入し、英語字幕をつけて楽しんでいますよ。

Amazonプライムの体験談はこちら！

息子が2歳半の時に英語動画を見せ始め、いきなり視聴拒否をされた我が家の失敗談をお話ししました。ネイティブキッズ向けの英語コンテンツは、たとえ幼児向けでも話すスピードが早く、ヒアリングが難しいものがあります。

特にあまり画が動かないコンテンツだと、意味が分からず子どもが飽きてしまう傾向があると感じました。YouTubeには海外アニメの英語版チャンネルも沢山アップされています。しかし子どもによっては、海外アニメの会話スピードについていけず、楽しくないと感じるかもしれません。

そこで、英語を聞き始めたばかりのお子さまでも楽しめる、シンプルな英語が沢山出てくる動画チャンネルをご紹介します。

特徴はチャンネル名の通りとにかくシンプルで、わかりやすい動画が揃ってること。歌をあつめた”songs”やアルファベットを学ぶ”ABC”など、沢山の姉妹チャンネルをもっています。

我が家は息子が赤ちゃんの頃、画像は出さずに音だけ流して子守歌に使っていました。童謡が多いので、年齢が上がってくると少々物足りないかもしれません。

英語に触れだして間もない頃のお子さんに向けた、YouTube英語動画チャンネルをご紹介しました。童謡や簡単な単語を中心とした動画が主なので、お子さんの英語学習が進んでくると、内容が物足りないと感じるかもしれません。

お子さんのヒアリングレベルが上がったと感じたら、ストーリーのある動画に挑戦していきましょう。レベルや好みに合わせて、気軽に視聴する動画を変えられるのは無料サービスの強みと言えます。

YouTubeはおうち英語を始めるのに最適な、良質のコンテンツが揃っていますのでどんどん活用していきたいですね。