ママみたいにお化粧してみたい~!マニキュア塗りた~い!髪の毛チョキチョキしたい!というお子さまの夢を叶える、簡単工作を作ってみませんか?
「子育てベスト100」加藤紀子さんに聞く!ごっこ遊びで伸びる7つの力
お化粧に憧れるお年頃にぴったり
実際にメイクやネイルカラーをすると、メイク落としや除光液が必要なのでちょっと大変ですし、子どものお肌や爪だと刺激も気になりますよね。それに、髪の毛を気ままに切るのだって、なかなかできることではありません。
そこで今回はダンボールやおうちにある材料ですぐに作れるビューティーサロンをご紹介します。100均のメイク道具やマニキュアでメイクアップアーチストごっこをしたり、ヘアカットごっこをして、室内遊びを楽しみましょう。
ごっこ遊びや手先を使う遊びは、非認知能力を伸ばす効果もあります。幼い年齢のうちからどんどん取り入れていきたいですね。
ビューティーサロン遊びの材料
ビューティーサロン作りに必要な材料をリストアップします。おうちにある簡単なものしか使わないので、ゴミの日に出す用にあるような段ボールがあればすぐに始められますよ!
・画用紙や色紙
・鉛筆(下書き用)
・油性ペン
・カッターやはさみ
・のり(セロテープでも可)
・ネイルカラーやメイク道具(色鉛筆や絵の具でも代用可)
ビューティーサロンの作り方
段ボールで作れてヘアメイク遊びが簡単にできる!ビューティーサロンの作り方をご紹介します。
メイク用の顔や手、ヘアカット用の髪の毛を作っていきますよ!
手順ごとに詳しく説明していきますので、誰でも簡単に作れます♪
下書き&ペン入れ
では早速、段ボールビューティーサロンを作っていきます!
まず、ダンボールを切り開いて、一枚のボード状にします。大きさに特に決まりはありません。顔や手を描けるサイズであればOKです。
切って広げたダンボールに、鉛筆で顔や手の下書きをします。今回はメイクアップコーナーは顔のアップを、ヘアサロンは男女一人ずつのお客さんを、ネイルサロンは一組の手を描きました。
ヘアサロンは、髪の毛を後からつけていくので、上の図のように髪を描かない状態にしておきます。
ネイルサロンは、我が家では1組の手(10本の爪)だけでは物足りないようでした。ですので、横の空いたスペースに爪の形だけ(手の部分は無し)の、マニキュアをたくさん塗って楽しめるコーナーを作ると良いかもしれません。
ヘアサロン用の髪の毛の作り方
髪の毛を作るために、画用紙をジャバラ状に折っていきます。(髪の毛の太さですが、自由な幅で大丈夫です。)
ジャバラ状に折れたら…
広げて、ハサミやカッターで一本ずつに切り離します。
この工程は、画用紙の他にも毛糸やリボン、新聞紙を細長くちぎったもので代用可能です。アイデアを取り入れて、いろいろなバージョンをお子さまと作ってみてくださいね!
今度は、髪の毛を差し込む場所を作ります。耳の上の頭の部分と、耳の下の顎のラインに切込みを入れます。
切込みを入れて隙間ができたら、先ほど細く切った紙の毛を入れていきます。
耳の下に紙をはさみこんだら、裏からのり(またはセロテープ等)で固定します。
何度もチョキチョキ切ることができるように、長めの髪がおすすめです。
次に前髪を作ります。こちらも長めの方が、切ったり巻いたりと楽しめるので、最初は長めにしておきます。
今回は、ちょっとおしゃれに斜め前髪にしてから、のりで固定しました。
男性モデルの髪も工夫しつつ隙間に差し込んで固定します。いろいろな髪型にトライしてみてください。最終的にハサミで切って遊ぶので、男性モデルの方も長めにしておきます。
顔、手、ヘアモデルのペン入れ&髪の毛の準備ができたら、ビューティーサロンの開店準備OKです!
実際にヘアメイクサロンで遊んでみよう♪
ヘアサロンへようこそ
「いらっしゃいませ!今日はどんなスタイルにしますか?」
「カットをお願いします。」
「かしこまりました。」
顔が見えるようにチョキチョキチョキ…
「もうちょっと?」とバランスをみながら調節していきます。
この遊びは、ハサミを使ってざっくり切る練習にも、細かく気をつけながら切る練習にも向いています。
鉛筆などを使って紙を巻き付けると、髪の毛がカールしたようになるので、ヘアスタイルの種類が広がります。
ネイルカラーとメイクもお任せください!
マニキュア、上手に塗れるかな?慣れない筆先がふるふると震えながら、はみ出さないように慎重に…。ただ遊んでいるようでも、ちゃんと集中力と巧緻性が鍛えられます。慣れてきたら、ネイルアートにトライしても良さそうですね。
続いて、お化粧にも挑戦!
眉毛、アイメイク、口紅にチーク。メイクって工程がたくさん!
子ども達の真剣な顔から、興味を持って遊んでくれているのが伝わります。
「お客様、いかがですか?」
ヘアカット&セット、メイクアップ&ネイルができあがったら完成です。
「ご来店ありがとうございました。」
ビューティーサロンのオープンまで約10分
ダンボール(または厚紙)に油性ペンで顔と手を描くだけで、ぱぱっとビューティーサロンがオープンできます。遊んだ後も、たたんですぐに片付けられるので便利♪
描く顔の表情を変えてみたり、ペディキュアコーナーを追加したり、テーマを決めたりと、ユニークなサロンを作るのも面白いかもしれません。
雨の日や外出が難しい日の室内遊びのアイデアとして、ぜひ取り入れてみてくださいね。