「くもんの日本地図パズル」をご存知ですか?立体的なピースで指先の発達も促しつつ、楽しく都道府県の名前や位置を覚えられてしまうという優れものなんです。今回はわが家で実践した、説明書に載っていない遊び方をご紹介。2歳児~小学生の息子が楽しめた、その知育方法とは?
「くもんの日本地図パズル」とは
販売元:くもん出版
ピースは地方で色分けしたものと、発展版の無地のものがあり、難易度を調整しながら地図に親しむことができます。
対象年齢は5歳頃~とありますが、わが家では7歳、4歳、2歳が(ついでに母も)大ハマリ!というのも、地図のピースは大小カタチもさまざまでカラフル。知育素材にぴったりなのです。小学生のついでに幼児も地理を覚えはじめ、とてもラッキーなお買い物となりました。どハマりしたわが家の様子をレポートします。
くもんのパズルで遊びながら「都道府県」を覚えちゃおう
まずは地図パズルとして遊んでみよう!
楽しいと思ったら何度も繰り返す息子たち。特に説明をしなくても、色ごとに地方分けしていることに気が付きました。「黄色取って~」と言われたときに「中部地方ね~、はいどうぞ」とつぶやいていただけですが、8つの地域区分までマスターすることになるとは……!!
都道府県は身近なところから!
そして恐竜が大好きな2人は、県の形を恐竜にも見立てるように。さらに、ニイガタザウルス VS アイチラプトルと命名し、県同士の戦いごっこに発展(笑)!こんな風に遊びの延長で地図や地理に親しめるのは面白いですね!
さらに、まずは自分たちの住んでいる「東京都」、じぃじの住んでいる「千葉県」、引っ越してきたお隣さんが以前住んでた「山形県」、牛乳のパッケージに載っている「北海道」……。そんな風に身近な接点のある場所をピックアップして県の名前を話題に出すと、実感と愛着がわいてきた様子です。
「知ってる」都道府県がいくつかできたところで、付属の白地図を差し出すと、「わぁ~ぬり絵だぁ~」と喜んで塗っていましたよ。
都道府県別・大きさクイズ~!
「日本で一番大きいところはどこでしょう?」
すると息子たちの答えは……「そんなの北海道に決まってるじゃん!」
そうなんです!立体的なピースは、いつの間にか面積の認知も子どもたちに与えてくれていました。「2番目はどこだと思う?」と聞くと、「長野かなぁ~岩手かなぁ~?緑(東北地方)は大きいの多いからなぁ~」との答え。正解は岩手県なのですが、地理が大の苦手だった筆者には驚きのコメントでした。
続いて小さいところクイズ!北海道にはいくつ他の県が乗っかるかな?というように、面積比べに発展しました。
大きさで都道府県をなんとな~く把握したあとに、「では、どの都道府県に人が一番多く住んでいるでしょうか?」クイズへ。あの小さな黄緑色のピースを見つめながら「東京でーす!」の答えにものすごく驚いた息子たちでした。海のない都道府県クイズ~など、応用もいろいろできますよ。
なんで?なんで?星人との会話は、このあとも続くのですが、遊びから発展し、こんな語りの中で学ぶ地理の知識は血となり肉となるのではないかと思いました。
色分けをして遊ぼう!
色分けをして積んでみると……
平面でパズルとして遊んでいたピースですが、どの色が一番多いかな?ということで縦に積んでみると……!?あえて解説していませんでしたが、中部地方が一番多いことが一目瞭然です。
また、1、2、3、4……と数えながら積んでみると、「四国って4(し)だから四国なんじゃない~!?」とさも自分の発見かのように驚き喜ぶ長男の姿がありました(笑)。
2歳児も色の分類遊びができました!
バランス遊びで盛り上がろう!
何個積み上げられるかな?のゲームを順番性にして倒したら負けルールとすると、ハラハラ!ドキドキ!自然と下の方は大きい方がよさそうだとか、サイズや形をそろえた方がうまくいくという技術を習得して、日々上達しています。ちなみに、大きくて安定する東北地方が取り合いになります(笑)。
筆者も参加しましたが、ピースを置くときに、特に小さいものやバランスが崩れそうな場面など、指先が震えるほどドキドキします!お子さまの集中力強化にも、地理のお勉強にも、地図パズルは有効なようですね!
「くもんの日本地図パズル」はとってもオススメ!
また、いくら楽しいパズルでも、毎日やると飽きるもの。でも、実は、たくさん遊びのバリエーションを見いだすことができました!購入後3カ月経つわが家ですが、いまだに人気のおもちゃとして君臨していますよ。
以上、発達や集中力も促して、地理のお勉強になってしまう……お値段以上の「くもんの日本地図パズル」のご紹介でした。ぜひ皆さんもオリジナルの遊び方を発見してみてくださいね。