2017年10月04日 公開

幼児から取り組める、なわとびの技5つ

なわとびは、必要な道具も少なく、子どもが思い立ったらすぐにはじめられる手軽な運動です。リズム感、持久力を伸ばし、知能の発達にも良い影響が期待できます。前とびだけでなく他の技にも挑戦しましょう。新たな技に挑戦し、練習して習得することで達成感を味わえ、継続につながります。ここでは幼児から挑戦できる技を5つ紹介します。

なわとびは、必要な道具も少なく、子どもが思い立ったらすぐにはじめられる手軽な運動です。リズム感、持久力を伸ばし、知能の発達にも良い影響が期待できます。前とびだけでなく他の技にも挑戦しましょう。新たな技に挑戦し、練習して習得することで達成感を味わえ、継続につながります。ここでは幼児から挑戦できる技を5つ紹介します。

1.後ろとび

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illustrated by mawa
まず最初は、誰もが「前飛跳(前とび)」からスタートするかと思います。前とびが何度もできようになったら、次のステップとして後ろとびに挑戦してみましょう。

後ろとびは、前とびとは逆になわを回してジャンプする技です。なわを目で確認しながらとぶことができないため、頼りになるのは己の感覚やタイミングのみ。上手にとぶためには、なわがかかとに引っ掛からないように注意するのがポイントです。

2.片足とび

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前とびも後ろとびもできるようになったら、今度はステップ系の技に挑戦してみましょう。同様の技はいくつかありますが、まずは片足とびから練習するのがおすすめ。片足とびは、なわをとぶときにけんけんをする要領で、右足あるいは左足の片足でとぶ技です。

簡単そうに見える片足とびですが、片足だけでバランスを取りながらとび続けなければいけないので、前とびや後ろとびよりも難易度が高くなります。

3.駆け足とび

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片足とびが難なくこなせるようになったら、次は駆け足とびに進みましょう。

駆け足とびもステップ系の技の一つです。片足とびでは、けんけんをするように、なわをとびましたが、今度は回しているなわの中で、駆け足をするような形になります。通過するなわをまたぐように足を上げ、その足を着地させたら、もう片方の足も上げてなわを通過させましょう。この動作を右足・左足交互に繰り返すと、駆け足とびになります。

なわをとぶというよりも、なわを小さくまたぐようなイメージで足を動かすのが、上手くなるためのコツです。

4.交差とび・あやとび

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交差とびは、腕を自分の体の前でクロスさせて、なわが交差した状態でとぶ技です。前とびや後ろとびと大きな変化はありませんが、なわを交差させることで難易度が高くなります。

あやとびは、交差とびを一回、次に前とびを一回と交互にとぶ技です。意外と難易度が高いので、あやとびをマスターしたらぜひ挑戦してみてください。

5.二重とびと二重とびを応用した技(はやぶさ・つばめ)

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ここまでの技をマスターしたら、二重とびに挑戦してみましょう。
通常のなわとびは、なわ一回転につき一回だけとぶものですが、二重とびではなわを速く回し、なわ二回転につき一回ジャンプをします。慣れるまではタイミングを掴むのが難しいかもしれません。

応用技には、二重とびの間に交差とびを挟む「はやぶさ」や、二重とびのまま交差とびをする「つばめ」という技があります。

おわりに

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なわとびは体を動かす遊びのひとつですが、お子さまの体力作りにも繋がる立派な運動です。前とびや後ろとびがとべるようになったら、少しずつ新しい技に挑戦していくといいでしょう。

最初は難しいかもしれません。しかし、技を覚えるまでの努力は、お子さまの忍耐力や継続力を育み、達成感を味わうことができます。

お子さまの心と体を育むために、なわとび遊びをはじめてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター