2019年12月22日 公開

幼児ポピー「ポピっこ」は安くても教材の質が高い!評判の中身を探ります

月額千円前後の手頃な価格が人気の幼児通信教育「ポピっこ」。我が家では年中~小2の現在まで利用しています。幼児ポピー「ポピっこ」のおすすめポイントと、小学校にあがってからの我が家のポピーの取り組み例についてご紹介します。

月額千円前後の手頃な価格が人気の幼児通信教育「ポピっこ」。我が家では年中~小2の現在まで利用しています。幼児ポピー「ポピっこ」のおすすめポイントと、小学校にあがってからの我が家のポピーの取り組み例についてご紹介します。

幼児ポピーの特徴は「安い」だけじゃない

Chiik!編集部 (151214)

via Chiik!編集部
幼児ポピーは幼児向け通信教育では有名なロングセラー教材です。特徴は価格の安さが目立つのですが、長く支持されているのは、質の高さが評価されているからだと思います。

特徴1 安くて高品質

他に選択肢となる大手の教材と比べて、一番目立つ特徴は価格だと思います。毎月届けられるワークや冊子は質が高く量もあるので、他の通信教育や単品で販売されるドリルやワークに比べてお得感があります。

特徴2 簡単

ワークが簡単というのもよく聞きます。確かに、ワークでつまずく場面はほとんどありません。子どもの理解度・習熟度に応じたワークの提示というのは、親でも判断は難しいものです。難題に取り組むよりも、「解く楽しさ」や「机に向かう習慣」が大事だと思う方におすすめです。

特徴3 豪華な付録やおもちゃはない

質実剛健です。私はこれを好ましいと思いました。

幼児ポピー「ポピっこ」とは?

2歳から6歳まで。幼児ポピーは全部で4コース

幼児ポピー「ポピっこ」は年齢に合わせて全部で4コースあります。

・2~3歳児 ももちゃん
・年少(3~4歳児)きいどり
・年中(4~5歳児)あかどり
・年長(5~6歳児)あおどり

Chiik!編集部 (151217)

※画像は2018年のものです。2019年度より「あかどり・あおどり」がリニューアルしています。
via Chiik!編集部

ももちゃん(2~3歳児)
教材内容

1. ももちゃん(オールカラー AB判)…情操(こころ)、知恵(あたま)を育むページ、体遊びや生活・しつけ(からだ)のページをバランス良く取り入れています。シール貼りなど、楽しみながら生活習慣を身につけられます。

2. ミニえほん(オールカラー 厚紙 12ページ)…親子で楽しめる絵本。小さめサイズで持ち運びにも便利です。

3. ほほえみお母さん&お父さん…パパママ向けの情報誌です。子育ての情報やアドバイスのほか、会員の投稿など同じ保護者の悩みや状況を知ることができます。

学習の流れ 毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。

きいどり(年少・3歳~4歳児)
教材内容

1. きいどり(オールカラー AB判)…おべんきょうのページ、切ったり貼ったりして遊ぶ工作のページなどバラエティにとんでいます。ひらがな(読めるまで)、数字(5の数まで)の理解を目指します。

2. 特別教材(紙またはデジタル)…ごっこあそびやアプリのかずゲームなど、その時期のお子さまにぴったりの楽しい付録がつきます。

3. ほほえみお母さん&お父さん…パパママ向けの情報誌です。子育ての情報やアドバイスのほか、会員の投稿など同じ保護者の悩みや状況を知ることができます。

学習の流れ 毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。
あかどり(年中・4歳~5歳児)
教材内容

1. 思考力めばえ わぁくん(オールカラー AB判)…親子遊びを通して、思考力を伸ばします。季節ごとの生き物の紹介など、好奇心を育みじっくり考える力や表現力を育てる特集が組まれています。

2. もじ かず ことば ドリるん(オールカラー AB判)…「もじ・かず・ことば」の基礎が楽しく学べます。シール貼りや指なぞり、迷路遊びなどのお楽しみページがあり、学習へのモチベーションが高まります。

3. 特別教材(紙またはデジタル)…わぁくんやドリるんの内容に関した特別教材が付きます。

4. ほほえみお母さん&お父さん…パパママ向けの情報誌です。子育ての情報やアドバイスのほか、会員の投稿など同じ保護者の悩みや状況を知ることができます。

学習の流れ 毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。
あおどり(年長・5歳~6歳児)
教材内容

1. 思考力めばえ わぁくん(オールカラー A4判)…文字あそび、運動あそびなど、6つのコーナーで総合的な力を伸ばします。鉛筆や箸の持ち方、ぞうきんの絞り方など、年間を通して段階的に生活面の入学準備ができます。

2. もじ かず ことば ドリるん(オールカラー A4判)…小学校の国語や算数を意識した年間カリキュラムで、じっくりと文字・数・言葉の入学準備に取り組めます。シール遊びや探し絵など、遊びの要素も多いので、無理なく楽しみながら続けられます。

3. 特別教材(紙またはデジタル)…わぁくんやドリるんの内容に関した特別教材が付きます。

4. ほほえみお母さん&お父さん…パパママ向けの情報誌です。子育ての情報やアドバイスのほか、会員の投稿など同じ保護者の悩みや状況を知ることができます。

学習の流れ 毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。

費用は?

各コースとも費用は1,000円前後。消費税変更後も、価格は変わっていません。
月額料金
ももちゃん(2~3歳) 980円
きいどり(年少/3~4歳) 980円
あかどり(年中/4~5歳) 1,100円
あおどり(年長/5~6歳) 1,100円

英語教材はある?

2019年4月から、音声ペンを使った英語教材「ポピー Kids English」が導入されました。小学校3年生から始まる英語にスムーズに取り組めるよう、家庭で楽しく学べる内容になっています。

音声ペン付きの教材はいろいろ売られていますが、どれも高額なので、この値段はお得だと感じました。

ポピー Kids English
コース
  • レベル①:年中~小1
  • レベル②:年長~小2
  • レベル③:小1~小3
費用

月会費 1,680円(税込)(3レベル共通)

※初回月のみ、別途、ポピペン購入費3,300円(税込)がかかります

教材内容
  • ポピペン(初回月のみ)
  • ポピペンBook
  • ポピペンBookかきこみノート
  • おはなしBook
  • 親用ガイド

※他、CD、ポスター、シール、カードゲームなど、 付録が付く月があります。

学習の流れ 毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。

受講して感じた、ポピっこのおすすめポイントは?

 (149839)

maroke / shutterstock.com
我が家がポピっこに入会を決めたのは、

 ①費用が安い
 ②余計な付録が付いていない

この2点が大きな理由です。

入会時、別の通信教育も受講していましたが、そちらはおもちゃの付録が多く、子どもがおもちゃで遊ぶだけになってしまって、ワークブックはやらないようになってしまいました…。もちろん、おもちゃで遊びながら学ぶことも多く、それはそれで利点がありました。

我が家は「小学校に上がる前に、机に向かう習慣をつけたい」ことが目的だったので、負担にならない費用で、内容が充実している、というのがポピっこを選んだ決め手です。

小学校に上がってからは、「通っている小学校の教科書に沿った教材が届く」という点も、勉強を進めやすかったです。月末に教材が届くと、子どもも次に何を習うのか興味を持ち、教科書と見比べたりしていました。

受講してみて感じたデメリットは?

 (151461)

liza54500 / shutterstock.com
価格と内容の充実に満足していたので、特にデメリットは感じませんでした。ただ、おもちゃなどの付録がない分、物足りなく感じる方はいるかと思います。

また、小学校入学に合わせて無理のないカリキュラムを組んでいるため、他の教材に比べて学習の進み方はゆっくりめな気がします。そのせいか、内容が簡単すぎると感じる方もいるようです。

無料体験・お試し版はある?

幼児ポピーには無料お試し見本があり、公式サイトから申し込むことができます。

我が家の場合は、申込後、郵送ではなく支部の方が届けに来てくださり、お試し見本以外に、学年別に実際の教材の貸し出しもしてくれました。毎月の量やコース別に内容の比較ができたので良かったです。

紹介制度はある?

 (150890)

paulaphoto / shutterstock.com
幼児ポピーには、友達紹介制度があります。

毎月の教材と一緒に入っている、保護者向けの読み物「ほほえみお母さん&お父さん」に「ポピーお友だち紹介申し込み書」とプレゼントの内容が載っていますので、紹介者の方に訊いてみましょう。商品は、実験キットや色鉛筆、図書券など。内容は時々更新されます。

入会者、紹介者ともひとつずつプレゼントを選ぶことができます。

退会方法は?

退会するときは、ポピー支部に電話連絡か、担当モニターさんに伝えます。休会・退会する2ヶ月前(毎月20日)までに連絡する必要があります。

<例>4月号から退会の場合、1月20日までに連絡

退会の連絡をしない限り、毎月届くので注意しましょう。

実際にやってみた方の評判、口コミは?

 (151270)

Mr.Suchat / shutterstock.com

安さで受講。娘も楽しんでいます

とにかく安い。ワークが楽しいようで、届いたらあっという間にやっています。

(東京都在住の5歳の女の子のママ ポピっこきいどり~あかどり受講)


遊び感覚でドリルを楽しめる

ドリるんはイラストも可愛く、迷路や間違い探しなどが楽しいようで、遊び感覚で喜んでやっています。すごろくや工作など紙の付録が付くので、毎月親子で楽しんでいます。市販の知育おもちゃのような豪華な付録は付きませんが、値段と内容を考えるとうちは大満足です。

(埼玉県在住の6歳男の子のママ/年中コース)

小学生ポピーについて

Chiik!編集部 (151238)

via Chiik!編集部

小学生になっても続けている理由

我が家は、ポピーを年中から始めましたが、小学2年生の現在も引き続き受講しています。

小学生になってもポピーを続けている理由は、大きくこの3つです。

 ①量がちょうど良い
 ②教科書に沿った内容が届くので、勉強が進めやすい
 ③小学校のことや、今後の学習内容についてモニターさんに教えてもらえる

娘が小学生になってから驚いたことは宿題の量。学校によって差はあると思いますが、毎日の音読、漢字ドリルや計算カードに加え、週末は作文など時間のかかるお題が出されることもあります。ポピーは、一日1~2ページ、週末にまとめてやってもそこまで負担にならない量がちょうどいいと感じました。

ポピーの教材は、全国の学校で使用されているドリルや問題集を発行している、新学社さんが教科書に沿って編集しています。そして「通っている小学校の教科書に沿った教材」が届きます。まさに今習っている内容が復習できるので、娘も勉強が進めやすいようです。月末に新しい教材が届くと、次に何を習うのか興味を持ち、教科書と見比べたりもしています。

また、我が家は支部のモニターさんに、毎月直接届けてもらっているのですが、地元の学校情報やこれからの学習内容について、モニターさんに情報を教えてもらえるのが助かっています。ポピーを始めた当初は、郵送してもらっていたのですが、小学校に上がるタイミングで、直接のお届けに変更しました。

他にも、ポピー主催の、地域の勉強会や講演会に無料で参加することもできます。うちの地域では、夏休み前に開催される、読書感想文の書き方講座が人気だそうで、来年はうちも申し込む予定です。

学習意欲をもたせるために我が家が取り組んでいること

小学校に上がってからは、お勉強感がグッと増すため、自ら喜んではやらなくなりました。毎回、勉強しなさいと言うのも親子ともにストレスになるので、子どもにどうやって学習意欲を持たせるか、親の工夫が必要だと感じました。

①丸付けは必ず親がする
②子供に問題(テスト)を作ってもらう
③独自にポイント制を作り、ご褒美を用意する

当たり前のことかもしれませんが、どんなに親が忙しくても、丸付けはできるだけそのときにやるようにしています。問題に取り組んでいる間は傍で見てあげられないことが多いのですが、最後に丸付けをするだけでも、親がちゃんと見てくれている、と子供は感じるようですし、間違いもその場で正すことができます。また、ポピーでは、解答の手引きに、毎月違う花丸のバージョンが紹介されているのですが、これがとても可愛い花丸ばかりで参考になります!よくできたときは、特別な花丸をしてあげるとかなりやる気が出るようです!

また、勉強に飽きたときにおすすめなのが、子どもに問題やテストを作ってもらうこと。「ママにもテストを作って」と頼むと、勉強ではなく「楽しいこと」にスイッチが切りかわり、張り切って取り組んでくれます。問題を作る、というのは内容を理解していないとできませんし、記憶にも残ります。小学校低学年のうちは内容は簡単なので、親が問題を解くのはあっという間。それほど時間も取られません。もちろん丸付けもやりたがるので、さらに記憶の定着に。勉強に飽きたときは、テストを作ってもらうのが一番です。

また、ポピーは、ポイントで豪華な景品がもらえる、というのがないので、我が家では一定の量が終わったらシールを貼って、別にご褒美を用意するイベント的なことを時々取り入れています。ご褒美のために勉強する、というのは賛否両論あると思いますが、全くやる気のないときや長期休暇のときなど、勉強するきっかけとなったので効果がありました。

Chiik!編集部 (151236)

5ページでシールひとつなのでなかなか溜まりません。途中でちょっとしたご褒美を用意しモチベーションを保ちつつ、賞品まで到達するのに1年かかりました。
via Chiik!編集部

机に向かう習慣付けの第一歩に

幼児ポピー「ポピっこ」のメリット・デメリットと、実際に活用している我が家の例をご紹介させていただきました。手頃な値段で、内容も充実しているポピっこは、机に向かう習慣の第一歩として、おすすめの教材です。気になる方は、まずは無料お試し版で体験されてみてはいかがでしょうか。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター