2018年08月19日 公開

ヨーロッパのロイヤルキッズたちに世界が夢中!その魅力は?

イギリス王室を筆頭に、ヨーロッパの王室はさまざまな女性誌で取り上げられています。特に未来の国王・女王となるロイヤルキッズたちは、その品のある愛らしさから注目の的。こちらでは、ヨーロッパのロイヤルキッズのファッション・ライフスタイル・知育方法に迫っていきます。

イギリス王室を筆頭に、ヨーロッパの王室はさまざまな女性誌で取り上げられています。特に未来の国王・女王となるロイヤルキッズたちは、その品のある愛らしさから注目の的。こちらでは、ヨーロッパのロイヤルキッズのファッション・ライフスタイル・知育方法に迫っていきます。

なぜ人々をひきつける?ロイヤルキッズの魅力とは

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誕生する前から、世界中の注目を浴びることとなるロイヤルキッズ。生まれてからも一挙一動が話題となり、雑誌やテレビなどのメディアに大きく取り上げられます。伝統を守りつつも洗練されたファッションやライフスタイルは、国民の憧れであり、お手本ともいえるでしょう。

圧倒的な注目度を誇るのは、やはりイギリス王室。スウェーデン、デンマーク、ノルウェーのロイヤルキッズたちの人気もかなりのものです。

日本でもロイヤルキッズの遊ぶおもちゃ、着ている服までを細かく分析した女性誌を多く見かけます。近頃よく取り上げられているのは、スウェーデン王室のエステル王女。気品のある美しさと無邪気な愛らしさが大人気です。

魅力を感じる4つの理由

1.生まれながらの王族であることへの憧れと敬意
国の君主の一族に誕生した後継者であるロイヤルキッズは、生まれながらにして王族であり特権階級です。この「選ばれし者」という風格が人々に憧れを感じさせるのでしょう。

特に君主制の歴史が長く、伝統と形式を重んじるヨーロッパの王室は、国民から憧れと敬意を持って注目されています。

2.品のある愛らしさ
キュートな容姿のロイヤルキッズたちですが、もちろんかわいいだけではありません。国民が敬愛してきたロイヤルファミリーの面影を残した王子・王女には、品格を感じる美しさと愛らしさが備わっています。

3.王族でありながら親近感が感じられる
一般の人にとって、国王・女王あるいは成人したロイヤルファミリーは、尊敬すべき人であり「雲の上の人」という感覚を持つ人も多いはずです。しかし赤ちゃんの頃から成長を見ているロイヤルキッズには、親戚の子どもに対するような親近感を抱くことも。

「王族であることへの敬意」と親近感を、同時に抱くことのできる存在がロイヤルキッズなのです。

4.最高峰のファッション・ライフスタイル・教育環境などが子育ての参考になる
国の象徴・リーダーを育成するために、ロイヤルキッズには最高の教育環境が用意されます。将来の外交に必要な礼儀作法やファッションセンスを学ぶため、生活のすべてが「その国の最高ランク」のもの。

品行方正で、清潔感のある身だしなみのできるロイヤルキッズを参考にしたいパパママは、世界中に増えています。

1.注目度No.1イギリス王室の3兄弟

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Lorna Roberts / Shutterstock.com
日本のメディアでもっとも取り上げられるロイヤルキッズといえば、イギリス王室のジョージ王子・シャーロット王女・ルイ王子の3兄弟ではないでしょうか。3人の両親は、イギリスの王位継承権順位第2位のウィリアム王子とキャサリン妃です。

長男【ジョージ・アレクサンダー・ルイ・オブ・ケンブリッジ王子】
2013年7月22日生まれ。父親譲りの端正な顔立ちと、子どもらしい振る舞いが見る人を和ませます。父親であるウィリアム王子によると、「弟であるヘンリー王子(ジョージ王子からすると叔父さん)に似た面白小僧な一面」もあるそう。

長女【シャーロット・エリザベス・ダイアナ・オブ・ケンブリッジ王女】
愛くるしいルックスと、派手すぎないガーリーな装いでファッション誌を飾ることも多いシャーロット王女。2015年5月2日に誕生しました。

社交的でおしゃまな性格に外交の才能を感じる声は多く、ハイブランドファッションで固めない等身大のおしゃれも人気の理由です。ロンドンで人気の子ども服店アマイアキッズなど、一般の人にも手が届くものも身につけています。

次男【ルイ・アーサー・チャールズ・オブ・ケンブリッジ王子】
2018年4月23日生まれとまだ幼いため、公式の場に出ることも少ない王子ですが、その天使のような寝顔ショットは世界中の人を笑顔にしました。両親と兄姉に愛されて、健やかに育っています。

キリスト教の入信に際して行われる洗礼式では、ジョージ王子とシャーロット王女も着用したお下がりのガウンを着用。このガウンは2007年より、ロイヤルベビーの洗礼式で使われてきました。1841年のヴィクトリア王女の洗礼式から160年以上も使われてきた、歴史あるガウンのレプリカです。

子育てについて

ウィリアム王子とキャサリン妃が子育てで心がけていることは、一般家庭でも行えることばかりです。
そのいくつかを見てみましょう。

・マーケットで食材を購入し自炊。家族全員で食卓を囲む。
・家族でレジャーへ出かけ、外食もする。
・友だちと自由に遊ぶ時間を大切にする。
・就寝前には読み聞かせを行う。

王族として育てるというよりも、ひとりの人間として健やかに育ってほしいという親心が感じられます。

2.スウェーデンの希望・エステル王女とオスカー王子

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スウェーデンの王位継承権第1位ヴィクトリア皇太子と、ヴェステルイェートランド公爵ダニエル王子の間に誕生したエステル王女とオスカル王子。幼いながらも洗練された美しさから注目を集めています。
Princess Estelle, Duchess of Östergötland - Wikipedia (110480)

CC BY-SA 4.0/Bengt Nyman
長女【エステル・シルヴィア・エヴァ・メアリー王女】
2012年2月23日生まれで王位継承順位は第2位。美形ぞろいと言われるスウェーデン王室でも「天使のよう」と絶賛されています。礼儀正しい言葉遣い、立ち振る舞いのなかに垣間見える、おちゃめな一面にメロメロになる人が多いようです。

母親であるヴィクトリア皇太子との、キュートな親子コーデでも知られています。ハイブランドの洋服から民族衣装まで着こなす姿は、すでに立派なファッションリーダー。日本でもっとも注目を浴びるロイヤルキッズのひとりです。

File:Prince Oscar, Duke of Skåne in 2018.jpg - Wikimedia Commons (110479)

CC BY-SA 4.0/Frankie Fouganthin
長男【オスカル・カール・オーロフ王子】
2016年3月2日生まれ、王位継承順位は姉に継いで第3位です。穏やかな性格で、姉であるエステル王女と遊ぶのが大好きなオスカル王子。フォーマルな服をきちんと着こなしつつも、ときおり見せるおどけた表情が何とも癒されます。

スウェーデン王室御用達・知育玩具「BRIO」

スウェーデン王室では、子どもの豊かな感性と運動能力を伸ばす知育玩具「BRIO」のおもちゃを子どもたちに与えています。

シンプルがゆえに飽きがこない木やプラスチック製のおもちゃは、乳幼児がなめても安全な素材・塗料を使用。頑丈にできているため、ちょっとのことでは壊れません。月齢・年齢に合わせて自由に選べる「発達対応型おもちゃ」として、日本でも高い人気を誇っています。

3.デンマーク王室の人気者「双子の王子と王女」

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モデルとして活躍するニコライ王子を筆頭に、端正なルックスの王子・王女ばかりのデンマーク王室。国民との距離が近く、親しみやすいロイヤルファミリーのなかでも、ヴィンセント王子とヨセフィーネ王女の双子兄弟の人気は、ずば抜けています。

【ヴィンセント・フレデリック・ミニク・アレクサンダー王子】
【ヨセフィーネ・ソフィア・イヴァロ・マティルダ王女】
双子のロイヤルキッズは、2011年1月8日生まれ。王位継承順位第1位のフレデリク王太子とメアリー妃の第3子・4子です。

凛々しさと愛らしさを兼ね備えたヴィンセント王子と、気品溢れる優しい表情が魅力のヨセフィーネ王女。上品なトラッド寄りの彼らの双子コーデは、一般の人にも取り入れやすく、熱い注目の的になっています。

フォーマル着・普段着・通学スタイル、すべてが自然体でおしゃれに感じてしまうのは、ヴィンセント王子とヨセフィーネ王女の品格ゆえなのかもしれません。

幸福度ランキング1位「王室の子育て法」

国民の幸福度ランキング1位の常連国になりつつあるデンマーク。そんなデンマークのフレデリク王太子とメアリー妃が子育てで重要視しているのは、「子どもの自主性と主体性」だといいます。

ロイヤルキッズともなれば、ピンチに陥る場面は一般家庭の子どもよりかなり少ないはず。助言してくれる、助けてくれる大人は周りにたくさんいます。その一方、自分で考え、乗り越えるチャンスも少ないと言い換えられるでしょう。

そこでフレデリク王太子とメアリー妃は口を出しすぎず見守ることで、王子・王女の健全な成長をサポートしているのです。

4.スペインの宝「レオノール王女とソフィア王女」

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zixia / Shutterstock.com
スペインのロイヤルキッズといえば、レオノール王女とソフィア王女が有名。「スペイン 王女」を検索すると、関連語彙として「かわいい」が続けて出てくるほどの人気です。

レオノール王女とソフィア王女は姉妹。スペイン国王フェリペ6世とアストゥリアス公妃レティシアの長女と次女で、王位継承順位第1位・第2位です。公務・通学・バカンスと、TPOに合わせつつもトレンドを取り入れたファッションは、悪目立ちしない上品さが際立ちます。

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zixia / Shutterstock.com
長女【レオノール・デ・ボルボン・イ・オルティス王女】
次女【ソフィア・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・オルティス】
2005年10月31日生まれの長女、そして2007年4月29日生まれの次女。国王フェリペ6世と元国営放送キャスターであるアストゥリアス公妃レティシアの、美貌と知性を受け継いだふたりです。

品格のある華やかな美しさと王族らしい立ち振る舞いは、世界のメディアからも注目されています。ハイブランドで大人と同じような服装を好むセレブキッズが多いなか、スペインブランドNanos(ナノス)やPili Carrera(ピリカレラ)のような、自国の子ども服ブランドを着こなす点も高い高感度の理由です。

国王自ら保護者会へ「父親参加の育児」

スペイン国王フェリペ6世とレティシア妃が、子育てにおいて大切にしているのは以下のふたつ。

・一般家庭と同じような学校生活を子どもに送らせる。
・学校行事には両親そろって参加する。

このため保護者会、お祭りなどの学校行事は一般家庭の保護者と同じように参加します。映画、美術鑑賞、レジャーなども家族全員で楽しむことが多いようです。レオノール王女とソフィア王女にとって最適な教育環境を、国王夫妻が協力して作り上げている姿は「普通の家庭のパパママ」と変わりません。

ロイヤルキッズから学ぶ・子どもの心の育て方

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ヨーロッパのロイヤルキッズは幼児期から人前に出て、挨拶をしなくてはなりません。その国の伝統作法を覚えつつ、個性を活かした表現を大衆の前でするには自主性が必要です。

このため国王・国王妃は自分の子どもでありながら「公人」であるわが子に、愛情を注ぎながらもときに厳しく接しています。自ら考え行動する自主性と主体性が、国のリーダーには必須だからでしょう。

ここから学ぶことができるのは、子ども自身に考える時間を与えることの大切さ。子どもの「できない」「分からない」「パパママがやって」に対して、「できるよ」「考えてごらん」と声をかけ、少し様子を見てみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

AOTANAOAO
AOTANAOAO

2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。