2017年8月21日 公開

手作り布絵本が100均で簡単!縫わずに貼るだけでできる!

布絵本作り、やってみたいと思っても、縫い物が苦手などの理由や、手間がかかるからと思って避けていた方は多いのでは。100均の材料で縫わずに、あっという間に完成し、しかも仕掛けもたっぷりのかわいい布絵本の作り方をご紹介します。

布絵本とは?

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布絵本の特徴は、 見て触って遊べるよう、カラフルな色彩と素材の違いによる感触が楽しめること。

一般的に0歳~生後18カ月くらいと対象年齢が低いのも特徴です。

市販品では、はらぺこあおむしの「どこでもソフトブック」、アンパンマンの「しかけいっぱい!布えほん」が、低年齢から楽しめ、 フック付きで持ち運びもしやすく大人気。動物がいっぱい登場するフィッシャープライスのおでかけ布えほんシリーズや、フランスの絵本「くいしんぼうルールー」を布絵本にした商品も評判です。よだれなどで汚しても洗えてお手入れもしやすく、シャカシャカ音がして楽しいなどの楽しさもあります。

他のおもちゃより、早くから赤ちゃんが反応を示すことも多く、また、口に入れてしまっても安心して遊べるおもちゃとしてパパママにも喜ばれるので、友達のベビーシャワーや出産祝いのプレゼントにもおすすめですよ。
今回は、赤ちゃんだけでなく、2〜6歳頃でも楽しめる布絵本を、簡単に手作りする方法をご紹介します。特に、ごっこ遊びが楽しめる頃なら、想像の幅を広げられる工夫が満載です。基本的には洗えず、小さいパーツが多いので、誤嚥を防ぐため、口に入れない年齢からがおすすめです。

100均で揃う布絵本の材料と用具

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フェルトとアルバム、カバンテープはダイソー、フェルトのコースター、レースのリボン、ぬいぐるみとカバンキットはキャンドゥで、カット済みのフェルトはワッツ(ダイソー、キャンドゥでも販売あり)で購入。
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2、3歳頃は、物語の内容や、ごっこ遊びも楽しんでくれるようになります。

ストーリーや要素を考えて細かいパーツを切り貼りして作り、縫い付け、製本して仕上げる布絵本作り。さまざまに遊べて楽しい仕掛け絵本にすれば、長く遊べそうですし、子どもも喜んでくれそう!

100円ショップで手芸用品を見ていた時に、縫わずに簡単にできる方法を思いつきました。まずは材料と用具を紹介します。

【基本の材料】
・フォトアルバム(リング型、リフィル付き)
・フェルト
・カバンテープ
・レースやリボン
・コースターやカットフェルト
・マスコットなど(既製品でも)

他に目玉シール、ファスナー、面ファスナー、バイアステープを使いました。

【用具】
・布用接着剤(手芸用ボンドなど)
・布用ハサミ(普通のハサミでも代用は可能です)

接着剤用のヘラ(粘土用でも)、爪楊枝や綿棒があると便利です。

針や糸は不要です!

縫わない布絵本作り・土台のポイント

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布絵本作りの難関は、実は製本です。よく知られている布絵本の作り方は、1ページずつ作りこんでから縫い合わせ、最後に製本します。ところが、分厚くなってしまってうまく閉じなかったり、ずれたりしがち。

これを解消するため、既製のフォトアルバムとリフィルを台紙にすることにしました。Lサイズの写真が貼れるリフィルは100円ショップで販売されている18×18cmのフェルトを貼るのにもぴったりのサイズ。また、リフィルを差し替えたり、間に写真も入れて楽しむことだってできます。

そして、最初に表紙と台紙を全て仕上げてしまい、そこに貼り付ける形で絵本作りを進めます。

この絵本の難点は洗えないこと。ですので、よだれが多い月齢の赤ちゃん向けには不向きです。また、ちょっと重さが出ること、縫ったものに比べると強度は落ちます。剥がれないよう、しっかり押し付け、ゆっくり乾かしながら作業するのがポイントです。

1:布絵本の表紙を作る

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アルバムの表紙に直接フェルトを貼り付け、カバンテープで補強し、さらに持ちやすくします。
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ずれないよう、ぴったり貼るためには両面テープも併用するのがオススメです。特に角はギリギリまできっちりと。まず表紙を貼り、余分は裏側に折り込んで、台紙のサイズにカットした裏表紙用のフェルトを貼ると仕上がりが綺麗です。
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表紙と裏表紙にフェルトを貼ったら、次に、ポケットになるフェルトとレースをカットし、接着剤で貼ります。その上に、取っ手になるようにカバンテープも接着剤で接着します。

最後に、表表紙と背表紙をつなぐ動く部分にバイアステープ、背表紙にカバンテープを接着して折り込んだら完成。

補強したい箇所はクリップなどで止め、乾かします。

<コツ>
・フェルトはアイロンをかけるなどしてなるべくまっすぐ綺麗な状態にしてから作業すること。
・表紙は曲げた状態と開いた状態で確認すること

2:中ページの台紙を作る

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接着剤を前面に塗り(ヘラで伸ばすと綺麗です)、シワにならないように気をつけて角を合わせ、フェルトを貼ります。両面貼ったら、辞典などで重しをして(はみ出た接着剤がつかないよう注意)よく乾かします。

完全に乾いたら、余った部分をハサミで切り落とし、リングが通る穴の部分に先の尖ったもので穴を開けます。
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3:布絵本のマスコット(主人公)を作る

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主人公のマスコットが冒険していく布絵本にしたかったので、全て細かくパーツが切られて、毛糸を通すだけになっているぬいぐるみセットを買いました(これも100円!)。綿を入れるとボリュームが出すぎたので、入れないものを作り直しました。が、15分で完成!接着剤で貼り合わせるだけでもできます。

無くさないよう、リボンを接着剤で貼り、絵本に固定しました。

既製品のマスコットなどで代用しても良いですし、無くても大丈夫です。

4:ページのデコレーションをして完成!

ストーリー、仕掛けなどを、手持ちのパーツを見ながら考えます。最初に大体配置してあとは作りながら考えていっても良いでしょう。

キノコのパーツが多かったので、「クマさんが、リンゴのなる不思議なキノコがあると聞いて、シカさんやリスさんに聞きながら探検して探す」というストーリーにしました。

ではじっくりご紹介します!

布絵本の表紙

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表紙と裏表紙は色違い。どちらもポケットが付いていて、このクマちゃんやちょっとした小物が入れられるバックのようなデザインです。

布絵本の1、2ページ目

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クマちゃんの冒険のはじまり。リンゴのなる不思議なキノコを探すべく出かけました。まず出会ったシカさんに聞きます。「知らないなあ。あのピンクの樹の根元にキノコがあるよ、探しに行こう!」
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すでにカットされているフェルト、コースター、レース編みされたお花のモチーフ、レースを全て接着剤で貼っただけです。

布絵本の3、4ページ目

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「あ、ブランコだ!漕いでいるうちにいいアイディアが浮かぶかも?」一方、シカさんはリスさんに聞きました。「こっちのバスケットの中にリンゴとキノコがあったよ!」「うーん、探しているものとは違うみたいだけど」
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小さなバッグができるセットのパーツを一部利用してレースリボンと合わせてブランコを。ゆらゆら揺らして遊べます。

布絵本の5、6ページ目

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リスさんが教えてくれたのは大きな卵!めくると中にはキノコ!こっちは中からお花が!でも、探しているのはリンゴがなる大きなキノコなのです。
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イースターシーズンに売られていたイースターエッグ型のコースターを利用。左の卵は上をレースリボンのみで固定し、めくれるようにしています。また、右の卵からはリボンが飛び出していて、通しているお花を動かせます。

布絵本の7、8ページ目

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やったー!ついに森の奥深くに大きなキノコを発見!リンゴは食べ放題!
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キノコには丸型の面フファスナーを貼り付け、リンゴが取り外しできるように。左のカラフルな袋のファスナーを開いて中に収納できます。

最後に

ハンドメイドの良さは、好み通りにカスタマイズできること。小さなカバンを持ち歩くのが大好きな娘のために、好きな色やテイストでデザインし、中にも一番好きな遊具であるブランコを登場させたら、お気に入りページになりました。

また、ストーリーはあってないようなもの。開く度ごとに新たな物語を生み出せるのも、抽象的な布絵本の魅力の一つです。

世界で一冊の布絵本作り、作るのも遊ぶのも、親子で一緒に楽しんでみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。