2018年3月29日 公開

赤ちゃんを連れて飛行機で旅行に行きたい!乗せるときの注意点

はじめて赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るときは、不安が大きいですよね。筆者は息子が1歳のときから、片道10数時間、乗り換え2回の飛行機旅を母子でしています。その経験から、パパママが少しでも安心して赤ちゃんと飛行機の旅行ができるような情報を紹介します。

赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?

 (90794)

Zastolskiy Victor / Shutterstock.com
日本の大手航空会社(レガシー・キャリア)のANA(全日空)とJAL(日本運輸)の国内線・国際線の場合、赤ちゃんが飛行機に乗れるのは生後8日目からです。格安航空会社(LCC)や海外の航空会社では、生後7日~生後14日ぐらいから赤ちゃんの搭乗を認めている場合が多いです。

世界保健機構(WHO)の International Travel Health には、健康な赤ちゃんは生後48時間以上であればフライト可。けれども、生後7日まで待つのが望ましいと書かれています。

赤ちゃんの飛行機代は必要?

 (90791)

Tropical studio / Shutterstock.com
ANAとJAL の場合、赤ちゃんの飛行機代は国内線か国際線か、大人が同伴する子どもの人数などで変わります。

国内線

ANAとJALの国内線では、3歳未満の幼児1名が大人のひざの上に座る場合は無料です。ただし、3歳未満でも座席が必要な場合は、小児運賃(大人運賃の約50%)になります。座席を利用しない場合も、お子さまの名前の航空券が必要なので、注意してくださいね。

国際線

ANAとJALの国際線では、2歳未満の幼児1名が大人のひざに座る場合は、大人運賃の10%の運賃です。ただし、2歳未満が1人で座席を使用する場合は、小児運賃(大人運賃の75%)になります。生後まもなくても国際線の搭乗にはパスポート、お子さまの名前の航空券が必要です。

大人が同伴できる幼児の人数と運賃

 (90793)

NadyaEugene / Shutterstock.com
国内線・国際線問わず、大人1人が同伴できる幼児の人数は2名までです。ただし、大人のひざの上に座れるのは1名です。ですから大人1名、幼児2名の場合は、最低でも同伴者として幼児1名分は小児運賃を支払い、座席を確保する必要があります。

また、出産予定日から28日以内の妊婦が同伴できる幼児は1名のみです。赤ちゃんをひざに座らせることはできないので、小児運賃を支払います。

赤ちゃんと飛行機に乗るときの注意点

座席の選び方

 (91315)

Stanislaw Tokarski / Shutterstock.com
赤ちゃんと飛行機に乗る場合、移動がしやすいことと他の乗客になるべく迷惑がかからないことが座席選びのポイントです。たとえば、国際線で、両窓側3席、中央4席の場合、親子3人での旅であれば、窓側から3席を選びます。

ただし、親子2人のときは、中央座席の通路側を選びましょう。そうすることで、隣の乗客に声をかけずに移動することができます。また、子ども連れの身では、隣の乗客の移動のためにすぐに席を立ったり席の前の通路をあけることが難しいです。そういう意味でも、中央座席の方が、隣の乗客は自分とは反対側から通路に出てもらうことができるのでおすすめです。

ベビーベッドやバシネットを使用する際は、選択できる座席が限られます。料金は別にかかりませんが、事前に航空会社に確認をしてから航空券を予約しましょう。

耳抜きの方法、食事、授乳の仕方

 (90789)

Romrodphoto / Shutterstock.com
〇耳抜きの方法
飛行機の離着陸のときに、赤ちゃんはあまり耳が詰まらないといわれています。けれども、気圧の変化で耳が痛くなったり、違和感を持ったりすることはあるようです。耳の痛みを予防するために、離着陸時には、母乳、ミルク、白湯など、何か飲み物を飲ませるようにしましょう。また、おしゃぶりにも耳の不快感を予防する効果があります。

〇食事
国際線など長時間のフライトの場合は、事前に予約をすれば離乳食や幼児食が用意されます。けれども、食べ慣れたものを持参するのがおすすめです。粉ミルクも機内に用意されていますが、飲み慣れたものを持参しましょう。粉ミルクはキャビンアテンダントにお願いすれば、お湯を入れて作ってもらうことができます。

〇授乳の仕方
授乳は座席でできるように、授乳用のケープなど胸元を隠すためのものは忘れずに持っていきましょう。赤ちゃんが吐いてしまったときに必要なガーゼや着替えはひとつにまとめて、前の座席の下の取り出しやすい場所に置いておくのがおすすめです。赤ちゃんの着替えだけではなく、ママの着替えもお忘れなく。

おむつの交換の仕方

 (91327)

kanyaphak nakalekha / shutterstock.com
国内線・国際線ともほとんどの機体には、おむつの交換台があるトイレがあります。ただし、離着陸のときなど、シートベルト着用サインがついているときは利用できません。ですから、飛行機に乗る前、着陸準備に入る前におむつのチェックをしましょう。

ベビー用品で飛行機に持ち込めるもの、持ち込めない物

 (90795)

FamVeld / Shutterstock.com
液体の持ち込みが禁止されている場合でも、ベビーミルクやベビーフードは対象外なので必要量は機内に持ち込むことができます。事前に絞った母乳も必要量は持ち込み可です。これらのものは、空港の保安検査場で他の手荷物とわけて検査官へ申告します。

ベビーカーは、機内持ち込み手荷物のサイズ以内に折りたためるものは持ち込み可能ですが、使用できるのは搭乗口の前までです。大きなベビーカーは持ち込めないので預けます。

乳幼児との飛行機での旅行の準備や手荷物については、以下の『乳幼児と飛行機……でも準備が万端なら怖くない!』の記事も参考にしてくださいね。

飛行機内で赤ちゃんが大泣き!泣き止ませる方法

 (90796)

ElRoi / Shutterstock.com
赤ちゃんが泣いてしまうと、周りの視線が気になりパパママも不安になりますが、まず落ち着くことが大切です。泣いている原因(お腹がすいている、暑い、寒い、鼻づまり、耳の違和感、うんちなど)を冷静に考えて対応をしましょう。

授乳期間中でしたら、飛行機で大泣きした赤ちゃんを泣き止ませるには授乳が効果的です。また飛行機の後方など、他の乗客の視線が気にならないところに移動をしてあやすと、落ち着く場合があります。お気に入りのおもちゃ(音のならないもの)も赤ちゃんを泣き止ませるのを助けてくれるでしょう。

ANAやJALには、赤ちゃんや子どもとの飛行機での旅行を快適にするサービス(ベビーカーの貸し出し、優先搭乗など)があります。各航空会社のホームページを事前に読んでおき、便利なサービスはどんどん利用してくださいね。また、疑問や不安なことは航空会社に問い合わせをしておきましょう。

赤ちゃんと安心な飛行機の旅を

赤ちゃんとの飛行機の旅は何かと不安になるものですが、パパママがどっしり構えて赤ちゃんに不安な気持ちが伝わらないようにすることが大切です。事前にきちんと準備・対策をしておくことで、想定外のできごとが起こっても落ちついて対処できるのではないでしょうか。赤ちゃんと快適なフライトが楽しめるといいですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

RECOMMEND この記事を読んだあなたにオススメ

乳幼児と飛行機……でも準備が万端なら怖くない!

乳幼児と飛行機……でも準備が万端なら怖くない!

乳幼児を連れて一緒に飛行機に乗ることは一大イベントのひとつ。何度か乗っている筆者も最初は非常に怖かったものです。行き先によっては長時間拘束されることになり...
帰省時の子連れ新幹線を乗り切るコツ【経験から裏技も伝授!】

帰省時の子連れ新幹線を乗り切るコツ【経験から裏技も伝授!】

子連れ新幹線は不安でいっぱいですよね。筆者は長男が2歳のときから年に2度、帰省で東京から新大阪まで新幹線を利用しています。次男出産後も筆者1人で!赤ちゃん...
赤ちゃん体操で子どもの発達を促す!ベビーマッサージとの併用やおすすめの体操方法

赤ちゃん体操で子どもの発達を促す!ベビーマッサージとの併用やおすすめの体操方法

赤ちゃん体操を子育てに取り入れたい!赤ちゃんとコミュニケーションを楽しみながら発達を促してあげたい!と考えているパパママも多いのでは。赤ちゃん体操の効果や...
赤ちゃんと一緒に旅行に行けるのはいつから?便利な持ち物を解説

赤ちゃんと一緒に旅行に行けるのはいつから?便利な持ち物を解説

赤ちゃんが生まれたら、いつから一緒に旅行へ行けるのか気になりますよね。月齢が低いとあまりに長期の旅行は難しいかもしれませんが、兄妹がいると赤ちゃんに合わせ...
オムツのおすすめ12選|選ぶポイントから使用後の処理法まで

オムツのおすすめ12選|選ぶポイントから使用後の処理法まで

赤ちゃんの肌は大人よりもずっとデリケートです。いつも身に着けるオムツは、特に気を配ってあげたいでしょう。肌トラブルを避けるには、赤ちゃんの成長・用途に合わ...

WRITER

LOA LOA  カナダ在住のフリーライター。Web媒体で子育てや語学学習についての記事を多数執筆。8歳の息子が0歳のときからはじめた絵本の読み聞かせは、今では私たちの生活になくてはならないものになっています。これまでに息子と読んだ絵本や児童書は、日本語、英語、フランス語を合わせて数千冊。息子が笑顔になる絵本を見つけるのが喜びです。