2017年11月7日 公開

布団を蹴飛ばしてしまう赤ちゃん・幼児に!冬の夜の寒さ対策

赤ちゃん・幼児は寝ている間に布団を蹴飛ばしてしまうことが多いです。冬の寒い夜、何もかけずに寝ている子どもに気づいて驚くパパママは多いのではないでしょうか。冬は免疫力が下がる時期。赤ちゃん・幼児の体温低下を防ぐため布団やパジャマを工夫してあげましょう。

寒くても布団を蹴飛ばすのはなぜ?

真冬の寒い夜でさえ赤ちゃん・幼児は布団を蹴飛ばしてしまいます。気づいたパパママが慌てて布団をかけ直しても、すぐにまた蹴飛ばしてしまうので困った経験がある方も多いのでは?

大人はしっかり布団をかけていないと、寒くて目が覚めてしまうのに、子どもは何故布団を蹴飛ばすのでしょうか?理由は3つあります。

1.成長ホルモンの分泌と脳・体の休息のため

赤ちゃん・幼児が眠いときは手・足が温かくなります。平常時と比べると1℃以上高いこともあります。これは脳・体の休息のため体内深部の温度を下げて、手の平・足の裏から熱を発散させているからです。また、熱を発散させることで成長ホルモンが分泌しやすい体内温度を保つことができます。

身体と脳をしっかり休ませ、成長するためには手・足が自由な状態であることが大切。成長著しい赤ちゃん・幼児が布団から手や足を出してしまうのは仕方がないことだといえるでしょう。

2.大人に比べて体温が高いため

赤ちゃん・幼児の平熱は、大人に比べて0.5℃~1℃以上高いです。夕方から入眠時は37℃超えすることも。そのため、パパママが快適と感じる室温・パジャマ・布団の枚数では暑く感じてしまうのです。

大人の感覚で保温性の高いパジャマを着せて、布団をしっかりかけるのはNG。寝ている間に熱が体内にこもり、汗ばんでくると布団を蹴飛ばして熱を発散させようとします。

3.睡眠周期が短く寝返りが多いため

人は2種類の睡眠を繰り返して休息をとります。「眠りが浅く、夢を見るレム睡眠」と「深い眠りであるノンレム睡眠」です。レム睡眠中は寝返りや寝言が多くなります。

大人の睡眠周期は約90分。それに対して新生児は約40分~50分、2歳~5歳は約70分~80分と短い周期となっています。

睡眠時間が長く、かつ睡眠周期の短い赤ちゃん・幼児は寝返りする回数も多くなるのです。

冬の夜、丸出しにならない布団のかけ方

手足まですっぽり掛け布団でくるむのは赤ちゃん・幼児にとっては暑過ぎることが多いです。どうしても手足が布団から出てしまう場合は、胴体部分だけしっかりとかけてあげればOK。手足を出して胸・お腹だけにふんわり布団をかけると、蹴飛ばし&跳ね除けも減らせるはずです。

ただし、暑がりな赤ちゃん・幼児も、お腹周りは冷やさないよう注意が必要です。免疫細胞の約60%は腸に存在しているとされています。そのため、お腹の冷えは免疫機能の低下と体調不良につながりやすいのです。お腹を暖かくし、免疫機能を活性化させることで、さまざまな細菌・ウィルスに負けない体を目指しましょう。

幼児向けの布団・パジャマの選び方

厚手の毛布やフリース素材のパジャマは一見ふわふわして暖かそうですが、赤ちゃん・幼児にとっては暑苦しい場合も。子どもが自由に動けて、寝冷えしない寝具・パジャマとはどのようなものでしょうか。

おすすめ素材は綿

寝具・パジャマともに綿100%がおすすめです。綿は吸水性と通気性の高い細かい繊維。汗をかくとその水分を吸い取って、すばやく外へ発散します。

体温が高く、汗かきな赤ちゃん・幼児の肌環境を整えて、体温調節機能をサポートしてくれるでしょう。

厚みの少ない、軽いもの

赤ちゃん・幼児の場合には、真冬でも厚みの少ない軽い寝具やパジャマがおすすめ。寝具は通常の厚さのシーツと薄い羽根布団に綿毛布1枚で十分です。パジャマは肌着&パジャマ(長肌着)でちょうど良いはずでしょう。

肉厚な毛布や厚みのある掛け布団は、赤ちゃん・幼児にとっては重く感じます。圧迫感から蹴飛ばしてしまうことも。保温性が高い毛足が長めのものも、体温が上がり過ぎるので注意が必要です。

寝冷え防止のお助けアイテム

フリース素材のシーツや着る毛布は、体温の高い赤ちゃん・幼児にとっては寝苦しいかもしれません。保温性が高いため汗を大量にかき、寝冷えを招いてしまうことも。体の自由を妨げずに、体温調節機能サポートする「寝冷え防止グッズ」は3つあります。

1.スリーパー

スリーパーはパジャマの上から着るだけで、体を包み込んで保温します。寝相が悪くて布団から出てしまっても安心な「着る布団」です。

ノースリーブ・半袖・長袖・足が分かれているもの・スカート状のものなど、かたちはさまざま。素材は綿・フリース・羽毛が代表的です。

2.つなぎパジャマ

カバーオールタイプのパジャマは、赤ちゃんだけではなく幼児にもおすすめです。上下がつながっているので、寝返りでお腹が出てしまう心配がありません。セパレートタイプのパジャマでも、スナップで上下がつなげられるものもあります。

3.腹巻

体調管理の要であるお腹を重点的に守れる腹巻。前開き式、履かせるタイプがあります。サイズが合っていないとずり上がることがあるので注意しましょう。パジャマのズボンと腹巻が一体化しているものもあります。

室温・湿度にも要注意

寝具を工夫しても布団を蹴飛ばしてしまうようなら、室温と湿度を確認しましょう。暖房のかけ過ぎで、赤ちゃん・幼児にとっては暑い室温になっているかもしれません。快適な室温は20℃~23℃。パパママが寒くても、暖房をつけっ放しで就寝するのは避けましょう。

なお、暖房機器は空気を乾燥させるものが多いので、必要に応じて加湿器を使うのもおすすめ。湿度は50%~60%が感染症予防に有効とされています。

布団を蹴飛ばさないように工夫してあげよう

大人と子どもでは、暑さ・寒さの感覚が違います。赤ちゃんや幼児が寝ている間に冷えないようにするには、さまざまな工夫が必要です。親子ともにぐっすり眠るために、子どもにぴったりなグッズを用意する、ちょうど良い室温・湿度をキープするといった配慮をしてあげましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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aotanaoao aotanaoao  小学1年生の娘を育てる兼業主婦です。遊びながら知育できることを日々模索中。 英会話教材、学習テキストを使ってマイペースで家庭学習を楽しんでいます。