2019年1月21日 公開

無痛分娩、お願いします!ところが……?出産編(3)【英国すくすくレポ】

前回の【英国すくすくレポ】の出産編(2)では、陣痛間隔はまだ4分でも痛いので、湯舟に浸かってみたら……。あれ?痛みが和らいだけど、陣痛が消えちゃった!?そんな状況に嘆き悲しんでいた私ですが、陣痛促進剤でなんとか痛みが再開!無痛分娩をお願いしたのですが……。

陣痛が遠のいてしまい、病院で一晩過ごしてしまった

陣痛が遠のいた後は、ときどき痛みで目が覚めたものの、私は病院のベッドで意外としっかり睡眠をとれました。

が、それに対して、ベッドなしの椅子のみで一晩過ごした夫は、疲れモード全開でなんだか申し訳ないほどのオーラを放っていました。

ごめんよ……。
陣痛がしっかりと再開しなかったこと、すでに破水していることから、朝7時半の予約で陣痛促進剤の使用を予定していた私は、一人病院に残りました。

そして待ち時間の間、ふと母が言っていた言葉を思い出しました。

病院側から微弱陣痛だと言われたわけではなかったのですが、もしかしたらその可能性もあったのかもしれません。

とはいえ、もうとにかく産むしかありません。前進あるのみです!

個室ではなく、大部屋のベッドで待機することになり、横になっていると、

朝ごはんに、イチゴジャムとマーガリンのトーストを持ってきてくださいました。なんともイギリスらしいと思いつつ、「いただきまーす」。

その後に、再度内診をしたのですが、子宮口は相変わらずの3cm。お産が、す…進まない!!

そして、予定通りに陣痛促進剤(錠剤)を飲んで、1時間歩くように指示がありました。

病院の長い廊下は、ぐるっと1周まわって戻ってこれるような作りになっていたので、ひたすら歩くうちに陣痛が再開。

だんだんと痛みが増して、我慢するのが辛いほどに……。陣痛のたびに痛さで固まりながらも、廊下を歩き続けて、やっと内診。しかし、まだ4cm。

もうやだー!痛いよー!と泣きながら、もうこれ以上の痛みは精神的に無理かもしれないと感じ……

無痛分娩(エピデュラル/硬膜外麻酔)をお願いしました。

子宮口が5cmにならないと使えないということで、それまでガス&エアーで耐えていたのですが、とにかく痛くて痛くて……本当に辛かったです。

ミッドワイフが再度内診をしたところ、やっとOKが出て、エピデュラルを使えることに。麻酔科の先生が登場したときには、輝く救世主に見えました。

エピデュラルをするときは、まずその管を入れるための、もう一つの管と針を先に挿入しなければなりません。

このとき、体をできる限り丸めて胎児のような姿勢にならないといけないのですが、丸まったところで陣痛が来ることが何度かあり、なかなかスムーズにいかず!(間違って挿入すると非常に大変なことになるので、管と針を入れるときは、絶対に絶対に何があっても動かないように、と言われてすごく緊張しました)。

怖いのと、挿入するために先に使う麻酔がすごく冷たくて不快なのもあって、近くにいた看護婦さんの手を握らせていただきました。握りつぶさなくて良かったと思うほど、たぶんすごい力で握りしめていた気がします。

エピデュラルが効いた後は、子宮口が10cm開大になるまで待つ必要があるのですが、痛みもなく夫と赤ちゃんの話題で和やかに過ごすことができました。まさに、地獄のような痛みから天国のようなリラックスした状況に一変。

ミッドワイフはシフト制で働いているそうなのですが、ちょうどこの日、夜9時から私の担当に入ってくださった方が、以前より何度か検診等でお世話になっているリサさんでした。
リサさんと私と夫の3人で、子宮口が10cmになるまでのんびりと待っていたのですが、そのうちに胎児の心拍数を計るモニターに、あまり良くない数値が……。

ドクターや研修医など数人の医師も入室し、ミッドワイフのリサさんと「あまりに長引くようならば帝王切開の方が良いかもしれない」と話し合いがはじまりました。

次回の出産編(4)に続きます。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

いしこがわ理恵 いしこがわ理恵  在英11年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。