2017年6月9日 公開

新・都立多摩図書館がすごい!①親子で1日楽しめるその魅力とは?

児童青少年資料と雑誌のサービスを柱としている都立多摩図書館。2017年1月に立川市から国分寺市に移転し、ますます充実したサービスを受けられるようになりました。今回は児童青少年資料担当の浅沼さゆ子さんに館内を案内していただきながら、親子で楽しめるポイントをうかがいました。

緑に囲まれた、明るく快適な「都立多摩図書館」

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多摩図書館は、JR西国分寺駅から徒歩7分ほどの静かな住宅地にあります。

【所在地・電話番号】
東京都国分寺市泉町2-2-26 TEL 042-359-4020
【開館時間】
月~金 10:00~21:00 土・日・祝休日 10:00~17:30
【休館日】
館内整理日(毎月第1木曜日)、設備等の保守点検日(毎月1回)、年末年始(12/29~1/3)等
【アクセス情報】
JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅南口から徒歩7分
京王バス・寺83系統、寺85系統「いずみプラザ前」下車、徒歩5分
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最初に受付で入館証を受け取ります。こちらの吹き抜けになった入口はとにかく広くて明るい!
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館内に足を踏み入れてまず驚くのは、その広さと明るさ! 広々とした中央通路の左側は雑誌エリアで、約1,500タイトルもの雑誌が並んだ様は壮観です。棚が低いので、圧迫感もありません。
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大きな窓から見える木々の緑が気持ちいい!
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外に面した壁は全面ガラス張り。お隣にある武蔵国分寺公園の木々が目に飛び込んできて、まるでテラスにいるような解放感を味わえます。

また、随所に閲覧用のテーブルや椅子があるので、緑に囲まれた快適空間で、ゆったりと読書を楽しむことができるんです。
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自由に出入りできるグループ閲覧室
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中央通路の右側には、主に中高生向けの本が並んだ青少年エリア、子どもの読書や絵本に関する研究書が並んだ児童研究書エリアがあります。
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このエリアには大人が楽しめる文芸書もたくさん!
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「こどものへや」は、子ども目線の工夫がいっぱい!

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徹底した子ども目線でつくられた「こどものへや」
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さらに奥には、約1万4,000冊もの絵本や児童書、外国語の本などが並んだ「こどものへや」があります。ガラスの壁で区切られた部屋には常駐のスタッフがいるので、お子さんだけでも安心して本を選ぶことができます。

「ここでは、できるだけたくさんの本を面出し(表紙を見せる置き方)で並べています。そのほうがお子さんの興味を引きやすいんですよ」と浅沼さん。
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陳列には子どもが選びやすい工夫が
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本で世界の旅を!

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取材日の陳列はアジアの本
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本で世界を巡る旅に出かけよう!
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また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、世界各国の様子がわかるような本を並べた「本で世界を旅しよう」というコーナーを設置。まずはアジアからはじまって、今後は半年ごとにヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アメリカと5大陸を巡っていく予定なんだそう。これは大人でも興味をそそられちゃいますね!
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ハングルなど外国語の絵本もあって面白い!
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外国語の本も充実しています。英語の本はもちろん、中国語やハングルの本もたくさん並んでいてびっくり! 
外国籍のパパママたちにも、ぜひ教えてあげたくなりますね。

読み聞かせにぴったりの「えほんのこべや」

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「こどものへや」の一番奥には、靴を脱いで上がる「えほんのこべや」があります。棚には小さなお子さん向けの絵本が並び、「はらぺこあおむし」や「ぐるんぱのようちえん」、「もこもこもこ」など、人気絵本の大型本もたくさん置いてありました。

こうした大きな絵本を好き放題に読むことができるのは、図書館ならではの魅力ですよね。
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大型絵本もたくさんあって、ワクワクします
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「ここは近所の保育園のお散歩コースにもなっていて、絵本を一冊読み聞かせながら一休みなんて使い方もされているんですよ」と浅沼さん。

「平日の午前中は小さいお子さんとお母さん、午後になると学校が終わった小学生の子どもたちが多く来ますね。土日は利用者も増えて、閲覧用の椅子がいっぱいになってしまうこともあります。最近はお父さんが小さいお子さんを連れてきて、読み聞かせをしている姿もよく見かけます。えほんのこべやからお父さんの声が聞こえてくると、ああ、よいなあと思うんです。男の人の読み聞かせって、また雰囲気が違うんですよね」

そんな浅沼さんのお話から、図書館が家庭や地域の憩いの場になっている様子がうかがえます。

ママ同士の交流の場にも最適な「おはなし会」

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低い棚に面出しで置かれているので、小さな子でも選びやすい!
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0~1歳児向けの「わらべうたの会」、2~3歳児向けの「ウリボウの会」というおはなし会も隔週で開催されています。同じメンバーが定期的に集まることで子どもの成長がわかる、パパママ同士の交流の場にもなるということで、1年間の登録制になっているそうですが、残念ながら2017年度はすでに定員に達してしまったそう。

ほかにも、自由参加の小学生のおはなし会などさまざまなイベントがあるそうなので、ぜひwebサイトをチェックしてみてくださいね。

多摩図書館ならではの魅力とは

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最近の「本屋大賞」ノミネート作品がズラリ!
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都立図書館は通常の地域図書館とは違い、個人への貸出サービスは行っていません。ですから、人気の本や新刊本なども必ず館内に置いてあるというメリットがあります。

本を借りることはできなくても、こんなに居心地のよい空間で好きな本を読めるなら、毎日でも通いたい! お隣は広い公園なので、子どもが飽きちゃったら、ちょっと外に出て気分転換……なんて楽しみ方もできそうです。

次回は、魅力的な本棚の詳細、多摩図書館だからこそ出合えた絵本の面白エピソード、また素敵なカフェスペースなどもご紹介します。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

YUZU YUZU  フリーライター。東京都在住。出版社で書籍編集の仕事をしていましたが、夫の仕事の都合で2009年より台湾・台北へ。6年間の駐在生活中は娘二人を日本人学校に通わせながら、台湾師範大学の語学センターで中国語を勉強。帰国後はライターとして、主に台湾や子育てに関する記事を書いています。